トランプ支持だろうが、そうじゃなかろうが、アメリカで起きていることが私には全く理解できません。
「自由の国」の代表であるアメリカで何が起きているのか。これは大統領選でいろいろ見えてきたわけですが、誰が大統領になるかということ以上に、こういう事が起きていることが私には信じられません。
トランプ嫌いがトランプを排除するのは勝手ですが、その【排除】はトランプ支持者にまで及んでいて、「会社を解雇された」なんて話は去年から聞こえていた。それもですね、このブログにまで来て、私みたいなゴミのようなトランプ支持者にもいちいち文句を言いたい人がいるのも異常だと思うわけで、本当に今、世の中で起きていることは私には全く理解できない。
大統領選では、少なくともアメリカ国民の半数近くは「トランプ支持」なのがわかっているわけで、そういう人たちをも黙らせようとする動きは尋常とは思えず。この動きは今でも続いていて、トランプ支持者全てを「一部の熱狂的な、異常な陰謀論者とまとめて馬鹿にする風潮」は日本にもある。そういう書き方をするメディアもある。
そんなときにこんなニュース。
トランプの熱烈支持者の「コーヒー会社」に突然、取引銀行(チェス)から「取引停止通告」が来たと。オンライン決済もできないわけで、これって「潰れろ」というのと同じ意味。またこの会社はアマゾンでも製品を販売していたのに「突然、取引停止」を受けた過去があるそう。
トランプ排除ってここまでやるんですかね。私としては誰が誰を支持し、その考えを公にしたところでそれは「認められた自由の範囲内」だと思うんですが、世の中はそう動いていていない。
ところがこれに「おかしいだろうよ」と反発する人たちが多く出てきて、その会社を助けようと動き出し、そのコーヒー会社の売上は短期間に80倍にまで伸びたそう。
「悪魔を信奉する人々に対する弾圧」と同じのように思えますが、では本当に悪魔を信奉する人たちを弾圧しているのかというとそうでもないようで、つまり、トランプは「悪魔以上の悪者」であるということなんでしょうか。そしてそれを抹殺するためには「支持者も消す」のが道理なのか?
思想的にいろいろあろうが、考え方が違おうが、「皆、違って、それで良い」と私は思うわけで、「皆が同じ」な方が異常。
でも「皆が同じ」の方が世の中は安定し、発展すると考える人は多い様子。共産主義者がまさにそれで、「多様性を認めたら成り立たない」ですよね。でも「高き理想のためには、異端、異論を弾圧するのも必要」と考える人は個人の中にも多い様子。でもそれを表面に出せば「差別主義者」のレッテルを貼られるのが世界のはずなのに、個人はもとより、大企業、銀行までもあからさまに「トランプ排除」に動くって不思議としか言いようがない。それだけトランプが邪魔なのはわかりますが、そこまでやるか?そしてそれをなぜ社会は認めるのか?
「一つの理想にまとまめる」ということは、そこに「新たな偏見や差別、人権無視が生まれる」わけだけれど、なぜかそういう人たちは「差別、人権」には神経質な人達が多い。でも私には【人権を大事にし、差別をなくすために【許容されるべき差別は必要】と考えている」のが理解できないし、それこそが恐ろしい「全体主義」そのものじゃないですかね。
最近、世界中でこういう動きが出ているのを感じます。
宗教戦争みたいなもので、「俺達は絶対に正しい」「異端は潰すべき」と考える勢力がどんどん大きくなっている。
私は経済にもその動きがあると感じていて、科学的にはまだまだ問題がある「地球温暖化対策」「CO2犯人説」もそれを指摘すれば潰されるし、近年流行りのSDG’sにも「何よりも大事にするべき理念」が表面に出すぎているように感じています。世の中には「需要と供給のバランス」が大事だと私は思うわけですが、「とにかく一刻も早く、理想に近づかないと人類の将来はない」という【脅し】で様々なものが動き出している。そしてそれが「時流」であって、それに乗ろうとしない企業は排除される。
私にも当然、好き嫌いはあるし主義主張もある。でもそれを「全世界はそれと同じ様にしろ」とは全く思わない。それどころか皆が私と同じなら気持ちが悪いし、それだと私も進歩しないから困るんですね。
これは投資の世界も同じで、世界の名だたる大手機関投資家もそれを大事にし、投資先の選考基準に取り入れている。これは私には「統制経済」に見えてくる。
コロナ対策も同じで、「科学的根拠の説明なく」様々な対策が実行される。「やってみるしかないじゃないか」で押し切られる。
なんだか最近、息苦しい世界になったなぁと思うばかりなり。
世界中が「金太郎飴」みたいに【皆が同じ】になる方向へ動いているように感じるんですよ。