言われるだろうと思っていたらやっぱり言われましたよ。どこの誰にとは言いませんが、「ダボさん、マレーシアに渡り、優雅に暮らせていいですね~~」ですとさ。
優雅に暮らすって一体どういうことかわかりませんが、我が家は自転車操業、火の車で、どこが優雅だ?って言いたいのが私の本音。
約束された将来は何もないし、それは収入も同じ。遊びながら得られる収入もなし。そして年金も無いのと同じ。オーストラリアの年金受給権はありますが、オーストラリアの年金って日本の生活保護に似ていて、資産や収入で上下しますし、我らが夫婦の場合はどの程度もらえるのかはわからず。日本の年金に至っては、65歳からの受給で(多分)年間30万円程度。
だから常に走り続けないと倒れる自転車と同じ。ましてや世界的な金余りで投資効率はどんどん下がっていますし、それが改善される見通しは無い。それどころか「インフレ」は各国の借金を減らすことになるし、また景気刺激にもなりますから、そちらの方向へうごくであろうことも見えていて、ぼーっとしていたら我々みたいなのは簡単に蹴散らされてしまうんですね。
だから「リスクを取って頑張るしか無い」わけで、そこから逃げようもなく、リスクを取ることには慣れていますし、その中に夢を持つようにしているだけ。
マレーシアに渡った方々の多くは、毎日遊んだり、のんびりしたり、ゴルフじゃ旅行じゃと老後を楽しんでいらっしゃる。また巨額な資産もお持ちで、投資生活を楽しんでいるような方もいらっしゃる。
我らにして見れば、そういう方々こそ「優雅に暮らしてる」と思うわけで、走り続けないと倒れてしまう我が家がどうして優雅なんだ?って思うくらい。
こんな曲を一人で聞きながら、不安を押さえつけて自分を鼓舞しているようなマレーシア生活ですよ。それが一生続く。
「このままでは終われない。まだ夢の途中、諦めない・・・」