車は何にするかいろいろ悩んでここに何度も書いてきましたが、やっと契約をしてきました。
あれだけ悩んだのに、結局、決めた車は全く想定もしていなかった車。
といいますか、MM2Hの免税で買える車はCKDと呼ばれる「現地生産車」だけなんですね。そしてそれは結構、変わる。まさかこんな頻繁に変わるとは思わなかった。
だからかつては免税で買えた車は今はもう買えない。つまり生産を中止、停止したなんてことがよく起こる。だから前に、「あの車にしよう」なんて思っていたのが全く意味をなさないのね。と同時に新たに現地生産を始めた車種もある。
どちらにしても車を買うのは決まっていたわけで、そして納車まで時間が掛かるのもわかっていましたから早く注文してしまえば今頃はもう乗り回していたはず。
ところがですね、注文をしなかったのが幸いしました。
これは前にも書きましたが、私が買おうと思っていた車はもう生産中止になりましたので買えない。多分二ヶ月ぐらい前に注文を出していれば間に合ったはず。
ところがですね、同じ車種で新型が出たんですよ。それは(プラグイン)ハイブリッド。マレーシアでは現地生産のハイブリッド車は「誰が買っても免税」ですから、MM2Hの特典も何も関係ないんですね。
で、問題はその型式の車の「MM2Hでしか買えない免税価格」と新型の「誰でも買える免税価格」がほぼ同じなんですよ。
ってことは?
ハイブリッドではない方はウン百万円高いですから売れ行きが落ちて、ハイブリッド車の生産は間に合わないくらいだとのこと。
もし新型のハイブリットとMM2Hが買うのと同じ価格でも、MM2Hは「免税というより保税」が正解で、その車の売却時には「納税義務」があるわけですよね。つまりハイブリッドでない車を免税で買っても、かなり高いものになるってこと。また中古になるころには、安く売られたハイブリッド車に足を引っ張られてかなり安くなってしまうはず。
だから買わないでよかったんですね。もし買ったばかりで「新型の発表」を聞き、なおかつそれが「免税価格と同じ」だなんて聞いたら悔しくて夜も眠れなくなったかも。(笑)
ま、どちらにしても買おうと思った車は買えなくなって、じゃぁどうしようかいろいろ見ていたのですが、もう欲しい車は見当たらず、妥協と言ったら怒られるかもしれないけれど、ま、これなら良いだろうと思う車に決めました。BMW X5より小さくX3と同じクラス。CセグメントのSUVです。それも新しく今年売り出された車種。そうそう、X3の競合車種になるあれ。
これから免税申請をして、それがおりて、車も完成し納車されるまでどのくらい掛かるのでしょうか。最近は申請がオンライン化されたのと、「許可が出てから生産をする」というシステムから「生産中の車でもOK」という風に変わったらしく(要確認)、納車がかなりはやくなったと聞いております。
ではどのくらい?と聞いても、下手に客がその気になると困ることもあるんだろうし、メーカーや販売店が納車時期を決められるわけでもありませんから、前と同じ程度の三ヶ月ぐらいでしょうと言われました。
今からだと2月中に納車されればラッキーってことになるんでしょうか。それまでは毎月RM1800のレンタカーを借り続けることになります。
このレンタカーですが、RM1800にしては良い車で、それを話すと多くの人が「安い!」とびっくりします。車は日産のエルグランデで6人乗り。いや7人乗りかな。あの大きなワンボックスカーです。
荷物はごっそり積めるし、三列目の席に座っても「乗り心地が良いね」なんて言われる車で、またエンジンも3.5リッターかな。パワーもあるので走りに余裕があります。静かだし。
でもこの車を借りたのは偶然なんです。本当は他の車種だったのに、その車が整備に出ていて、数日間だけ、この日産エルグランデに乗っていてくださいということでした。
本当にラッキーで、この車でなくては我々の荷物をすべて載せることはできず、かなり面倒なことになっていたはず。そして「この車でないとどうにもならない」とオーナーに伝えたところ、この車をずーっと貸し続けてくれています。
Step1の中村社長にはお世話になりっぱなしですし、彼がこの車を貸してくれなかったらかなりややこしいことになっていたと思います。この手の車をレンタカー屋から借りますと、多分、安くても五倍程度の料金を払わないとならなかったはず。いやもっと高いかもしれません。なんせ月々1800RMって日本円でいうと、一日1500円ですから。
これからもラッキー続きでありますように・・・。 (笑)