自宅売却関連:さようなら、そして有難う、最愛なる我が家よ

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シドニーから昨日、突然遊びに来た次男坊が今日には帰るので、飛行場に送っていきながら自宅に寄ってみることにしました。

次男坊はまだ一歳で自分でやっと立てるようになった頃にこの家に我々家族は引っ越ししてきました。だから彼にとっても思い出の多い家で、もちろんゴールドコーストが故郷。

これが最後になりますので、各部屋を昔話をしながら見て回りました。

また先々週に私達の私物を全て持ちだした後、初めて入る我が家で、契約通り買主が改装を始めているはずで、どのくらい進んでいるのか是非見てみようと思いました。

まずは道路から見た感じ。ガレージの前のドライブウェイが恐ろしいことになっていますでしょ。これは砂岩(サンドストーン)のタイルが敷いてあるのですが、砂岩は弱いんですね。車が通ると時々バキって音がして割れるのがわかります。昔は割れるごとにタイルを張り替えていたのですが、いつの頃からか放置することになりました。砂岩も見た目は綺麗なんですが、弱いですし、割れなくても時間とともに崩れてしまうような石。なんてこんなタイルを使ったんでしょうかね。これを張り替えるにしてもガレージの中、玄関、横の通路も全てこれですので、そしてつながっていますので、新しく張り替えるのか、見た目が良いコンクリにするのか、悩んでいるうちに月日が経ってしまいました。汚いないなんてもんじゃありません。

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玄関のゲートを開けて入ってみました。買主の業者が入って庭はいじり始めている様子。

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ガレージに車を入れようとしてびっくり。瓦礫とペンキなどが散乱。想像以上の改装を始めていました。

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家の中に入って再びびっくり。家に入ると吹き抜けのホール&応接間があるのですが、凄いことになっています。また家中の全ての絨毯、ブラインド、カーテンのたぐいは取り去られ、壁にはペンキが塗られているのがわかりました。

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キッチンはまだ何らいじってない様子。

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リビングと家族用ダイニングですが、絨毯は無くコンクリートがむき出しでブラインドもなく随分すっきりした感じ。

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二階に上がってみました。私の部屋(メインベッドルーム。ヨメさんは別の部屋)も家具やベッドを出してあるので広く感じました。

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メインベッドルームのバスルームですが、この場所は一生忘れないと思います。毎日小さな子どもたちと3人でこのジャグジーに入っていましたし、ある時、遊びながらオチンチンの洗い方(男同士の秘密)を教えていたんです。そこにヨメさんが入ってきて「あんた達!一体何をしているのっ!」と目を釣り上げていたのを思い出します。(笑)

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メインベッドルームのベランダからの眺め。ここから眺めて一服したのですが、たくさんの思い出が走馬灯のごとくグルグル回っていました。

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二階の各部屋を一人で見て歩いていたのですが、フト小さな子供達が私のすぐ横を走り抜けていくような感じがします。「こら~~!お前たち!家の中で走るんじゃない!!!」とよく怒鳴ったのを思い出します。

一階に戻って玄関横の私の書斎&トレーディングルーム。この部屋には私の泣き、笑い、苦悩、そんなのがぎっしり詰まっていて、この部屋こそが私のゴールドコーストの歴史のような気がします。今思えば、右も左も何もわからない、知人も仕事のつてもあてもないオーストラリアへ渡って生活破綻することもなく良くぞ生き残れたと思いますわ。

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地下(玄関から見ると地下だけれど、庭から見ると一階)に降りてみました。この部屋は多目的ルームで結構広く、一時期ここでテニスの壁打ち練習をするなんてバカなこともやっていました。基本的にはAV(&カラオケ)ルーム。オーストラリア人はこういう部屋にはビリヤードの台を置く人が多い。

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となりのジム。ここにトレーニングマシーンを置いていました。でもこの部屋は私の趣味の家庭菜園(水耕栽培の地下工場)として使っていてここにトマトやキュウリ、葉物野菜を育てる装置、天井にはクソ明るいメタルハライドランプで野菜を照らしていたのを思い出します。興味を持った次男坊にもそれを手伝わせて、周年栽培をしていたシソの葉やカイワレ大根、芽ネギを週に二回収穫し友人の和食店に次男坊が卸してお小遣い稼ぎをした思い出の部屋。私が送り迎えもして大赤字でしたし、そもそもトマトやキュウリもよくヨメさんに「ずいぶん高い野菜だわねぇ」と嫌味を言われていましたっけ。でもオーストラリアに無い珍しくて美味しい品種の種を日本から取り寄せて栽培していましたので、かなり面白かった。

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6人はゆったり入れるサウナ。このサウナほど使わなかったものは我が家には無く、私もトータルで5,6回しか使っていません。ヨメさんは多分2回。子どもたちは小さいころに一度だけ入ったことがあるだけのはずで、このサウナの存在も忘れているかもしれません。

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地下にあるフルキッチン。ここで料理らしい料理を作ったことはなく、私の家庭菜園の作業場になっていました。

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裏庭に出てみました。プールはとりあえず水が入ったまま循環しているだけで、まだ手付かずの様子。ゴールドコーストはプールのある家が多いですが、プールほど無用の長物は無いかもしれません。さほど使いもしないのに365日機械を動かし水をろ過し、掃除(自動)するんですから。水質チェックや薬品の投入も頻繁にやらないとならないし維持はかなり面倒です。このプールの横には温水ジャグジーもあるのですが、それも全く使いませんでしたっけ。

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家の全貌を川側から見たところ。思い出を思い出してもキリがないくらいいろいろ出てきては消えていきます。

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さようなら、我が家。今まで本当にありがとう~~~~。いつか近隣の家に負けないような素晴らしい家に生まれ変わって欲しい。(T_T)

ああ、それと私が好きだったサイドウェイにある池の中のピンクの睡蓮。まだ蕾のままで咲いてはいませんが、まさにこれが今の私達の姿の様な気がしました。これからきっと我々も新しい世界で花咲くことがあるのでしょう。そしてこの家も新しく蘇って再び綺麗に咲くはず・・・・・。

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さようなら・・・・・

 
 
 

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