海外に住んで「一番素晴らしい」と思うこと

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前の日記に「日本に帰りたい」と書きましたが、その日記にコメントがありました。やはり歳を取ると郷愁が強くなるんでしょう。

そしてこんなことも書かれていました。

昔読んだマスターキートンという漫画の中で主人公の母(イギリス人)が日本から故郷イギリスに帰る理由についてのエピソードがあり、うろ覚えですが『母の故郷はワサビでなくミントの香りのする場所だったんだ』とかいうセリフがとても印象に残っています。

わかる~~~~~~~って思いません?

私みたいに高校生の頃から「絶対に海外に出る」と思い続けて、結果的に家族を連れてオーストラリアに移民として渡り、オーストラリアの土になると思っていたのに、今はマレーシアに住み、そして「日本に早く帰りたい・・・」なんて考えているんですから、人生って本当に面白いと思います。

で、思い出した言葉があります。確かオーストラリア人のサイトで見つけた言葉ですが、

The Best Thing About Being Away is Coming Home.(海外に出て一番素晴らしい出来事は・・・「帰郷」である)

ですと。

海外に出たいとか、もう日本は嫌だとか、海外で一旗揚げようとか、その地の土になるぞとか、「男児志を立てて郷関を出づ。学もし成らずんばまた還らず。骨を埋むるに何ぞ期せん墳墓の地。人間(じんかん)到るところ青山(せいざん)あり」なんて思うわけですが・・・・。

私にとっての「海外生活」とは

「今、俺はやっと故郷に帰ってきた・・・」

という大きな大きな感動を得るための「準備」でしかない、みたいな感じがするのです。

 
 
 

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