中国が一体どういう状態なのか、どうなるのか。それが世界に、我々にどう影響するのか。これが気になります。
そんなことを考えている時にタイムリーなチャンネル桜の討論会。
出席者は皆さん中国通ですが、チャンネル桜だけあって皆さん基本的には「反中国派」で物事を悪い方へ悪い方へ考える傾向がある。ま、その辺は割り引いて見るにしてもさすが中国通ですから様々な情報満載。面白いと思います。
ただ理論派で期待していた産経新聞の田村秀男氏の発言が少なかったのが残念。でも流石、彼の発言、提示した資料の価値は高いと思いました。
マスコミは、産経新聞以外は中国と「日中記者交換協定」を結んでいるから中国共産党の言うことしか書けない。批判もだめ。これはNHKも同じで天安門事件も無いことになっている。また日本政府も中国の本質を国民の前に出そうとは思っていないんじゃないですかね。
ですからこういう内容はまずマスメディアでは絶対に出てきませんし、やっぱりチャンネル桜は面白いと思います。
私は中国の共産党一党独裁はこのまま行けば崩壊するだろうと思ってはいるんですが、崩壊したらどうなるのか。平和な民主国家が出来ると思ったら大間違いで、軍部がどう出るのか、また原爆、ミサイルはどうなるのか。下手をすれば、今の共産党より酷い政権になるかもしれず、また国がいくつかに別れて戦争状態にもなるかもしれず、共産党一党独裁の崩壊そのものが世界の混乱の元になる。
当然、北朝鮮も何らかの動きを始めるだろうし、韓国やアメリカ、ロシアさえもどう動くは全く想像さえ着かない。
そういう意味では中国の望むことをうまく利用し誘導し、市場主義の導入、民主的な解決へ向かわざるをえない方向に持って行こうと世界は画策するんでしょう。これは日本とて同じで、やっぱり協力という形をとるしか無い。
経済的にも中国に依存している国は多いわけで、どうしたって政治より経済優先で、中国パニックが起きないように、軟着陸する方向へ持っていくしか無いんでしょうね。
でもそれが習近平の延命になっては困るわけで、どう動くのか・・・・。
私としては共産党一党独裁の崩壊を見てみたいのですが・・・・・。
どうも中国はまだまだ権力闘争真っ最中の様で、権力の掌握を進める習近平が失脚し、旧ソ連で言うゴルバチェフみたいな人が出て来る可能性なんてないのだろうか。