世界の大きな変化を読む

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私の大好きな「国際政治アナリスト」がいます。アメリカ在住で頑張ってる「伊藤貫氏」ですが、久しぶりの彼の話を聞けて嬉しかったです。

彼を「普通じゃない」と思うのは彼の視点が非常に高いというか、大きな動きをいつも見ているようで、彼の解説を聞くといつも「目から鱗が落ちる」感じがします。

今回のISILに関しては我が家でもいろいろ討論会が始まりましたし、解決方法は?問題の根源は?ってな話になって、また後藤さんの「使命」とか「自己責任」ってなんなんだ?とか、人間の本質に関しても考えさせられる事件。

そして各地のテロ、中東での出来事、その歴史、そんなものがそれぞれ独立して起きているわけじゃなくて、アメリカも日本もその大きな大きな渦の中で関係しながら動いているのを感じます。自分にどんな関係があるんだ?じゃなくて、大きく大地が動き出しているその上に我々も乗っているという感覚です。

やりたい放題の中国の台頭、言いたい放題の韓国の変化、そしてロシア・ウクライナ、EU。最近は本当にいろいろあります。また日本でも慰安婦を筆頭に昔の話が全面に出てきて、そうかと思えば「戦後レジームからの脱却」など、本当にそんなことが出来るのか、世界が許すのかみたいなことをいう人が増えてきた。アメリカはアメリカで今まで通り「誰しもが納得する」「わかりやすい方向性」を声を大にして発信しつづけるばかりで、2001年の911NYテロから何も変わっていない。もうあんな大上段からの物言いを「なるほど」なんて思う人は世界中ではかなり減ってきているはず。

まさにそれこそがISILの台頭でもあって、多くの出来事がひとつの線でつながるような気もするわけで、時代の変化と言えばそれまでですが、何がどう変化しているのかを知るのは大事だと思っていて、「世界の価値観」そのものが変わってくるなかで、当然、我々が考える「平和」とか「幸せ」「豊かさ」とか「個人のあり方」「国民のあり方」「国のあり方」にも変化が出てくるはずで、決して他人事でも何でもない。「仕事」とか「金儲け」にも潮流に大きな変化が起きるかもしれないわけで、知らん顔を決め込むことはできないかも。

「金」と「力」で動いてきた世界が、「アイデンティティ」のような「観念の力」によって動きだしているのは間違いがないようで、その変化によっては今までの「平和とされていたもの」、あるいは「善とか悪とされていたもの」が簡単にひっくり返るような気もします。

フト、ノスタルダムスの大予言とかマヤ暦の話を思い出しますが、あの話を「人類滅亡」とつなげてしまうところに早とちりがあるのかも知れず、宗教的な星座の読み方では時代が変わったのは間違いがないようで、一つの時代の終焉が起き、新しい価値観の時代に入ったのかもしれない。な~~んてね。 (笑)

 

 
    

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