初めての読者と飲みに行ってきた~~~

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マレーシアのネット上の日本人の知り合いは結構たくさんいます。このブログも10年以上やっていて読者との交流もそれなりにありますし、10年前からあるSNSに積極的に参加してきましたから(今は消極的)。でも実際にお会いしたことの無い方が圧倒的に多いですし、お会いした方々も「会ったことがある」程度で「時々お会いする方々」はほんの数人。またマレーシア在住でなくて、たまにマレーシアに遊びに来た時に会う方も少々。

しょっちゅう会うという友人は皆無と言って良いかもしれません。私みたいにマレーシアに上陸して3年経つのにほとんど友人もいないってのは多分珍しいかもしれません。私達はマレーシアに遊びに来たわけではなくて仕事がありますから、ゴルフだ旅行だ食事会だという集まりにも参加しない、参加できない(時間的な制約)ですし。

でも付き合いを避けているわけではまったくなくて、キッカケがないと言ったほうが良いかもしれません。たまに食事会、飲み会に誘って頂くこともあるのですが、時間的に合わないことがほとんど。なぜか皆さんのそういう集まりってウィークデイの夜が多いのね。その時間帯って私は仕事中。私が暇な土日にお誘いを受けたことって一度もないし、私の方からお声を掛けるほどまだお付き合いが濃くないって感じでしょうか。

ただウィークデイも全く時間が取れないわけじゃなくて時々なら出ることは可能。だから懲りずに誘ってくださいね~~~。m(_ _)m

お初の方でも「ダボと会ってみたい」「酒を飲んでみたい」なんて思う方がいらっしゃったら遠慮なく声を掛けてください。

ところでマレーシア関連のブログですが、ちょっと異色な方のブログがあります。異色っていうのは変ですが、多くの方は「日本ではサラリーマンあるいは自営業で今は退職して悠々自適」の生活をなさっている方、「奥様」「駐在組」「現地採用組」ですよね。でもその方は同じMM2Hですが、日本ではレストランを今でも経営していたり、IT関連の経営などいろいろなさっていた方(業種の広さが面白い)。そしてマレーシアにご夫婦でMM2Hとして来られていますが、「老後を楽しむ為」に来たのではなくて、「何がマレーシアで出来るか模索中」の方。現役、真っ最中。(笑)

ある意味、我が家と似ておりまして、一体この方は何をするつもりなのか私も気になっていたのです。

この方から突然、メールが来ました。それは私がいつも書いている「和食材の入手方法」に関してでした。

メールでやり取りしている間に、ますますこの方への興味を持ちまして、「一杯飲みましょうか?」と声をかけたんです。すると「待ってました~~!」の返事。(笑)

ということでパブリカのシャカリキで待ち合わせ。5時半。

彼も私のことにはマレーシアに来る前から興味を持っていたようで、やっぱり何か通じるところがあったんでしょう。挨拶をしてからまずはビールを飲み始めたのですが、すぐに意気投合。話はとめどもなくというか怒涛のごとくあれじゃこれじゃと話は飛びつつ二人だけの飲み会が始まりました。彼も半端じゃない酒豪ですが、私より11歳若いですし、その差は歴然。ビールから焼酎に変わりましたが、私が一緒のペースで飲める相手ではありませんでした。一緒のペースで飲んだら殺されそう。(笑)

この方がどんな生き方をしてきたのか、またマレーシアで何をしようとしているのか気になっていましたが、根本的な思想とか価値観に大きな差があるとなかなか話は進みません。でも私と同じ様に思想的には「右傾している(笑)」し、価値観はかなり似ているものを感じました。多くの仕事を起こして経験してきた方ですが、決して守銭奴ではなくて、でも「社会貢献」というと臭い話になってしまいますが「自分のためにお金を稼ぎたい」という考え方が全く見えない方です。私も「金は天下の回りもの」でしかないと思っているのはいつも書いている通りですが、「お金以外に大事にしたいものを成就するために仕事をしている」(家族や生活のための金儲けではない)のは私と同じなので深い話ができたのは良かったです。

でも私と大きく違う点もありまして、若い頃から自分で仕事を立ち上げたのは同じでも、私には「経営者としての能力」がなく「人を育てる能力」もないのは20代の頃にはっきり自覚することができましたが、彼にはそれがあるのがわかりました。「他人を信じて任せることができる人」なのね。これが私には全くできないことで、でも彼は騙されたり失望した経験がないというのではなくて「騙されても良い」という人。この辺は正直なところ私には全く理解出来ない点ですが、彼はどうも「信念」としてそれを持っているのがわかりました。

半端じゃない変わり者です。

いや、人間として腹も座った器が大きい人なのかもしれない。ここは私と全く違うところ。(笑)

ま、そんなこんなで話し続けましたが、話が一段落したなぁと思って時計を見たら、なんと12時。(笑)

5時半から12時まで話に夢中で、途中で「もうそろそろお開きにするか?」なんて私は全く感じませんでした。

きっと彼は「ダボってよく喋る人だなぁ」って思っていたんでしょうね。(笑)

帰り際に「XXさんも結構、話す人ですねぇ」と言いましたところ、「いえいえ、ダボさんが7割方喋っていましたよ」と言われ、「嘘~~~~~~~~~」状態。

やっぱり私みたいに「人と交わる仕事」を止めてかなり年数が経った人と、現役で多くの人と関わっている人との違いでしょうね。「聞き上手」「話させ上手」なんでしょう。酒もかなり入っているのに大した仕事人です(笑)。私と意見、考え方が違うところはもちろんあるわけですが、彼は持論を押し通して「議論」までには持ち込まない人。ここがちょっと私には物足りないところだったのですが、「議論」って相手をきっちり見極めてから始めないと喧嘩になるなんてのは「日本では常識」ですし、その辺をよく理解している方なんだろうと思いました。でも私はズバっと持論を言うタイプなので(それを言わない日本人のほうが私は変だと思っている)、彼は面食らったかも。いやいや、私は単純に彼の「話させ上手」に乗ってしまっただけなのかもね。ジジーのよくあるパターンですわ。(笑)

でも思い返してみると、大事なところは全く話し合えていないとも思いました。6時間以上も話したのにです。(笑)

ま、これからも是非、お時間を作って頂いていろいろと話しも聞きたいし、したいと思うし、それぞれに「なんらかのヒラメキ」があったら良いなと思っています。ただの馬鹿っぱなしってのも良いのですが。(笑)

彼は日本から帰ってきたばかりで、またすぐにタイに飛ぶ予定とのことですが、タイから帰ってきたらまたすぐにお会いしたいですと言ってくれた。これって友人づきあいも少なく、家族だけで固まって生きている私としては本当に嬉しかったです。

しかしまぁ、5時半から12時まで6時間半も全く時間がすぎるのを感じることなく、話し、飲んだのは久しぶり。いやいやこんなのは初めてかもしれません。その間、(私は)一度も時計を見なかったんですから。

いい出会いでした。

神様に感謝。

ああ、飲んでいる内に話題には出なかったのですが、別れ際に彼も「写真」が趣味なのがわかって嬉しかったです。でも彼は「ニコン派」だと聞いて「貧乏人の味方のペンタックス派」だった私とは随分違うと思った(今はソニー派)。(笑)

パナソニックのマイクロフォーサーズ機でLX-100という素晴らしいコンパクトデジカメがあるんですが、それのことを口にするような人ですから、写真好きも半端じゃなさそう。いつか写真・カメラ談義でもしながら一杯飲みたいと思ったり。

 
 
 

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