中東に新たな国が出来る動き?

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前の日記で、シリア北部のkobaniという街をクルド人兵士が中心になった部隊がISILから奪還したというニュースに関して書きましたが、これに関してテレビでもおなじみの青山繁晴氏が面白い解説をしています。

クルド人の女性兵士たち

「殺さなければ殺される」「自分たちは絶対に負けない、ISILとはモチベーションが違うから」と笑いながらしゃべる女性兵士が印象的でした。

彼女たち(YPJ)は西欧社会からは「テロリスト」と言われていた人たち。ややこしいですね。あのシリアをアメリカが爆撃するかしないかと世界が心配したのはついこの間で、今ではアメリカとシリアは共闘はしないもののISILを一緒に叩くんですから。敵の敵は味方みたいなことがあちこで入り乱れているんですね。

ISILに囲まれ、「もはやこれまで」「捕まるぐらいなら」と自決したクルド人女性兵士の話。

彼女たちの多くは家族や友人達を殺され、逃げるのではなくて戦うことを選んだ女性たち。逃げても捕まればどうなるかわかっているし、そしてそれ以上に彼らを動かす「民族のプライド」があるんでしょうね。変なプライドが邪魔するからいらん抗争も起きるわけですが、私は「民族の誇り」を大事にする人たちを尊敬します。(と同時に「ISILなどの過激派は別にしても」イスラム国再建を願う多くの信者たちは賞賛されるべき対象であって、排斥すべきとは全く思っていない私)(都合の悪い奴らは抹殺するのが当たり前の「側」に日本が付いているのが気になります)

ふとホリエモンが言った言葉を思い出しました。

「僕は、(中略)戦争が起こったら、真っ先に逃げますよ。当たり前ですよ」
これに驚いた寂聴は「どこに逃げられる? 逃げる場所がある?」と聞くが、ホリエモンは「逃げる場所あるでしょ。 第三国に逃げればいいじゃないですか」と、淡々と返す。
そして、寂聴から「行かれない人はどうするのよ」と突っ込まれると、ホリエモンは平然とこう言い放ったのだ。
「行かれない人はしょうがないんじゃないですか?」

日本は幸せだ~~~~~~。

--------(後記)----------

国を持たない(世界最大級の人数の)クルド人の立ち位置、女性兵士たちのことが理解できる動画がありました。これ非常に参考になると思います。女性部隊もあるっていうんじゃなくて、女性も戦うのが彼らの文化なんですねぇ。

 

 
    

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