お米の大敵・コクゾウムシ対策&デング熱対策にもなる【備忘録】

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我が家のお米類にコクゾウムシが出て、(ヨメさんが)大騒ぎしたのは前の日記に書きました。餅米や玄米にも出ていて、ヨメさんいわく、お米が一番ひどくかなりの数が出ていたとのこと。

結局、全て廃棄処分にしました。

コクゾウムシ被害は、我が家においては初めての経験で、日本でもオーストラリアに来てから25年間、一度もなかったのでびっくりです。これからはマレーシアに渡るわけですが、在住者のブログを見ているとかなり被害はあるようで、高温多湿のお国ですからそういうことなのかと思ったり。

さて、どうするべきか。ちょっとコクゾウムシに関して調べてみました。

◯ まず彼らはどこから来るのか。

1 買う時点ですでに卵が産み付けられている。このケースが多いようで、生産、流通段階で管理の良いお米は問題がないとのこと。
2 どこからか侵入してくる。

ここで知っておくべきことは「コクゾウムシの侵入は無農薬や農薬使用などは関係なく、収穫後の管理方法で決まります」とのこと。またコクゾウムシが湧いた米は「安全なお米の証拠」。

◯ 食べてしまっても大丈夫か。

コクゾウムシには毒性は無く、食べても問題はない。

◯ 生態

1 25度以上の温度を好む。暗いところを好む。
2 卵は米粒に産み付けられている。
3 低温では「孵化」しない。
4 冷凍すると「卵も死滅」する。

◯ 防御・駆除

1 鷹の爪が有効と言われる。これがあると死滅するわけではなく近寄らない、あるいは逃げる。だからすでにコクゾウムシがいる場合には「鷹の爪を入れて容器の蓋を開けておく」。米に産み付けられた卵は死なない(孵化すれば出てくる)。
2 プロが使う虫よけ、殺虫剤が販売されている。(後述)

ま、簡単にはこんなところみたいですが、

◯ 冷蔵庫に保存するのは「孵化させない」為であって、除去はできない。
◯ 鷹の爪を入れても卵は生きていて、孵化する。
◯ 冷凍庫に入れると卵も死滅する。

つまりですね、「買ってきたらまず冷凍」が良いと思われます。1日でOKだそうです。

でも冷凍庫に入れっぱなしには余裕が相当なければ無理ですし、一度冷凍したものを解凍して保存するのに何か問題はないのかどうかがわからず。でもコクゾウムシの除去は出来ている。

プロが使うような「防虫剤」が売られている。

「米、小麦、豆、菓子等に湧く貯穀害虫駆除に 卵にも効く【虫どろぼう】」

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この商品説明を見ていてある言葉に釘付けになりました。それは

「ネズミ対策にもなります!虫どろぼうのニームの香りは、虫だけでなくネズミにも忌避効果があります!」

ニームってニームツリーのことでしょう。このニームに関してはこのブログでも何度か取り上げていますが、私が趣味で家庭菜園(地下室での水耕栽培)をやっている時に、ニームツリーの抽出液から作られた「殺虫剤」はかなり効果的でした。また「ニームツリー」そのものを置いておくと虫が近寄らない、繁殖しないのも確認済みです。

ニームツリーはマレーシアに行ったら絶対に入手し、要所要所に置いておこうと思っています。もちろん「デング熱対策」にです。

でもこれがコクゾウムシやネズミにも効く、もちろん他の虫にも効くとなれば「ニームツリーオイル」「ニームツリーリキッド(水溶性)」はどこにでも売っているはずですのでこれを手に入れて噴霧するだけで良いと思いました。

また、この製品の説明にありますが、「消臭、防カビ、抗菌効果」があるというのも注目点です。

ニームツリーはMustですね。(笑)

このニームツリーは「挿し木」で増やすことが出来るのは確認済みですので、これをマレーシアに行ってからの趣味にするのも良いと思っています。友人知人への配布、そしてこれを観葉植物(全然綺麗じゃないけど 笑)として使う、盆栽として育てるのもありだろうし、それが広がったら良いな、と。

マレーシアではニームツリー関連商品が売られていますし、生産もされている。でもニームツリーそのものを売っているかどうかの確認はまだ取れていません。このニームツリーは「インドセンダン」という別名がある通り、インドが原産で、インド人で「ニーム」を知らない人はいないはず。様々な関連商品が出ていて、インド人家庭では常備品のはず。

誰か探してくだせ~~~~~~。インド人がよく行くような「植木、苗木」の販売店にはあると思うんですが・・・。また木は無くても、ニームの香りが立つような商品があれば、それを置いておくだけでも良いし。それを食料庫に入れておけばバッチリのはず。またカビ対策で使えるのであるならば、それこそそれを気になる場所に置いておけば良いかと。ニーム石鹸も良いかもしれない。

育つと大きくなる木なので、家庭で使う場合には芽を摘みます。暑さ、乾燥に強い木。一ヶ月ぐらい水をやらなくても全く平気ですし、(家を空けることも多い)日本人家庭では手間いらずで良いんじゃないかと。

学名はAzadirachta indica。通称は「Neem Tree」。マレーシアでは”Pokok mambu” or “Pokok semambu”と呼ばれているらしい。

Azadirachta indica – Wikipedia, the free encyclopedia

日本の「樟脳」を見なおしてみるのも良いかもしれないですね。原料のクスノキはボルネオに多いらしく、マレーシアでは樟脳関連製品が売られている可能性が高いと思います。

樟脳はヒンズー教徒が礼拝でも使う(火をつける)らしいから、間違いなくマレーシアにあるはず。樟脳は英語で「camphor」。

ここから探せるはず。クリック

また防虫用の木片とかもあるし、この手のも効くかもですね。

タイガーバームも虫よけに使えるらしい。蓋を開けて置いておくだけでも良いかも。

 

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