アップルパイを食べたいと最近思っていまして、自分で作ることにしました。
アップルパイなんてどこでも売ってるだろうよって思うでしょ?そうそう、売ってるんですよね、甘過ぎて具合悪くなりそうなのが。
だからマレーシアでは自分で作るしか無いと思っています。
たかがアップルパイと言っても作るとトーシロには難しいんですよね。甘さを抑えるのは簡単ですが、残念ながら私には全体的な出来は決して良いものが出来るわけじゃない。
ということでいつものお遊び。
う~~む、前回のほうが出来は良いわ。なんで作る度にうまくなるってことがないのか。不思議だ~~。
こんなものを作ったからって喜んでくれる人もいないどころか、食べてくれる人もいない。我が家でアップルパイが好きなのは私だけで、「アップルパイを作るぞ~」と言っても「いらな~~い」「いらね~~」という声が返ってくるだけの我が家。orz
でもなんでこんなのを作るかというと、こういうのを思い出しながら作ることによって、パイ生地の扱い方とかリンゴをどうするかとかそんなのを考えていると良い頭の体操になるんですよ。作り方っていろいろあるわけで、今回はどうしようか、どうすべきかとか。
今回は今までと違うやり方をしてみました。リンゴですがいちいち煮るのが面倒なのね。だからチンすることに。
リンゴを半分に切ってから、それを薄く切ります。それをお皿に並べてチンするだけ。柔らかくなればそれでOK。
パイ生地を細い帯状に切ります。そしてそこに溶かしバターを塗り「砂糖+シナモンパウダー」を混ぜたものをかけます。
そこに切ってチンしたリンゴを重ねて並べる。
パイ生地を2つに折り重ねて、端からくるくる巻いていく。
あとはそれを焼くだけ。
これとは別に、バラの枝とか木の葉をパイ生地から切り出して焼く。それだけ。
本命のアップルパイですが、確かに甘さは控えめに出来たのですが、なんだか美味しくありません。バラの花もそうなんですがシナモンにパンチがないんですよ。もうとっくの昔に香りは飛びました、みたいなパウダーで、そしてちょっと薬臭い感じがします。たくさん入れても香りが弱いのでガンガンいれたのですが、それで他の香り成分が出てきたような感じ。
それともこんなもんかなぁ・・・。
ゴールドコースト時代にはこんなことはなかったような気がします。マレーシアに来てから作ったのは初めてですが、シナモンが違うのかなぁ。シナモンパウダーは瓶詰めで、今日、封を切ったばかりなのになんで?
ま、こちらのスーパーで買った安いシナモンですから「セイロンシナモン」なわけはないはずだけど、その違いかなぁ。でも香りはカシアシナモンの方が強いと聞いたことがあるし、シナモンとかスパイス類ってやっぱりB級品、C級品みたいのがあるんだろうか?マレーシアはシナモンの輸出国だけれど、意外にスーパーで売っているのは「かなり安い中国産」だったり?
私はシナモンの香りが好きで、アップルパイを食べたいのもシナモンが入っているからかもしれません。それなのにシナモンの香りがイマイチだとすると・・・、困るんだよなぁ、こういうの。
他の方のブログで良いスパイス屋さんがあるのを知りましたが、いつか行ってみるかなぁ。欲しいものがいろいろあるし。それとも日本からの定期便で日本の信頼できそうなやつを買ってみるとか?でも実はマレーシア産だったりするんだよね。(笑)