毎年この時期になると、そして開戦記念日の頃には必ず見る動画があります。
あの大戦に関しては思うことがいろいろあって、日本を美化しようとは思いませんが、歴史は戦勝国が一方的に作ったものをそのまま受け入れるしかなかった日本。そしてそれに便乗して日本でとんでもなく大きな勢力を持った左翼。当然、戦後育ちの我々は彼らにしっかり教育されたわけで、悪かったのは日本だけと信じ込んで今に至る。そして一つの国が当たり前に持つ価値観も壊され、今の日本は独立国としての体をなしていない。戦争を肯定するんじゃないんですよ。でも日本を潰す計画は間違いなく存在していて、それに乗せられてしまった日本。そして負けて、牙も角も骨も爪さえ捨ててしまって軟弱な、そして相手のご機嫌ばかり伺うだらしない国になってしまった。残念で仕方がありません。かつて世界中の人種差別が常識だった時代、人種差別撤廃を国際連合で提案したあの日本はもう存在しない。
でももっと残念なことがあるんですよ。それはあの戦争はなんだったのかの総括が日本人の手によって一切されていないってこと。そもそも戦争に走る前に一体何があったのか。そして戦時中にあまりにも馬鹿げている作戦や、特攻隊に代表されるようにあってはらないことが強制されたのにも関わらず、その犯罪責任が日本人の手によって明らかにされ、責任を問われることもなかったこと。歴史上、総括は東京裁判で終わったことになっているけれど、あれは戦勝国の立場を善とし、日本を悪の権化と決めつけるためのものでしかなかった。民間人を「意図的に」歴史上最大の大量虐殺したアメリカの国際法違反が問われることもないまま。本来、我々日本人が、日本人の立場であの戦争の総括をしなければならないのにそれが一切行われていない。悔しいったらありゃしません。
2000年以上続いた世界でも稀な歴史を持つ日本が滅亡の危機にあったのに、それの総括をしないってなんなんですかね。「今は平和なんだからいいじゃないか」みたいなウヤムヤにすることを平気でやる日本って、まさに今の日本そのもののような気がするんですよ。そして「戦争は駄目だ」と恐怖だけに囚われてる人がごっそりいる。それもわかるんですよ。でも両手で頭を抱えてしゃがみこんで(そして9条の旗だけ振って)「戦争は怖い、悲惨だ、駄目だ」と言い続けて平和が来るんだろうか。現実を直視しない日本人ってそれが日本人の昔からの生き方だったんですかね。
日本だけが悪いのではないという声は今ではアメリカからも出てくる時代になったし、ネットの普及もあって真実が少しずつ明るみに出されるのは非常に良いとは思うけれど、今頃そんなのが出ても遅いわけで、日本人の自虐史観は日本人の一部になってしまった。またこの史観は日本だけではなくて世界に共通するものとして広められ、日本に感謝したいと思う多くのアジア人の考え方もどんどん変えてしまった。彼らの国の教科書でも日本と同じことが教えられ続けたし。
でもねぇ、真実は違うところにあると私は確信していて、そしてそう信じる日本人も多いのだけれど、それを声を大にして世界に叫ぶことは出来ない。
だからこんな時期になると、私は靖国神社に行きたくなるんですよ。あそこに祀られている私達の祖先に、申し訳ないと謝らないわけにはいかない。戦勝国が作った歴史に間違いが一切なかったとしても、私達の祖先が日本のために戦い、命を捧げたことに関して私は日本人として感謝しなければならないとも思う。だからこそ、あの大戦の総括を日本人の手によって行う必要があると思うんですよ。でもそんな事を口に出せばキチガイ扱いされるだけ。でもブログには書く。(笑)
この動画を、せめて一度だけで良いから多くの日本人に見てもらいたいと思う。
あの戦争は、アジアを飲み込もうとしていた白色人種の横暴に終止符を打ち、世界の歴史を変えた黄色人種日本人の勝利であると私は思う。
でも世界って面白いもんで、「欧米による植民地として【平穏に生きる事】を望んだ人たち」も多いのね。それに驚いたのはもう何十年も前のグアムで、「アメリカ人になれて幸せだ」というグアム人が多いのを知った時。独立派の人たちとも会ったんだけど・・・。またマレーシアに来て「ペナン陥落(Fall of Penang)」というドキュメンタリーを見た時。日本軍によるペナン陥落時の話なんだけれど、「日本が侵略をした」というイメージでいっぱいだった。でも日本軍の「銀輪部隊(自転車部隊)」がマレー半島を南下してシンガポール向かう最中、マレーシア人の声援を受けたのも間違いがない様子。マレーシアではマレーシア人と中国系とまるで違う印象を持っているのが面白いと思った。でも当然、日本は悪の権化として教育されている。
でも「開放という名の新たな植民地支配」の部分はアジアのあちこちに見えるわけで、大東亜共栄圏構想に歓喜した国が後に日本に銃先を向ける事が起きたのも忘れるべきじゃないと思う。マレーシアも「このままでは日本と戦うことになるだろう(文言は正確ではない)」と言ったのも日本を美化したい人たちは知るべき。でも「まだ自治権を与えられない」と判断した日本の考えるところもわかるんだけど・・。そして戦況が悪化すると日本も変わってきたわけで、アジアの開放だったのかそれとも侵略だったのかを一言でいうのは難しいと思うし、国によってかなり温度差がある。
こんなニュースがあった。「インドの下院で(日本の)原爆犠牲者に黙祷が行われた」と。恒例とのこと。有り難いですね。
お隣の韓国は「原爆投下は天罰だ」と新聞に載る国。