世界的な金利下落はとうとう私のところにもやってきました。
日本はずーっと金利が低いままでしたから、いまさらと思うでしょうが、今まではどうにか豪ドルは踏ん張っていましたがとうとう私が経験したこともない、想像したことさえ無い利回りにまで下がってきました。それでも数年前に買った債券はその利回りがずーっと続きますから良かったものの、それもいつか償還日を迎える。
(T_T)
収入が半分以下、いや4掛け以下かな。orz
大きな転換点はリーマンショックで、それをいまだに引きずっています。そしてどんどん悪くなる一方。
昔は長期金利でも10%なんて時代もあって、豪ドルには随分お世話になりましたが、もうアウト。
そういう生ぬるい環境に長くいましたので、「攻撃は最大の防御」なんて言葉も忘れてチンタラしていました。どんどん利回りが低下する中で我慢していればどうにかなるどころか、どんどん酷くなる一方で、もうこのままじゃ駄目だ!となって慌てるアホ。
本当に困りました。
相場で・・とは思うし、私にはそれしかやりようが無いのですが、近年の相場は私にとっては「小遣い稼ぎ」でしかなかったし、大きな額を投入するのには半端でない恐怖を感じます。おまけにジジーになってどんどん考え方が保守的になり、完全な守りに入っていますから余計難しく感じます。
でもやらないとねぇ。
恐怖心を克服するのは簡単ではないし、それに無理やり立ち向かうと病気になりますから(笑)、しっかりと建玉法のルールを決めて、ゆっくりじっくりそれの通りに動くしかないんでしょうね。
でも今後を想像すると気が重いです。っていつも先の心配をして悩むのは90近い私のオヤジの遺伝なんでしょうか、昨日も電話で1時間以上愚痴を聞かされました(笑)。悩んで収入が増えるのなら一生懸命悩むけれど、考えてもどうにもならないのだから悩むのはやめようとオヤジに言ったばっかり。それを今、自分に言い聞かせています。
私が今まで生き延びられたのは、何があっても「絶対に原資には手を付けない」「危険には晒さない」というルールを守ってきたからだと思います。これだけは理由抜きに続けるつもりで、「死期を計算して使う」なんてことはあり得ません。不動産投資も冗談じゃありません。原資とは私にとっては食べることも出来ない「裏山」みたいなもんで、その山からキノコを取るなり山菜を探して生き延びるしか無い。
でも裏山はまだ良いんですよね。インフレに寄る資産の目減りもないですから。でも値下がりはあるから同じことか(笑)。いやいや値上がりもあるわけですもんね。
とにかく頑張らないと・・・・・・。日本の年金も試算すると「年間30万円程度」しかありませんから、死ぬまで稼ぐことを考えないとなりません。原資からいかに利益を生み出すかどころか、本来は原資の(インフレからの)防衛、原資を増やすことを考えないとならないのに、今の私にはまるでそんな余裕がありません。
もしも「想像もできないこと」が世の中に起きて本当に食えなくなることがあったらオーストラリアに帰ってくることになるんだろうと思っています。年金、健康保険を含む社会保障が大きいですから。
しかしまぁ、どうして将来の夢ではなくて不安ばかり考えるんだろうか・・・・・。性格とか年齢じゃなくて、病気のような気がしてしかたがありません。