ソウル市長が亡くなったと10日の朝、第一報が入りましたが、自殺だろうと言われている。その理由は「元秘書に対するセクハラ疑惑」ということですが、どうも話はそんな簡単ではない様子。
まず朴元淳(パクウォンスン)ソウル市長ですが、ただの市長ではなくて朝鮮半島ウォッチャーにとってはキーパーソンの一人。ムン・ジェイン大統領と共に左翼の超大物で、歴史的にも「反日運動」「左翼運動」を支えてきた人。というか先導してきた人と言っても良いかもしれない。もちろん親北朝鮮。
こういう人が今、自殺ですかぁ?
今、韓国と北はややこしいことになっていますよね。あれほど北朝鮮のために動いてきたムン・ジェイン大統領なのに北朝鮮(妹の金与正)には糞味噌に罵られ、南北共同連絡事務所は爆破され(右側の高いビルも崩れたけれどあれは関係ないビルで、爆破は軍が行ったにしては下手すぎると言われている)、そして脱北者が放った風船ビラに北は応酬すると騒いでいる。
そんな中、おかしなことが起きましたよね。
韓国のソウル中央裁判所は「金正恩に対する賠償責任を認める判決を下した」。これって朝鮮戦争時に北の捕虜になった元韓国軍兵に強制労働をさせたということだけれど、こんな判決は歴史的にも初めてで、南北融和にまっしぐらで北朝鮮べったりで裁判の結果までも影響を与えることが出来るムン・ジェイン大統領がそんな判決を受け入れるわけがない。金正恩に喧嘩を売るのと同じで、新たな緊張を生むことになる。そしてこれをキッカケにして続々と訴訟が増えるだろうと言われている。
まさか「融和政策が方向転換」なんてことがあるんでしょうか。私は毎度おかしなムンさんが無視されっぱなしの現状打開のために「存在をアピールした」「新たなボールを北に投げてみた」ような気がするんです。でもそれは大量の爆薬の導火線に火をつけてしまうことになるみたいな・・。
それが7月7日。
ソウル市長のセクハラの問題が表面化したのが7月8日。市長は9日に遺書らしきものを残して失踪し10日に遺体で発見。そのソウル市長はバリバリの親北。ムン・ジェイン大統領の盟友で共にあの盧武鉉大統領に仕えた人。また彼は弁護士でもあって、人権やセクハラに関してはプロ中のプロらしく、「祖国の統一」という長年の夢を現実化させる足がかりが出来たこの大事なときに「セクハラ問題ぐらいで自殺するとは思えない」と言われている。
また反日運動の立役者でもあった彼がいなくなると、半日運動にも変化が起きる可能性も言われている。
彼の大親分だった盧武鉉大統領も自殺しましたが、何か通じるものがあるのか、それとも「いないほうが良い存在」になって・・・・・・。
しかし北朝鮮、韓国では我々の想像を超えることばかり起きる。本当に不思議な国だと思う。
一体これから何が起きるんですかね~~。
どこの誰がどんな計画を持っているんだろうか・・・。