気になるワクチンですが、私達、マレーシア在住の外国人はどうなるんですかね。
と思っていたら「外国人も無料接種」となるらしい。
在マレーシア日本国大使館のサイトにそれに関する情報がある。
・2月11日、COVID-19ワクチン供給特別委員会(JKJAV)は、マレーシアにおける国家ワクチンプログラムに当地在住外国人等を含め、かつ無料で接種可能にする旨を発表したところ、その概要は以下のとおりです。
・なお、接種の優先順位はまずはマレーシア国民からとされており、在留邦人含む外国人への接種時期は現時点で未定のところ、追加の情報を得られ次第、本ページを更新していきます。
1.2月11日付JKJAV発表
(1)昨日会合した閣僚らは、今月末に開始される国家ワクチンプログラムにおいて、マレーシアに居住する全ての外国人にも無料でワクチンを提供することで合意した。
(2)ただし、ワクチンを与える優先順位は、まずはマレーシア国民である。外国人向けのワクチン情報やスケジュールは後日発表される。2.2月11日付カイリー・ジャマルディン科学技術・イノベーション大臣ツイート
(1)閣議決定により、マレーシアに居住する外国人は、国家ワクチンプログラムの下でCOVID-19ワクチンを無料で接種することが決定された。これには外交官、駐在員、学生、外国人の配偶者と子供、外国人労働者、UNHCRカード所持者が含まれる。
(2)原則として、内閣はまた、不法滞在の外国人にワクチンを無料で提供することにも合意しており、COVID-19ワクチン供給特別委員会(JKJAV)は、これをどのように実施するかについてさらに議論する予定である。我々は、州政府、外国大使館、NGOに支援を求める予定である。
※JKJAV発表はここ
※カイリー大臣ツイートはここ
これが実施されるのはまだ先になるはずですが、私が気になるのは「どこのワクチンか」です。
私も中国製のワクチンには疑問を持っていますし、中国製ワクチンの有効性が高くないのは報道で出ていますし、副反応も気になるところです。
ただ、「外国人も無料接種可能」と言うと、すぐ私達は自分のことを考えてしまいますが、マレーシア政府が考えているのは「外国人労働者」ですよね。この数は半端ではないし、今まで多くのクラスターもあったわけですから、この決定は妥当だと思います。
さて私達はどうなるのか。
私としては以下の状態です。
○ 出来ることならファイザー社のワクチンを接種したい
○ 有料でも構わない
○ 慌てて接種しようと思っていない
今の時点ではまだわからないことばかりですが、時間とともに中国製ワクチンの素性もわかってくるでしょうし、またファイザー社のワクチンなら全く問題がないと決まったわけでもなく、時間はまだまだたっぷりありますから、接種が始まってる外国のレポートに注視したいと思っています。
マレーシアにおけるワクチン接種も広がってくれば、「有料でファイザー社のワクチン接種も可能」という選択肢もできるんじゃないかと思っています。
日本で摂取するという選択肢ですが、ファイザー社のワクチンは二度の接種が必要で、3週間の間隔となれば、それだけの期間、日本でボーッとしているわけにもいきませんので、日本での接種という選択肢は我が家にはありません。
しかし日本もアホですよね。ファイザー社のワクチンの6分の1は捨てているなんて。ファイザー社の注射器なら6回打てるらしいですが、日本が使った注射器では5回までですと。こんなことさえちゃんと調べずにやっているなんて信じられない。
でも調べてみると「日本の落ち度」と決めつけるのも間違っている様子。ファイザー社もおかしいと思う。
ファイザー社のワクチンは一つの容器に「5-7回分」のワクチンが入っているそうで、当初はファイザー社も「5回分」と言っていたとのこと。
製品は、小瓶に1.8 mlの塩化ナトリウムを加えて希釈する(薄める)。これにより注射剤2.25 mlが得られる。そして各患者に与える注射は0.3mlとなっている。つまり、計算上では2.25 ml ÷ 0.3ml で、7回の投与すら可能である。
当時、ファイザー社は「5回分(5用量)」としていた。