皆さん、ゴーアラウンドって何だかご存じですか?
飛行機が着陸態勢に入って、滑走路に侵入した後、なんらかの事情によって着陸せずにまた上昇するあれです。それを今回生まれて初めて経験しました。ただ、滑走路に車輪はタッチしていませんのでタッチアンドゴーとは言わない様子。
もうすぐ着陸で、ドスンという音が聞こえるかなと思った瞬間にゴーーーっと急加速をしてまた飛び上がるのはちょっと怖い感じがしないでもありませんでした。何があったんだろうって思いますし。
でも機長もあの最後の最後の瞬間で判断するって凄いですよね。そのまま着陸したら危険だと判断するからやり直しをするんでしょうが、着陸態勢に入ってからは何ら異常があるような動きは全くありませんでした。ただ機長の説明がよくわからないかったのですが、尾翼に当たる風がどうじゃこうじゃ言っていたような感じ。追い風のことかな?
しかしまぁ、AirAsiaは乗る度に何か新しい体験があります。
帰りの便ももちろんエコノミーですが、もし安くアップグレード出来るのならしようと思っていたんです。結構疲れていて、身体もあちこち痛みましたから。でもこういう時に限って、アップグレードは出来ませんとのこと。
でも席は普通の席でしたが、行きのシートより良かったです。行きはあえて前が開いている席を取ったのですが、足が伸ばせるのは良いものの、テーブルは座席の肘掛けに収納するタイプなんですね。その分、肘掛けが分厚くなっていて、結果的に座席はかなり狭くなるのがわかりました。そして私はデブですが足は短いですから、普通のエコノミーでも大丈夫なのも確認。(笑)
周りにうるさい人もいませんし、風邪で鼻をズルズルさせている怖い人もいませんし、ゆったりは出来ないもののちゃんと眠れましたし、エコノミーでも大丈夫じゃんと再確認。
で、心のなかではちょっと心配していた昨今の航空機事故ですが、それとも無縁で、やっとゴールドコーストに着陸と思った瞬間、ゴーーー-っとスピードを上げてまた上昇しましたから、いったい何が起きたのかとちょっと心配。でも機体がガタガタ揺れたわけでもなければ、異音がするわけでもなく、窓から見えるエンジンが火を吹いているわけでもなく(笑)、ま、普通に着陸をやり直し5分後には無事着陸。