韓国で「注意喚起」がまるで行われていないってことは・・・・

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北朝鮮問題ですが、不思議ですねえ。

トランプとお坊ちゃまはまるでチキンレースをやっているようで、お互い脅かし合うばかりで世の中は「なにも起きないだろう」と思っている様子。

でもトランプは本当に「やる気」だという評論家は少なくない。

でも本当にそうだとしたら、まず間違いなく38度線に近いソウルは火の海になるはずで、通常兵器(大砲、ロケット砲)で一瞬にして数千発の砲弾、ロケット弾が打ち込まれるだろうと言われている。

ソウルの人口は1千万ちょっと。国際都市。日本人も半端じゃない数、いるんじゃないですかね。

もしここが攻撃されたらとんでもないことになるはずだけれど、どうも住民には危機感がない様子。当然、在外公館も何も言っていない。

ちょっとソウルのブログ村を見てみたんですよ。

ここ(クリック)。

北朝鮮のこと。アメリカのこと。「何かが起きたらどうする?」なんて話題はまったくない。マレーシアのブログ村と同じで、普通に毎日の出来事が書かれているだけ。

そんなもんですかね。

でも前に聞いたことがあるんですよ。1994年の危機のときだったかなぁ。世界はハラハラドキドキしているのに韓国人は「ああ、いつものことだよ」みたいに全く心配していないのね。

心配してもしょうがないってのもある?

我々マレーシアに居る日本人に取っては、まさかここに火の粉が飛んでくることはないだろうし、でも何か起きたら日本の家族も心配だし・・・。

マレーシアのブログ村を見ても、この件に関して書いているのは私だけ。(笑)

私が馬鹿なだけか? (笑)

アメリカが行動する時って、アメリカ人、アメリカ企業に何も言わないのだろうか。

避難するとなれば何日もかかるはずで、事前に言えば「その時が来た」というのが北にバレるし彼らも準備が出来てしまう。先制攻撃をするかもしれない。

だからと言って何も言わずに突然アメリカが動いたら、アメリカの国民、企業の損害だって半端じゃないわけですよねぇ。そんなことするはずがない。許されるはずがない。

トランプ氏が何を言って脅かそうが、空母のカールビンソンを朝鮮半島の方へ移動させようが、ソウルに居るアメリカ人が普通にしていたら「何も起きない」と北は判断するんじゃないですかね。北みたいな国なら黙って自国民を犠牲にすることがあっても、アメリカや日本がそういうことは絶対にできない。しない。

ということはソウルでアメリカにしろ日本にしろ、あるいは他の国が「自主避難」でも言い出さない限り何もないってことになるのだろうか。

日本の駐韓大使をソウルに返す時に、岸田外務大臣は「邦人保護のため」なんて言うもんだから、こりゃどうしたって何かあるかもしれないなんて思う人が出てきても不思議じゃない。

でも実際は、トランプ氏もお坊ちゃまも、まさに世界中に「俺たちのチキンゲームを見てお楽しみください」って言ってるのと同じじゃないですかね。

でももしトランプ氏が「自主避難してくれ」と言い出したら、日経平均も韓国市場も大暴落。いや世界市場が大暴落するか・・・。

そしてそのときこそ、お坊ちゃまは態度を変えるのかもね。

あるいはそのときこそ、クーデーターが起きるのかも。

ただこんなことを言う評論家もいたんですよ。当然、お坊ちゃまはクーデーターも想定していて、「何かが起きた時にONになる自動スイッチシステム」を作っていると。つまり、軍部が蜂起したとか、自分が攻撃されたとか、そういう異変が起きたときには「ソウルに対する砲撃」「ミサイル発射」がすでにプログラミングされていると。当然、アメリカなり(中国の可能性もある)に攻撃、上陸されても、そのシステムは作動すると。

アメリカがもし攻撃するとなると、ミサイル施設はもちろんのこと、ソウルを向いている大砲なりロケット砲も綺麗に掃討しないとならないはずで、でもそれは技術的に不可能らしい。

またお坊ちゃまは地下深く潜って隠れていると言われていて、非常に強力な核弾頭が付いている「貫通弾」を使えば地下何十キロに隠れていても壊滅することが出来る、なんて言われているけれど、これも馬鹿な話で、そんな方法でお坊ちゃまを攻撃しても「間違いなく排除できた」という証拠がなくなるってことですよね。

だからオサマビンラディンを排除した時と同じように、「証拠」がない場合には作戦完了にはならないはず。

今まで放置したからこうなったと言うけれど、1994年のクリントン大統領の時にも攻撃したら同じ心配があったはず。

結局、鍵を握っていたのはアメリカじゃなくて中国で、中国が北を押さえつけることができなかったからってことなんでしょうね。だからこそ、今回の首脳会談では「どうにかせい」と習近平に圧力が掛けられたと。

ところが、中国の事情通に言わすと、習近平は「北とつながっている中国内の勢力(江沢民派)」を掌握できていないからこうなったという。

だから、トランプが習近平に「ちゃんとやってくれないと」と言っても無理だと。それは前にも紹介した河添恵子氏や他の評論家も言っている。

でもそれをやるとなると、今まで以上に習近平は江沢民派の強敵潰しに強権を使わなくてはならず、下手をすればそれが習近平の命取りになるはず。今年の10月は中国共産党大会があるし、下手に動けない。今回、トランプ氏と会ってヘラヘラしていたのも10月の選挙を睨んでのこと。

また北のミサイル発射にしても軍事専門家がそれを見ると「北は戦争をする気はまったくない」のがわかると。

これも先日紹介した動画。

これらの話を統合すると、トランプは習近平に「ボールを投げた」形で、習近平が今後何をするかってのがポイントで、トランプは先制攻撃もしないし、北も自ら戦争を起こすことはしない。

でもこれまた、その流れを読んだお坊ちゃまはどう出てくるか。

習近平が北とくっついている北部の江沢民派を本当に叩いたら、その時、北は完全に孤立し息の根は止まる。お坊ちゃまは座してそれを待つのか。

 
 
 

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