【北朝鮮危機】5月9日も注意日

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トランプとお坊ちゃまの恫喝チキンレースに習近平も参加して三つ巴の状態になりましたね。

今までお坊ちゃまは中国に対してはっきり批判はしてこなかったのに、とうとう「中国」という名を出して批判を始めた。

でもま、今までがそうであるように我々が知り得ることって「氷山の一角」でしかないし、脅しの中には嘘も入っていて、それで相手に揺さぶりをかけているわけだから、そして裏では別ルートで話も進んでいるんだろうし、言葉の端々をつまんで一喜一憂しても意味はなし。

それぞれがメンツを賭けてやりあっていますが、将来どうなるかは全くわからず。

で、今までも幾つか注意日が言われていましたが、5月9日も注意日。

お坊ちゃまが朝鮮労働党委員長に就任して一周年。

この労働党委員長に彼が就任したというのは意味があって、今までは「総書記」が党の最高位であったのをお坊ちゃまが「委員長席」を50年ぶりに復活させて、自らその席に座った日。そしてそれを決めた「朝鮮労働党大会」も36年ぶりの開催。

それの一周年記念日が5月9日。

今までは祖父の生誕記念日だとか、軍の創立85周年だとか、昔から決まっていた行事。

ところが今回は、彼がトップとなって、朝鮮労働党大会を36年ぶりに開催し、委員長職も50年ぶりに復活させた「彼の北朝鮮における彼の仕事」の、それも一周年記念日。これって今までとは重みが違うんじゃないですかね。

きっと「何か」するんでしょう。

それは何で、それにトランプがどう反応するか、習近平はどうするのか、はたまたロシアはどう動くのか。

いささか野次馬みたいに「予想」するのも疲れてきましたので(笑)、何が起きるのかしっかり見ていようと思います。

今回、それぞれの言動に注意して見てきましたが、それぞれの性格や行動パターンも垣間見ることが出来て非常に参考になりました。

特に私が注目してきたのはトランプ氏の言動ですが、やっぱり彼は策士ですね~。ディーリングが上手いのは間違いがなさそうで、相手に手の内を見せないズルさは大したもんだと思います。そして状況によってコロコロ変わる。脅かしたと思ったら煽ててみたり、大きな利益のためには小さな利益は平気で捨てる。あるいは将来のややこしいことは考えずに、目の前の利益を取るみたいな。そこに彼のイデオロギーとか思想、信念みたいなものは私には全く見えず、まさに「アメリカファースト」の「儲かればそれでOK」みたいな。

ま、俗に言うお調子者みたいで、普通なら相手にされなくなるんだろうけれど、彼の場合は筋金入りでましてや世界最高の権力を持っているわけだから周りは振り回される。

私に言わせると「嫌な奴」でしかなくて、握手をして「共に歩こう」なんて言われても明日にはどこで何をし、何を言うかわからないやつ。

習近平を持ち上げたかと思えば、お坊ちゃまに対して文句を言う様に見せて、結局は「習近平は何も出来ない」と世界に知らしめるようなことを言うし、敵に回したら怖い人だと思いますわ。でも味方に付けてもいつどう転がるかわからないタイプ。

半端じゃない強気、負けず嫌いなのは大統領選でも見えたわけで、自分の思うとおりにならないとわけのわからないこと大声で喚いて恫喝して我儘を通そうとする。それがアメリカのためになるのなら彼の地位も安泰だろうけれど、彼が取ろうとする利益が本当にアメリカの利益になるのかはわからず。いつまで民衆が彼に着いてくのか。

オバマ氏みたいに理想ばかり言って違うことをしたり、実行力がないってのも問題だけれど、国のトップとして「大志」が見えずに、利益があるならそれでOKみたいな大統領って・・・。ビジネスマンならそれでも良いのだろうけれど、政治家がそれで良いのかどうかが疑問。でも今の時代、世界中の人たちが気になるのは「金」であって、金さえ儲けさせてくれれば「良い大統領」ってことなんでしょうか。

どちらにしても世界を見渡してもあちこちに問題が噴出していて、これからは波乱の時代に入るのだろうと思ったり。

 
 
 

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