ガーリックプロウン

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オーストラリアのシーフードレストランに定番メニューがあって、それはガーリックプロウン。いわゆるエビのガーリック炒めなんだけれど、これは確かに美味しいと思います。でも私が行く店はほとんどベシャメルソース仕立てなのね。いわゆるホワイトソース。

これはこれで良いのだけれど、シンプルに行こうと思いました。そこそこ美味しいエビがありますから。

エビ料理の時は時間が勝負ですから、いつもみたいにチンタラ作りません。材料は全て用意して、刻むものは刻んでスタンバイ。そして料理手順の脳内シミュレーションを2回ほどします。(笑)

よし!出来た!と頭の中で料理が完成したら、実際の調理に入る。これが私のいつものパターン。この脳内シミュレーションを何度かやるから私の調理実験は時間が掛かるんだろうけれど、シミュレーション無しにパパッと作れるような技量は無し。

エビなんですが、ラブラドールのチャリスで買う無頭の殻付きエビ。これが最近結構気に入っています。このエビの殻を外し、でも尻尾は残し、掃除してからお洗濯。(笑)

キッチンペーパーに包んでこれでもか!と潰れるぐらいにギュッと絞ると、エビにネットリ感が出るんですね。これで準備完了。フライパンをかな~~り熱くしてサラダ油をひき、煙が出るくらいまで加熱。そこに一気にエビを投入。ジャバーーーっとかなり景気の良い音。この音って良いですねぇ。

そこで少量の塩胡椒をして。かな~~り大量のガーリックを刻んだものとチリフレーク(韓国唐辛子では無い 笑)を入れて、煽る(煽れない私は木べらで混ぜるだけ 笑)。そして(多分)今回の料理のキモである「レモン汁とケイパーの甘酸っぱい汁」を入れ、バターを4分の1だけ投入。刻んだイタリアンパセリも投入。適当に馴染んできたところで火を消して(あるいは弱火)残りのバターを投入。溶けたら完成。

エビをフライパンから取りだして、そこに半分程度戻した緑豆春雨をギュッと絞って投入。強火で炒めてプライパンに残った汁を全部吸わせて、ちょっとだけ強めに塩胡椒。

馴染んできたらOK。それをお皿に盛って、その上にエビを乗せれば完成。調理時間は5分以内。

うーーむ、手早くやったつもりでもエビに火が入りすぎている感じがしました。駄目だ~~~。本当にエビって難しい。

でももちろんパサつくほど火は入っておらず、ま、許容範囲。

ところでこれって一人前だとしたら、量、多くね?

でしょうねぇ、私もそう思いながらペロっと平らげました。 (笑)

食べながらふと思ったんですが、これっていろいろ食べる中の一品ならこれで良いと思うのですが(緑豆春雨はいらない)、この一品だけが食事だとすれば、なんか中途半端に感じました。もしかしたらオーストラリアでは一般的なホワイトソース仕立ての方が良いかもしれません。緑豆春雨+ホワイトソースってどうなんだろうと思いますが、下に引くのがパターライスにしてもパスタにしても、ホワイトソースの方がご飯らしくなるはず。ベシャメルソースなんか無いってことでしたら、クリームを入れるだけでも良いかも。

今回参考にしたレシピはいつものユーチューブで気に入ってる人のレシピです。今回のガーリックプロウンのポイントはレモン汁+ケイパーの汁(ケイパーは我が家の常備品)だと思います。私のいつもの感覚ですと、レモンは最後に搾ると考えるはずですが、ケイパーの汁も併せてそれで炒めるところに美味しさがあると思いました。

本当に数分勝負の簡単な料理ですが、それだけに火の入れ方とか調味料の量とかタイミングでまるで違うものが出来上がるんでしょうね。

この食事がいつもと違うところは「緑豆春雨」をそれなりの量、使ったということ。糖質制限しているんじゃ無かったっけ?はい、その通りです。ただ今までとちょっと違った人体実験中で、昨日も実は何ヶ月ぶりに飲茶を食べました。それだけで毎日の糖質摂取許容範囲の2倍はあったはず。今日の緑豆春雨もGI値は白米より低いものの、糖質の量としてはご飯一杯分はあるはず。

で、1時間後の血糖値ですが、115.2mg/dl。極端な糖質制限中と殆ど変わりがありません。

不思議ですよね。理屈はわからないにしろ、糖質制限をしている間に「糖尿予備軍」から脱出してしまったようです。\(^_^)/

料理って難しい~~。でもおもしろ~~~い。美味しかった~~~。ご馳走様~~~~~。

 

 
    

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