鳥の胸肉を主食化する作戦

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大嫌いな鳥の胸肉ですが、「糖質制限食」としては完璧と言っても良いくらいですよね。アスリートや健康志向が強い人達はよく食べている。

でも私にしてみると、これほど美味しくない肉はないと思うくらい。(笑)

いや、味が悪いんじゃないんですね。あのパサパサ感がどうにも耐えられません。

もちろん調理方法で随分変わりますし、インド料理のタンドリチキンでも「なんで胸肉がこんなにしっとりしてるんだ?」なんて思うし、中華じゃないですが「重曹」を使えば柔らかいままだし、そして60度ちょっと辺りの温度で低温調理すれば、嘘みたいにジューシーな茹で肉が出来上がる。

でもそういう調理でも、あえて胸肉を使わなくても良いんじゃね?と思うわけです。(笑)

でもあれもこれも好きなものを食べられないのが「糖質制限」ですから、こんなものと思いつつやっぱり気になるんですねぇ、胸肉が。「低糖質」「低カロリー」ですから。(「高蛋白」)

ということで、62度90分の低温調理してジューシーな状態の胸肉をどうにか食べようと苦心しているのですが、バンバンジーみたいにしても良いし、いろいろ食べ方があろうかと。

ただ面倒くさいのはイヤですから、私がやっているのは

○ 塩コショウ、マヨネーズで下味を付ける
○ ココナッツオイルかMCTオイル(無味無臭)をタップリ入れる
○ サラダにするなり、混ぜるものを変えて変化をつける

これが馬鹿にできないんですよ。ココナッツオイル(MCTオイル)がこれのキモだと私は思うのですが、普通の油みたいにヌルヌルベタベタしないのね。サラっとしていますから大量に使っても「油だ~~~~」という感じにはならず、「ゼラチンが効いてる」ような感覚。あるいは「ちょっと片栗粉入れすぎかな?」みたいな感覚。そして水分との親和性が良いみたいで、味をつけやすいんですね。(でもマヨネーズを作るのは難しい)

これは私の(野菜嫌いでも)好きなレタスとミニトマトを刻んで、ちょっとスパイスを効かせ、低糖質のケチャップを少量入れて混ぜただけのもの。(胸肉のベースには塩コショウ、張遼のマヨネーズで下味は付いている)

 胸肉は大嫌い、野菜も嫌いな私でも「美味しい~~」って思うのですから不思議。

そしてこれならバケツいっぱい食べても「糖質制限」になる。(笑)

ココナッツオイルやMCTオイルは「中鎖脂肪酸」で即、肝臓で「ケトン体」になりエネルギーとなるとのことで、体脂肪にはなりずらく「ケトン体生成回路が活発になる」(本当かよ?)。そしてその「ケトン体」は脳のエネルギー補給としては面白い物質で、アルツハイマーなどの脳疾患に効くと言われている。もちろん「糖尿病」にもよいと。

良いこと尽くめじゃん。(笑)

ま、いい話ばかりってのは「詐欺師の話」に似ていて、話半分に聞いておいた方が良いわけですが、トライする価値はあると思っています。

ただこういう食事ですと「食物繊維」が足りないんですね。サラダなんかちょっと食べたところで食物繊維は微々たるものですから、食物繊維の摂取は別途考えないとなりません。私の場合は「サイリウムハスク」か「チアシード」、あるいは「大豆」「大豆粉」「オカラ」「オカラ粉」から摂っています。

この鳥の胸肉にちょっと下味をつけたものを冷蔵庫に入れておけば、小腹が空いた時にも良いし、普通の食事の主食(ご飯、パン、麺類)の代替としても良いし、これをちょっと続けてみようと思います。

でも胸肉の火の入れ方には注意が必要で、やっぱりパサパサに作ってしまうと食べる気が失せると思います。胸肉が嫌いじゃない人はさほど問題ではないでしょうが、私みたいに「食べたくないもの」のトップクラスの胸肉の場合は、うまい具合にしっとりするように火を入れなけば食欲は出ません。

私の場合は62度で90分。もし出来上がりをすぐ食べるのであれば60度かな。ただ60度ですと「火がちゃんと通ってる?」というところギリギリの温度のような気がします。でもそれは「そういう気がする」だけであって、火の入り具合としては全く問題は無いはず。牛肉で60度ですと「火が入りすぎ」になりますが、肉の種類、部位によってかなり違うんですね。また同じ鶏でも腿肉の場合は65度以上じゃないと「生っぽい」感じになると思います。

   

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