シドニー、パースの物価が凄いらしい。やっぱりマレーシアはメチャ安い

NO IMAGE
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

次男坊といろいろ話しましたが面白いですねぇ。

もちろん現役世代でオーストラリアの商業の中心であるシドニーのこれまた中心で働いている次男坊の話ですから信ぴょう性があります。

まずびっくりしたのがコンドの家賃。次男坊が借りているのはストゥディオタイプですから、いわゆる日本で言うワンルーム。これで週500ドルですと。そしてそのコンドにはプールじゃサウナじゃジムも付いていないと。

今我々がゴールドコーストで借りているコンド(中心地ではない)は3BRで駐車場を入れると週に710ドルですが、もしシドニーでこういう立地だとしたら週に1200ドルは行くはずだと。いやもっとかも・・と言っていました。

いわゆるスーパーで売っているような物はほぼおなじ値段にしても、全く違うのがレストランですと。全国的にビールなんて同じなものでもゴールドコーストの2~3割、料理そのものは5割は高いと。恐ろしいですねぇ。

彼曰く、パースはもっと高いそうです。私はパースには行ったことがありませんが、彼は仕事で度々行ったらしく、街の中のレストランの値段にびっくりしたとのこと。シドニーのど真ん中に住んでいる彼がびっくりするほどってどんなに凄いんでしょうか。

メルボルンに6年いた長男もゴールドコーストは安いと言います。ただ大きな違いはメルボルンは文化の街で、食事に関してはゴールドコーストとは雲泥の差らしい。それは良い店はってことではなくて、例えばモールの中にあるベトナム料理だとしましょう。長男はフォーが好きで、私もたまに付き合うのですが、オーストラリアフェアの中にあるフォーは非常に美味しいと私は思うのですが、長男に言わせるとメルボルンでは「このレベルが普通」で、美味しい店はもっと美味しいと。

それと私はコーヒーを全く飲まない、飲めない人ですからコーヒーのことは何も知らないのですが、オーストラリアってコーヒーに関してはかなり進んでいる国で、スターバックスなんてお話にならないと言います。というかあのスターバックスはオーストラリアで苦戦して撤退したんですね。でも他の企業が引き継いでやっているみたいですが、長男いわく、マクドナルドのコーヒーも美味しいそうです。そしてコーヒーを出す店にはファーストフードの店でもバリスタを置いていると。ほんとですかねぇ。

でもま、メルボルンやシドニーの話を聞いていますと、本当にそれってオーストラリアかよ?って聞きたくなるほどゴールドコーストとはまるで違うのね。そりゃまぁ、日本で言えばゴールドコーストって湘南にある街みたいなものかもしれず、東京大阪と比べるほうがおかしいわけですが、私がシドニーに数度行った限りではそりゃいろいろお店はあるもののゴールドコーストに比べて特別美味しいとは思わなかったです。ちょっと平均値が高いかなって感じ。でもメルボルンは食のレベルが全く違うというのはシドニー在住の次男坊も賛同していました。

彼らに言わせると生活費が安いゴールドコーストで「高い~~~」とヒーヒー言っている私ってなんなんでしょうねぇ。

でもゴールドコーストには大都市から流入する人が多いってそういうことなのかもしれませんね。

ところがオーストラリアってちょっと田舎に行くとまるで様相が変わるんですね。私たちはあちこちに旅行に行ったわけではありませんが、数時間走って田舎の街に行くと、レストランはぶったまげるレベルですし、スーパーに行くと、日本の離島でももっとマシじゃないかと思うくらい。いつぞやはヨメさんと二人で隠れ家的な山の中に行きましたが、食料を買うために近くの街でスーパーに行ってびっくりしました。

野菜はあるものの、肉や魚の生鮮品がまるでないんですよ。肉は若干あるだけでほとんどが冷凍。魚売り場は全く無くて、冷凍庫の中にも「揚げるだけ」みたいなのが若干あっただけで、魚は食べない人たちの街と思いました。ところがスーパーの玄関には小麦粉が大きな袋で並べてあるのね。それをジャガイモも半端じゃない量。それこそパンでもパスタでも自分で作って、ジャガイモとソーセージがあれば生活出来ちゃうような人が多いのでしょう。

昔、オーストラリアに来た当時、オーストラリア人っていえばBBQと聞いていましたが、実際にオージーのBBQに誘われてびっくりしたことが数度ありました。彼らが焼いていたのは本当にソーセージだけで、それをパンに挟んで食べるだけなんですよ。ある時、オージーに誘われて山の中に行った時、我々は日本らしく鮭のホイール焼きとか肉じゃソーセージじゃと持ち込んだんです。その時のオージーの驚きようも凄かった。

この20数年の間にオーストラリアはどんどん進化し、一人あたりのGDPは日本をとっくに抜いて世界的には第5位。それも上位はリヒテンシュタインとかあの手の国で、それなりの大きな国の中ではオーストラリアはもちろんアメリカを抜いて世界一と言っても良いくらい。私達が来た当時とは全く違う国で、25歳で就職して3年にもならない次男坊がもうそろそろ年収10万ドルだと聞いてびっくりしましたが、30代になれば10万ドルを超える人はいくらでもいて、夫婦共働くのが普通ですから、働き盛りの世帯所得としては2000万円を超える家庭は多いのかもですね。

これじゃ物価も高いわけだわ。

昨日は次男坊のオゴリでゴールドコーストの和食店では一番店(高いという意味)で食事をしましたが、次男坊がケロっとしているのにびっくりしました。お酒も飲みましたので4人で1200ドルぐらいだったはず。

実は私はいまだかつて家族4人でそんな金額の食事をしたことがありませんのでびっくりしたのですが、次男坊にいろいろ話を聞いてみると、シドニーのそういう店にしょっちゅういくわけではないけれど、一人300ドルクラスの店はいくらでもあってたまに付き合いもあって行くらしい。凄いですね~~~。日本で言うと倍の感じ。

昔のオーストラリアって全く違う国のようです。私が昔感じたのは「偉大なる田舎」でした。だから私達にとってはあれもないこれもないと不満ばかりでしたが、結構良い生活が出来たものです。オーストラリア人のBBQには質素でびっくりしましたが、日本人同士でやるBBQではもちろん一番よいステーキ、ソーセージはもちろん、アワビやイセエビまで焼いて食べていました。今でも忘れられないのがアワビもイセエビもキロ単価はほとんど一緒で、なんと1キロ28ドルぐらいだったんですよ。つまり、ちょっと大きいと思うようなイセエビが千円台。私の手のひら大の大きなアワビでも2000円程度だったってこと。

今じゃ、伊勢海老なんか・・・・・最後に食べたのは何年前だろうか。10年以上食べていませんし、アワビはたまに買うものの昔の5倍はしますから大きなアワビを一人一個なんてのは絶対に無理。肉は5割ぐらい上がった感じかな?ただ質が(日本人にとって)良くなってきていますから、そんなに高いとは思いません。でも日本で買うオージー・ビーフはもっと安くて美味しいはず。

オーストラリアの伸びには完全に置いて行かれた我が家は、やっぱり逃げるしかありません。(笑)

マレーシア・・・・。私から見ると生活費的には天国に見えます。そして食べ物は、我々みたいにグルメではなく悲しいゴールドコーストに長かった者に言わせますと、マレーシアはやっぱり天国。マレーシア在住の日本人が「たいして美味しくない」というマレーシアの和食も我々にすれば最高のごちそうです。

ただKLの生活環境は別にして、マレーシアの車の高さだけには腹が立つくらい。今の今まで車の高いオーストラリアで我慢していたのに、マレーシアはそれよりもーーっと高いんですから。そして最近のオーストラリアって車が安くなってきていて、前は日本の2倍って感じだったのが今では3割高ぐらいの感じかなぁ。わざわざ車の高いところを選んで移動しているような感じ。

この悔しさって車の趣味がない人にはわからないでしょうね。私は子供の頃から車が大好きで、ピカピカに磨き上げて大事にするというタイプではないのですが、車が好きで好きで家の駐車場に停めた車の中で寝てしまうなんてこともあったくらい。

しかしまぁ、オーストラリアでは降参して撤退するしかありませんが、もしかしたら日本-オーストラリア-マレーシアと美味しいところばかり取って生きてきたような気がしないでもありません。今後のマレーシアに関しては国が狙っているように2020年の先進国入りが実現するようになれば、当然、日本の田中角栄時代のようなインフレが来てもおかしくないし、その時にはまたどこか違う所を探さないとならないかもしれませんね。全てが無料の黄泉の国に行くことになるんでしょうが。(笑)

でもま、所得税がゼロという条件は私達にとってこんな凄いことはないわけで、残り少ない人生ですが頑張って稼ごうと思っています。

来年の今頃はどこで何をしているんだろうか・・・。時限爆弾(ヨメさんのこと)が破裂しないと良いけど・・・・・ (笑)

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ