著作権侵害の途中経過

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ユーチューブに載せている私の動画に使われている音楽に関して、4つの音楽に6件の著作権侵害があるという連絡が来ています。

それに対し、自分が使った音楽のパーツはそのパーツを発売したCD会社が著作権を保有し、自分はその使用許諾を得ていると反論しました。だからそれを同じように使って曲を作ったその曲の権利者から、パーツに関して著作権侵害を言われる筋合いはないと。

今のところ、6件の内、4件が申し立てを取り下げました。残るは二件のみ。これは私が反論をし、それに対して1ヶ月の猶予が設定されていて、その反論に対して申立者が反論をしなかった場合、自動的に著作権侵害の申し立ては取下げられます。

申し立てと言っても弁護士を通して言われているわけでもなく、著作権侵害を嫌がるアーティストや著作権管理会社がユーチューブと提携して著作権侵害を発見するユーチューブのプログラムに登録をしてあるんですね。で、そのプログラムが著作権侵害だと思われる動画や音楽に対して、「自動的に」著作権侵害の可能性有りと連絡を出すようになっているはず。定かではありませんが、人間がいちいち確認しているわけじゃない。だから人間ならすぐにわかるであろうことがプログラムには判断が出来ないのでしょう。

ここで面白いのは、私が出した反論もどうも機械が判断しているようなんですよ。ただ、これも定かではありません。

そこでそれを利用した「逃げ道」を紹介する人もいます。つまり、私が書いたように「著作権侵害はしていない」とはっきり意思表示をし(これは反論の種類の中から選べる)、また自分の言い分を書くわけですが、その時に書くべき語句もあるらしい。

またアメリカでは学術的な話題での引用、教育に使う場合などは「Fair use」という言い方で、著作権侵害にはならないという法律がある様子。ですから、自分のは「教育用」であるとかそういう言い訳をすると、それがすんなり通ってしまうことがあるようです。これも膨大な数をユーチューブは処理するわけで、ではそのアップロードされた動画が本当に教育用なのか一々調べられないんでしょう。で、機械が判断して処理をする。機械もその動画の内容まではわかりませんから、「本人がそう言っているのだから間違いないだろう」的な判断をするらしい。

そんなノウハウを伝授する動画がユーチューブにもアップロードされていますが、その人はユーチューブのスタッフから執拗な攻撃を受けていて、その動画にコメントを書いてくれても自分はレスも付けられないと。だから連絡がしたければメールかツイッターでやって欲しいとのこと。そんなものもありました。

ま、そんなことがありますのでそのノウハウを教えている動画がどれかというのはここでは紹介しませんが、検索するといろいろ出てきますので興味がある方は調べてみてください。

ただし、それは機械を騙すやり方であって、もし権利者が実際に権利侵害を見つけて正式にユーチューブに連絡を入れれば、即刻その動画は削除され、イエローカードが出されるはずですから、簡単に考えるのはうまくないし、そこまでその音楽を使うことに固執して何が何でも使いたいと考えるのは異常と言えると思います。

しかし著作権はうるさいですね。でももし私がアーティストだとしたらやっぱり「かなり」気になると思います。CDなんか買う必要がないんですから。

でも世の中の動きとして、何度か書いているクリエイティブ・コモンズという、著作権は放棄しないけれど(一定の範囲以内なら)自由に使ってくれという音楽や動画でさえも多く出てきたのは面白い傾向だと思います。かなり良い物が出てきていると思います。ただそういうものを集めたサイトはあるものの玉石混交ですから良い物を探すのは結構難しいかも。ま、時間が解決しますし、評判が良い物、エディターズ・チョイスなんてのもありますから、まずはそこから探すのも良いし、ユーチューブを見ているとそういう良い音楽を使っている人がいますから、その動画の「詳細」にかかれている情報を元にその音楽を入手するなんてのも良いと思います。

私はその手が一番手っ取り早いと思っていまして、自分で選ぶのは本当に大変だし面倒臭い。これは近年ユーチューブがやりだして「この音楽なら使ってもいいよ」という膨大な音楽の中から選ぶのも同じでなかなか良いのが見つからないんですね。でもユーチューブを見ていると「こんな良い音楽があるんだ~?」なんてこともしょっちゅうです。だから「誰かが選んだ良い音楽」を頂戴しちゃうのが一番簡単。(笑)

細かいことはなしにして、我々レベルなら問題なく使える何十万曲という曲やパーツはこういうところから入手できます。

結構いろいろあるのですが、代表的なのが

jamendo ← クリック

ccmixter ← クリック

無料が基本ですが、一曲1ドルとかその程度の課金で利用できるサイトもあります。ただ検索をするときの注意ですが「Copyright free」と宣伝していても料金は「Freeじゃない」ところも結構ありますので注意です。まずそこをチェックする必要があります。意味わかりますよね?「どう使うのかは自由(Free)」でもその配布には課金するということ。でもこれも馬鹿にできないのは課金するようなところはやっぱり良い物を持っています。また無料サイトにあるようなものを集めて、それを有償で配布するところもあります。

 

 
    

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