なぜ「トランプの再選」を望むのか 

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トランプの再選を望む人が日本にも多くいますが、「トランプは悪あがきをしているだけだ」と思う人には理解できないことだろうと思います。ただ大統領選挙の結果は「法的にまだ出ていない」ことだけは理解していただきたい。

またトランプ支持派もいろいろで、皆が同じということではないでしょうが、なぜ私がトランプが世界にとって必要なアメリカ大統領であるかの理由を説明するのは簡単ではありませんが、それは中国の横暴を止める為であり、世界の民主主義を守る為であり、そして世界の長い歴史の中でのグローバリストとの戦いに負けたくないからです。

昔からのこのブログの読者は、私がグローバリズムに何年も前からずーっと反対しているのはご存知だと思いますが、なぜグローバリズムは駄目だと思うのか、どこが悪いのかの説明は私には不可能。話がややこしすぎます。ただもし一行で表すとすれば、私達の歴史や伝統、文化、価値観そして宗教を、そして国境をも否定して、世界を一つの色に染めようとする左翼思想がグローバリズムの根底にあり、そしてそれを利用して莫大な利益を得ようとする企業群、団体、個人を認めるわけにはいかないという考え方です。そして今回の大統領選の一番の問題は、共和党に勝つために民主党は極左とまで手を組んだというところ。これは副大統領候補のカマラハリスを見れば民主党に左派が深く食い込んでいるのはすぐにわかることで、アメリカではなくて民主党自体の基盤に大きな変化が出ているところを見逃したらうまくない。でも左翼リベラルにしてみれば非常に良い傾向。

今回紹介する動画は、まさに私がずーっと考えていることを端的に説明していると思いました。また私の知らないことも多く話していて、非常に参考になりました。

この動画に出てくる「林千勝氏(近現代史研究家・ノンフクション作家)」は歴史から現代を読み解く人で、最近、注目を集めています。

話の中に「ディープステート」という言葉が出てきますが、是非そこで「なんだ、また陰謀論か」と思わずに、一体、世界史の背後で何が起きていたのか、それは日本がかつて中国に進出したりアメリカとの戦争への道に進んだ背景、そして占領下の日本で占領軍が何を目的としたのか、それらは今の日本の状態もに大いに関係しているますし、そしてそもそもどういうふうにソ連が出来たのか、コミンテルンは世界で何を成し遂げようとしたのか、それが現代では名を変え姿を変え、世界に浸透しており、その歴史を常にバックアップする強大な富を持った存在がある(ジョージ・ソロスやフェイスブックのザッカーバーグも同じ)という現実を理解するのは重要だと思うのです。

頭の中をまっさらにして、ちょっと耳を傾けてみると、世界の近代史には「基本となる大きな流れ」「世界を自分の主義主張で固めようとする勢力」があるのが見えてくると思うし(宗教対立も同じ)、それは事実だと私は思うのです。そしてその流れを変えなくてはならないし、それにはトランプ大統領の力がどうしても必要だと私は考えているということ。

対中国共産党にどう立ち向かうかに関しては、バイデンも強硬策を維持するようなことを言いますが、そもそも民主党と中国共産党とは親和性があるわけで(歴史を見ればすぐわかる)、バイデンはアメリカ国民が今の時点で反中に盛り上がっているのを無視できないだけのことで、徐々にその空気も和らげるように動くであろうことは簡単に想像がつく。その動きを阻止するようにトランプがつい最近、キッシンジャーを国防総省顧問団から解任したのは良い傾向で、キッシンジャーはつい最近も「米中関係を修復せよ」と主張していたのを忘れるわけにはいかない。「米中関係を修復せよ」というのは民主党の本音だと私は思う。そしてそれは経済界も、そして大統領選、そして今でも露骨な言論統制をしているフェイスブック、ツイッター、グーグルも同じ。

民主党の看板である「弱者を助ける」「人権を守る」「地球環境を大事にする」という美辞麗句の裏に潜むものを見抜くことが重要だと思っています。

世界がどんどん左傾していることに危険を感じていない人は、私の考え方を理解することはないと思う。

でもそんなのはただの陰謀論だと考えるのもそれぞれの自由。

48:15辺りから。


是非、時間があったらこの動画も見て欲しい。世界の思想を元にして、共和党や民主党、そして左派リベラル、グローバリズムに乗って利益を貪ろうする企業の関係がわかるはず。


アメリカ大統領選に関しては毎日毎日、新しい情報が出てきますし、そろそろ大詰めというか、最終決戦というか、野球で言えば9回の裏、トランプ陣営の最後の攻撃のような盛り上がりを見せています。

ですから目を離せませんし、それは多くの人達も同じでしょうが、この数日間だけでも「仲間内の感情的なぶつかり合い」が大きくなってきて、もう関わりたくないと思うことも増えています。同じ日本の保守派でトランプ支持者同士で誹謗中傷が始まり、ついこの間まで仲が良かった人たち(テレビにでも出るような有名人)が「お前を告訴する」なんてことも起きていて、感情的な論評はどんどん信憑性も薄れてひどい状況にある。全く根拠がない、確かめようもないことをあたかも事実のように言う人がどんどん増えている。でも本人は「絶対に間違いがない」と信じているのね。とんでもない盛り上がり方です。

トランプが勝とうが負けようが、アメリカの司法に委ねるしか無いわけで、応援しようが諦めようが無視しようがそんなのはそれぞれの勝手。そしてバイデンが勝つという前提で、今後のことを予想し考えることも大事なはずですが、そういう人たちを狂信的なトランプ信者が攻撃をするなんてことが起きている。日本の保守系の中で喧嘩をして、それでトランプ氏が再選されるのであればどんどんやるのも良いかもしれませんが、「バカの集まり」みたいな雰囲気が広がっています。

ここはやっぱり冷静に情報を追い動きを見守って、私達が結果を左右することは出来ないし、出てきた結果に従って今後どうするか考えるしか無いんじゃないですかね。

そして今の時点では間違いなくトランプは劣勢で、大規模な不正があったことを証明できるのかどうかは微妙なところ。だからバイデンの勝利が決定するという前提で今後のことを考える必要があると思っています。

ただ、トランプを筆頭に「不正を正す」「民主主義を守る」と自分の地位や名声、社会的地位を賭けて頑張る人たちが世界中に多いですし(著名人、地位のある人も多い)、命の危険にさらされている人たちもいる。ですから「悪あがきをしている」と遠くからそういう人たちをバカにするような見方だけは是非とも控えて、今後の動きを見て頂きたいと願っています。

一体トランプは何と戦っているのか。そこを見極めるのが大切で、大統領職にしがみつこうとしている大うそつきという見方はあまりにも今起きている世界の将来を左右するであろう問題を矮小化していると私は思います。でも「トランプvsバイデン」というのは局地戦でしかなく、歴史の中で続く「大本の戦い」の存在を世界を俯瞰して見ることが重要だと思っています。

我らが日本ですが、菅政権は「あちら側」なのが見え始めていて、これは経済界を重視するからだろうと思いますが、そういう「目先のお金に固執して毒まんじゅうを喰らおうとする日本」を日本人が変えることはほぼ不可能。日本は「糸が切れた凧状態」だと私は思うし、そういう意味からも私はトランプ大統領に再選してもらいたいと願うわけです。

トランプ再選を願う保守系の人は多いですが、それは「野球で言えば、負けている試合の9回の裏ツーアウト、最後の最後に出てきた【強力なピンチヒッター】」だと感じるからじゃないですかね。性格が悪いだの下品だの、独善的だの、そんなことはどうでも良いことかもしれない。世界の多くの保守系の人たちが「もう駄目だ、やられる」とオバマ時代に思っていたところに偶然、トランプが現れたんですから。

私はこのトランプに世界の将来を託したいと思う。そして正義と自由、民主主義を貫いて欲しいと思う。出来ることなら(個人の自由を認めたら成り立たない)共産主義、そしてそれと表裏一体のグローバリズムを標榜し勢力を拡大し確固たるものにして金儲けに走る存在を潰して欲しい。


この動画は昨日、トランプが自身のフェイスブックに投稿した演説。(全て英語)


この動画を和訳する運動も起きていて、そのうち和訳テロップ付きの物が出てくるかも。

きっと私は妄想癖があるバカなだけかもしれない。三島由紀夫逝世50周年の今、あらためて三島由紀夫が嘆いていたことを見つめ直してみたい、西部邁氏の書籍を読み直そうなんて思うんですから。

でも今日、書いたことが私の中心にある考え方。

ありゃりゃ、三島由紀夫氏も西部邁氏も自害したんですね。う~~む、よろしくない共通点。

でも新しい人達が新しい価値観で素晴らしい世界を作ってくれるのかもしれない。しかし中国共産党だけは受け入れないで欲しいなぁ。彼らがどれほどの利益を与えてくれても魂は売らないで欲しい。

「お金が全てではない」と本当に信じるなら、それを行動で見せて欲しい。

貧しい人は貧困から逃れたい一心で共産主義、社会主義に走ることが多い。また理想に燃える若者も同じ。かつてそれが日本に起きたのと同じことが今、アメリカで起きているのを見逃してはならないし、国境をも否定してグローバリズムで一つにまとまろうとする動きを利用して金儲けに走ろうとする企業群がある。これは日本を見てもわかるわけで、彼らの頭には「国家の安全保障」という概念はない。今、世界で伸びて勢力を大きくする大企業、IT企業、無国籍企業も同じ。

ウイグルやチベット、南モンゴルをなぜ世界は見殺しにしようとしてきたのかはまさにそれで、今、香港、台湾がああなっていることにも見て見ぬ振りをしようとしているのだろうと思う。南シナ海、東シナ海で起きていることも同じ。アフリカは彼らの手に落ちたと言っても良いくらい。そしてそれは南太平洋にも広がっていて、オーストラリアが慌てている。

その大きな流れを変えようとしているのがトランプ。そしてそれはトランプ以外には出来ないことだと思う。

トランプがいない世界で、中国が本当に経済、軍事共に世界第一の強国にのし上がった時、一体何が起きるのかは、私は簡単に想像が出来ると思うんだけどなぁ。中国が世界の海に進出し、あちこちにSLBM搭載の潜水艦を潜めたら、世界は中国の顔色を伺うしかできなくなることになぜ気が付かないのか。

今、中国とオーストラリアが大揉めしていますが、あの中国のオーストラリアに対する態度を見れば、「弱い相手には徹底的に強く出る」彼らの本性がわかるじゃないですか。

日本人は、習近平が真顔でオバマに「太平洋を二分してそれぞれが治めよう」と提案したことを忘れたのだろうか。つい先日、中国の王毅外相が日本へ来て、共同記者会見で何をしゃべったのか忘れたのか。そして日本の外相と言えば、なんら反論もせず、始終ニヤニヤして、最後にはシェーシェーと言った。そしてバイデン大統領誕生で、中国で自由に商売ができるだろうと経済界、親中派が喜んでいるのをどう思うのか。

私には世界で恐ろしいことが起きているとしか思えないのです。そしてそれに立ち向かおうとしているのがトランプ、ペンス、ポンペイオ。私はなぜ多くの日本人がバイデンを推すのか全く理解できない。

このまま行けば、バイデン・民主党、メディア、ウォール街、IT企業のグローバリスト地上最強の連合軍ができる。これってある種の独裁で中国と同じで国民が実際にどうなるのかが見えない。実はこれを懸念しているのは民主党内の極左で、すぐ近い内にサンダースが何らかの動きを始めるんじゃないですかね。

 
 
 

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