今日の日経平均ですが、かなり戻したと思ったらやっぱり駄目。
上海も今日は買い支えが入ったみたいですが大勢に影響なし。
これが世界にどう伝播して行くのでしょうか。
このブログでは「中国は危ない」と連呼し続けてきましたが、そんなのはどの国もどの企業もわかっていたはずで、リーマンショックとはかなり様相が違うと思っています。でも中国の成長が7%どころかマイナスであるというのも広くバレてきたみたいで、動揺は広がってる。
私としては中国を一般国の目で見たら駄目だと思っていて、何かウルトラCをやるのかと見ていましたが、策は尽きた感じがしないでもない。やれることがあるならやっていたはずですし。
ため息が出てきます。私としてはリーマンショックで大打撃を受け、やっと病床から出たところでまた再度災難にあうみたいな感じがしないでもありません(笑)。その感じが強くあったので、今回は安くても良いから自宅を早く売らねばと動いたわけですが、このまま逃げ切れるのかまた捕まるのか、その辺が気がかりです。
日本に私の大好きな学者がいます。昔の大蔵官僚だった高橋洋一嘉悦大学教授ですが、彼の現状説明。なんら新しい話があるわけでもありませんが、とりあえず基本を抑えておこうと。
彼が前から主張していた「外為特会の20兆円を使え」というのをここでも言っていますし、安倍さんにも前から助言しているとのことですが、最後の切り札って使えばなくなるわけですから結局使えないなんてこともあるはずで、どうなるんでしょうね。消費税の増税を中止するというのも良いと思うのですが、まだ時期的にそれを言えるとは思えないし、まずは黒田バズーカが炸裂するかどうか。
アメリカは「米経済は強い(だから大丈夫)」なんて強気の発言をしていますが、利上げ観測で世界が神経質になっていたところでこの中国ですから波紋は増幅されたんじゃないですかね。でもまだ今の時点では「利上げ無し」は言えないだろうし・・。
EUもなんらかの隠し球は持っているはずで、中国の停滞はリーマンショックより世界に与える影響規模は大きいであろうとは思うものの、各国、打つ手は残っているのが望みの様な気がします。リーマンショックの時には中国はすぐに動いて、お手並み拝見ぐらいに思っていましたが、まさかの大ホームラン。でもそれのツケが今出てきて、今度は世界が動く場面。
どうなりますか。ただオーストラリアを考えますと非常に不透明というか、かなりうまくないと思っています。中国が沈めば一緒に沈む体質になっていますし。