「カツオのたたき」を家で食べる 鮮度の良い魚はどこで手に入るのか

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

冷凍もののカツオのたたきを食べてみました。これはFocal社のもの。

臭い消しってわけでもないのですが、ショウガ、ニンニク、ネギを山のように使って食べましたが、やっぱりイマイチですねぇ。「カツオのたたきに飢えていて死にそう」ならこれで延命は出来ると思いますが。(笑)

やっぱりNSKで偶然見つけた大型で鮮度の良いスマ(カツオ)の方が段違いに美味しかったし、価格も10分の1ぐらいか。(小型のもの、鮮度が悪いものはいつでも売っている)

でもこれを見つけるのと交通事故に合うのとどちらの確率が高いか?って感じがします。NSKに毎日、通っていれば見つかるんでしょうが。

美味しかったなぁ・・・。見よ!この色の綺麗さ!

このスマ(カツオ)ですが、3キロで30リンギ。800円ぐらい。マレーシアでは「赤身の魚」ってメチャクチャ安いのね。火を入れて食べても美味しくないからだと思いますが。でも日本では高級魚。関東では「スマガツオ」、関西では「ヤイト」と呼ぶはず。味はカツオというよりマグロに近いかもしれない。

40センチのまな板からこれだけはみ出る大きさ。これで刺し身は何人前取れますかね。私みたいな大食いでも6人前は取れるんじゃないかなぁ。一般的な言い方をすれば、10人前ぐらい?上の写真は「半身」。

スマ(カツオ)って見分けるのは簡単で、パッと見た目は「サバ」みたいな模様。

ところがお腹のところに「黒い斑点がある」のね。これがスマの特徴。

この時見つけたスマは目もきれいで「私を買って~~」と私の目を見つめていたんですよ。(笑)

マレー語ではTongkolと書いてあるところが多いですが、それをスマ、あるいはカツオだと思ってしまうと大間違いで、マレーシアではマグロもカツオも「Tongkol」なんですね。で、カツオの場合は「Tongkol putih」、マグロの場合は「Tongkol hitam」。PutihとHitamの違いですが、これは白と黒。

マグロとスマ(カツオ)の違いは慣れればすぐにわかります。上がマグロ、下がスマ(カツオ)。マグロの大型のもの、美味しいものとはまだ出会っていませんが、もし同じ大きさ、同じ新鮮度だとしたら、私はスマ(カツオ)の方が美味しいと思う。同じ大きさだとすれば、マグロはまだまだ子供、スマ(カツオ)は成魚に近いってことじゃなかろうかと。

ローカルの魚を刺し身で食べる時には「鮮度」が一番大事ですが、マグロやスマ(カツオ)は「大きさ」もかなり大事で、小さなものは美味しくないと思います。でも「大型で鮮度が良いもの」と出会う確率は「日頃の行い」に比例するのかも。(笑)

ちなみに「ローカルの鮮度の良い魚をどこで手に入れるか」ですが、そのバイブルと言って良いブログがあります。ブログ主はすでに日本にお帰りになりましたが、この方の「鮮魚探し」は「執念」と言っても良いくらいで、ローカルのウェットマーケットはもちろん、KLにある卸売市場の新旧二箇所、そしてKLから西へ約50キロ弱のKlangにある「漁港の市場」などの情報が盛りだくさん。またローカルの魚そのもの関しても「魚図鑑」と言ってよいほどの情報量がある。当然、それは「(刺し身で)食べて美味しいローカルの魚」という意味です。

ただし、この方はNSKやTTDIの魚を「刺し身で食べる」ことはなかった様子。もっと良い魚が手に入るところを探し回っていたということですね。私はKlangの漁港まで行ったことはありませんが、かなり大きな卸売市場(新旧二箇所ある)へ行けば、「必ず良い魚介類があるというわけではない」という点は注意が必要で、「日本の卸売市場」を想像していくと(かなり)がっかりするはず。それは漁港やウェットマーケットも同じで、「刺し身グレードを探すのは簡単ではない」と思っていて間違いはないと思います。良いものがあると言われるところへ行っても、空振りで帰ってくる可能性はかなり高いはず。ローカルの魚で刺し身グレードを探すとしたら、「中途半端な妥協はしない」のが肝要かと。

でも私としては、NSKでもTTDIでも「確率は【かなり】低いにしても」刺し身グレードの魚を見つけることは可能だと思っています。(TTDIで仕入れた魚類を刺し身で出す日本料理屋も存在する)

そのブログは何度かこのブログで紹介していますが、「マレーシアの魚を刺し身で食べる」となると、この方のブログを読まずに先に進むのは無謀だと思うくらいです。私もこの方のブログの「魚に関する部分」は何度も読み返して頭に叩き込んでいます。

魚、市場関係の情報はいくつかに分かれて書いてありますが、右側のメニューですぐにわかりますので興味のある該当ページに飛んでみてください。

ひねくれ団塊世代のMM2Hチャレンジ日記

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。