しかしマレーシアってわけがわからず。
地元の魚介類、それがたとえスーパーで売っているものでも美味しいものがあるだろうし、料理の仕方によっては大ヒットのものもあるはずだと思っています。
でも今のところは空振り三振ばかり。
私としては上を狙っているのにどんどん下へ下へ引きずり降ろされているような気がします。
やる気満々だった心が折れそう・・・。orz
でもこれはマレーシアに移り住んだ人たち全てが「通る道」なんでしょうね。ここで心が折れちゃった人もいるだろうし、また子供が小さい、ご主人がお勤めとなればリスクは取れないはずで、諦めの早い人も居るんだろうと。
ま、順当な線としては「だから市場で買わないと~~~」ってことになるんでしょうが、今の私としては市場に行く前に「身近なスーパー」を知りたいわけです。これは肉も同じで、TTDIみたいなところをまだちゃんと調査していないのはそれが理由。
スーパーでもそこそこ良ければ、さて次のレベルとしての「市場」が楽しみになりますが、今のところは「本当に市場に行けば大丈夫なのか?」という不安が出てきます。
今日、食べたエビですが、スーパーでいつも大量に売られているエビではなくて、それらをむき身にしてパックしたものです。それを2週間ぐらい前に買いまして、その日のうちに冷凍。そして先程、冷たい塩水で解凍して、とりあえず焼いて塩コショウで食べてみたんです。
うーむ、うーーむと思いつつ、そこでやめれば良かったものの、臭いのがありました。そしてそれは吐いて捨てることに。でも全てがそうじゃないので、また一つ口に入れてチェック、それを何度か繰り返すとまた臭いのにヒット。吐いて捨てる。
そんなことをやっているうちに、「俺って一体なんのためにこんなことをしているんだ?」と思って、全て廃棄処分。
今までの私の経験で言うと、この悪いレベルは「単純に塩コショウ」で素性を見ようとするからはっきりわかるわけであって、中華料理でしっかり火を通して濃い味をつけちゃうとわからないレベルかもしれません。
昔は飲食店繋がりで中華店の厨房を見る機会もあったんですが、「こんなのを使う?」と思ったっけ。魚の眼って赤いのが当たり前で、素材の匂いを嗅ぎながら使う店もあった。もちろんそれは高級店でもなんでもなくて、昔、どこにでもあった「街の中華料理屋」の話。
今は時代が違いますからそんなこともないんでしょうが、今日の臭いエビで昔のあの頃を思い出しました。
私には「市場」という次のステージが残っていますが、もう少しスーパーの魚介類を知りたいと思います。駄目なら駄目で、冷凍物を使えばよいし、冷凍物でどんなのがあるのかはまだわからず。
昨日はスーパーの冷凍庫にBasaを見つけました。こちらではDoryと呼ぶようですが、John Dory(マトウダイ)じゃなくて、ナマズの方ね。ただJohn DoryもDoryとしてパックされた冷凍物があるようで、内容物を見ないと間違える。
そのDory(ナマズ)ですが、3-4枚入って11リンギだったかな。やっす~~~。
これってゴールドコーストではフィッシュアンドチップスで良く食べましたし、家でも作ったし、そしてこれですり身を作って揚げても結構美味しいのね。ゴールドコーストではこちらほど安くはないにしても激安の切り身で、お財布には本当に優しいし、こういうのをたまに食べるからこそ高価な食材も買えるわけで、年間の支出総額を下げてくれる頼もしい味方だと思っています。(笑)
でもマレーシアには魚介類がいろいろいますから、まだ諦めたくありません。
でも26年前、ゴールドコーストでも同じことを考えたのを思い出します。クイーンズランドは海産物が有名。大きなマーケットはゴールドコーストにはないものの、スーパーでも魚やでも結構魚は置いている。ぱっと見たときには「楽しみだ~~~」なんて思ったんですが、一つ一つ買って食べてみては落胆、食べてみては落胆の繰り返しで、結局は日本食材店で売っている魚介類が中心になりましたっけ。
でも全く美味しいのがないわけじゃなくて、オーストラリアのマグロは美味しいし、ヒラマサもかなりイケる。そしてアルファンシノはまさに「キンメダイ」で刺し身でも煮ても焼いても美味しい。でもなかなか手に入らなくて、当然、スーパーや魚屋にも無いのが普通。これはマグロもヒラマサも同じ。
結局、マレーシアも同じじゃないかと思ったり。
売っているものは売れるから売っているわけで、日本人好みでしかなくて地元の人達にニーズがない魚を売るわけがない。
でも逆に地元の人は敬遠する魚でも日本人には\(^o^)/のものが必ずあるはず。
そんなのをいつか見つけたいと思うのですが・・・。でもきっと毎日こんな食べる話ばかり書いていますが、こういう生活は来年からは出来ないはず。だからこそ、今、時間があるうちにマレーシアを知ろうと焦っているんですが・・・・。
時間ってお金に換算出来るわけで、仕事が始まって順調に動き出したら高くても「日本の魚」しか食べないようになるのかな、みたいな気がしています。それこそ定番の魚はもちろん、シマアジ、キンキ、キンメ、貝類だってなんだって手に入れようと思えば手に入るんですから。
実はその線はその線で進めておりまして、近日中に「まさかマレーシアで」と思うようなものを手に入れる予定。我々は日本にはほとんど帰りませんし、マレーシアで日本のものを手に入れるルートは絶対に持たないとなりません。
ただ、お金でほとんどのことは解決が着くにしても、それって面白くないんですよね。使えるお金があるとかないとかの問題じゃなくて、「地元の美味しい魚介類を探して食べる」ってのは魚介類好きなら絶対にやりたいし、そこに魚介類好きのプライドみたいなものもある。(笑)
食中毒が怖くて刺し身が食えるか!ってのも同じで、でも無謀なことをするのではなくて、リスクを取るからこそ必要以上に気をつけるのは当たり前の話で、とりあえず刺し身で食ってみよう~~ってほど馬鹿じゃない。(笑)
ま、きっといつか痛い目をみることもあるんでしょうが、他人を巻き添えにすることだけはしないようにして、自分の体を使って人体実験はやらないとね~~~。
ひえ~~~と思うような美味しいマレーシアの魚が必ずどこかで私を待っているはず。信じています。(笑)