どこでも売っている「冷凍のフライドポテト(フレンチフライ)」にも大きな差があるのがわかった。安いものには安い理由があるマレーシア。それは何でも同じなのねぇ。

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ノンフライヤー(エアフライヤー)が我が家の一員になってから、かなり頻繁に使うようになって(珍しく)「買ってよかった調理器具」になりました。

大量に作れないのがネックですが、(普通の)オーブンを使う面倒臭さがなくて、面倒くさがり屋の息子もたまに自分で使っている様子。

主に使うのはやっぱり「小腹がすいた時」ですかね。本格的な揚げ物、量が多い場合には役不足ですから、冷凍で売っている「フライドポテト」「イカリング」「白身のフライ」などを作るケースが非常に多い。

特に多いのがフライドポテト(フレンチフライ)ですね。

炭水化物は極力減らしたいのは我が家全員の一致した考え方なんですが、やっぱりフライドポテト(フレンチフライ)は嫌いじゃないし、簡単に作れるから結構食べちゃいます。また洋物の料理を作った時に、フライドポテト(フレンチフライ)だけエアフライヤーに突っ込んでスイッチを入れれば12-15分後には油っぽくないパリッとしたフライドポテトが出来ちゃうってのも助かります。

この「油っぽくない」ってのは非常に重要で高ポイント。

ところがですねぇ、このフライドポテト(フレンチフライ)に問題が出ました。

こういう食材も買ってくるのは私の役目なんですが、いつも同じブランドのを買っていたんですよ。それを選ぶ理由らしい理由ってなくて、なんとなくそれを買っていただけ。

ある日、いつもいくスーパーではないスーパーで、「あ、そうだ。冷凍のフライドポテト(フレンチフライ)を買わなくちゃ」と思って、適当なものを買ってきたんですよ。

そうしたら、まるでいつものと違うのね。これほど違うか?と思うほど違う。

味そのものは似たようなもんなんですが、食感がまるで違う。

パサパサしていて粉っぽいんですよ。

こんなジャガイモがあるのか?って思うくらい。

安いレストランで食べた「まずくて食感の悪い【マッシュポテト】」を思い出します。あれってスーパーでも売っている「ジャガイモのパウダー(マッシュポテトの素みたいな)」を使っているんでしょ?

ただ考えてみると、詳しいことはわかりませんが、フライドポテト(フレンチフライ)にも「ジャガイモのパウダー」を整形して作ったものがあるんじゃないかと。

フレンチフライじゃなくてあのパリパリしたポテトチップスってジャガイモを薄切りにして揚げたものですよね。大きさ、形も不揃い。

でもこれとは違ってフレイク状、乾燥ポテト粉末を使って「整形したポテトチップス」がありますよね。

整形したものだから形が揃ってる。

私はこのての「整形ポテトチップス」ってあんまり好きじゃないんですよ。歯ごたえが悪く、舌触りも粉っぽいし。

で、この「歯ごたえの悪さ」がですね、今日の本題のフライドポテト(フレンチフライ)も同じだと思ったわけです。

まさか、わざわざ整形してフライドポテト(フレンチフライ)を作るとは思えないのだけれど、フレイク状、ポテト粉末って「長期保存が出来て安価」なのは間違いがないらしいから、生産工場で作る場合には作りやすいのかもしれない。ジャガイモの生産地が近くにある必要もないし。

そんなことを考えていた時に・・

息子 「オヤジ、この冷凍フライドポテトはマレーシア産みたいだよ」

ですと。袋をチェックしてみたんでしょう。

なるほどねぇ。そういうことだったのか。

でも今までいつも買っていたフライドポテト(フレンチフライ)はどこ産だかわかりません。先進国なら生のジャガイモから作っているとは限りませんものね。

でももし日本なら、この手の冷凍フライドポテト(フレンチフライ)は「メチャ安」にしないと売れないんじゃないかなぁ。スーパーのバイヤーも仕入れない可能性すらある。

今度買う時にはしっかり袋の表示を読んでみよう。

私達がマレーシアに来てから1年半が経ちますが、「安いものには安い理由がある」ってのは何でも同じだと思うようになりました。

そして、良いもの、これはと思うようなものは日本より全然高かったりするのね。ま、需要と供給のバランスを考えれば当たり前だと思いますが・・・。

 
 
 

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