日経225が面白い形になりましたね~~。
上に行きたくてウズウズしているような形。中段下段のインジケータを見ると余裕綽々で、上昇力が頭打ちか?なんて様には私にはまるで見えません。またローソク足を一本一本見ても買い方はかなり本気なのがわかりますね。下げてきても買い上がっているのが見える。売り手の売り玉をどんどん吸収しているとこういう形になるんですね。そしてある時、一気に攻勢に出る・・・・、というパターンなら面白いのですが。(笑)
でもここで力尽きて下げるパターンもかなりある。
いやいや、ここはファンダメンタルズを見ても上でしょ?なんていう人がいますが、もし本当にそうであるならここでこういう形にはならずに、さっさと前の高値を大きな陽線で抜くんですね。
だからやっぱり市場は悩んでいる。買い上がりたいけれど買う理由がない。それを探しているというような形。
前にも書きましたが、政府もこういうのはちゃんと見ていて、何か発言したりするんですね。私はそれがうまいのはオーストラリアだと思っていて、下げて欲しい時には市場が悩んでいる時に「投げたくなるような」ことを発表するんですね。すると思惑通りにズルズル下がったり。これって通貨の介入も同じで、動きが一方通行で大きく動いている時に介入するのはアホでしかないですね。いくら資金があっても足りません。でもちょっと相場の勢いに一区切り付いた頃にドカンと介入すれば効果絶大。
だから政府なり日銀なり、ここで何か面白いことを言えばスッと上に抜けそうです。でもまたギリシャがおかしなことになっていますし、大きな問題が出てくると簡単に失速する形だと思います。
そういえば、円高時代に日本は随分介入して円を売って(多分)米ドルを買っていたわけですが、今となっては円安でごっそり利益が出ていて、どうもその利益が20兆円位はあるはずだと高橋洋一氏(私はこの人の大ファン 笑)が言っていました。