【ノロウィルス】が日本では猛威を奮っているらしい。例年の10倍ですと。【消毒方法】そのものを再考する必要があるかも。

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ウィルスと言えば「新型コロナウィルス」を想像する様になりがちですが、日本では【ノロウィルス】が猛威を奮っているとのこと。

過去5年間の平均の【10倍】ですと!!

ノロウィルスも非常に危険で、症状はかなり強烈で年寄や幼児は命を落とすこともあるわけで、例年より10倍って一体どうしちゃったんですかね。

新型コロナウィルスの広がりで、「衛生面には気をつける」ようになったし、なんと言う作用か忘れましたが「感染の椅子取りゲーム」みたいなことが起きて【インフルエンザ】は極端に少なくなった。

これってある意味良い面もあって、年間3500人~13000人も死亡すると言われている(計算方法により違いが出る)インフルエンザの影響はほぼゼロと言っても良いようになった。

でもウィルスはウィルスでも「ノロウィルス」はコロナやインフルエンザとは全くの別物。

私がこのニュースを見て、え?と思ったのは、「ノロウィルスは【アルコール消毒は効果が弱い】」という点。マジっすか?私はこのことを全く知りませんでした。アルコール消毒で大丈夫だと思っていて、コロナが出てきてからは台所や調理器具の消毒もアルコールに切り替えていたんですよ。

ま、アルコール消毒が全く駄目ということでもないようですが、「コロナウイルスはエンベロープという、ウイルスの外側に膜のようなものがある。その膜がアルコールに弱いので、アルコール消毒が効きやすい。ノロウイルスはその外側の膜がないので、アルコール消毒が効きにくい」とのこと。

ではノロウィルスの消毒のために何を使うかというと、「次亜塩素酸ナトリウム」が良く、私達が普通に使っている【漂白剤】でオッケイ。これは【コロナウィルスにも効く】。

ただし、漂白剤を薄めた消毒液の効果は長く持続しないのね。

我が家の現在は台所でもアルコール消毒をするようになっている(過去には漂白剤を薄めた消毒液を使っていた)のですが、これはうまくないかもしれない。マレーシアは食中毒が多いし、高温多湿で雑菌が繁殖するには最適な環境ですので、マレーシアに来てからはかなり消毒には気を使っているのですが、ノロウィルスにアルコールの効きが弱いのは知りませんでした。

日本でノロウィルスが猛威を奮っているのは、「多くの人たちが消毒をアルコールに切り替えたから」なんてことも原因の一つなんてことは無いんだろうか。

台所、調理器具は「自家製の漂白剤を薄めた消毒液」に切り替えた方が良さそう。う~~む、手洗いはどうする?家の中での消毒は「全て【次亜塩素酸水や自家製の漂白剤を薄めた消毒液】に切り替える」という手もあるのかもしれない。とにかく「アルコール消毒最強説」は再考する必要がありそう。

また外出時には「アルコール消毒」ができるようにどこでもアルコールが置いてありますが、お手洗いなどに行った時などには、【石鹸で洗うのも併用する】なんてことが必要なのかもね。そこまでするか~?と思いますが。

これを機会に、「消毒」に関して今一度確認を取ろうと思って調べました。

この厚生労働省のPDFが良さそう。様々な消毒方法の比較も出ています。

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について

問題は「アルコール、次亜塩素酸水」などを使えない場所の消毒ですよね。

「様々な物品」「洋服」「靴」「バッグ」「髪の毛」などに液体を吹き付けて消毒ってうまくない。だから我が家では「熱風」を使っています。「ヒートガン」というヘアードライヤーみたいなやつ(ヘアードライヤーでも大丈夫なはず)。コロナウィルスも高熱にさらすとかなり弱体化するらしい。興味がある方はこのページを見てください。

Dabo's life in KL, Malaysia

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください 今まで以上に消毒に気をつけないとなら…

また、では「次亜塩素酸水」や「自家製の漂白剤を薄めた消毒液」を【噴霧したらどうか】という考え方も出てきますが、これに関して、厚生労働省の上のPDFにはこの様に書かれています。

【参考情報3 「次亜塩素酸水」の空間噴霧について】「次亜塩素酸水」の空間噴霧で、付着ウイルスや空気中の浮遊ウイルスを除去できるかは、メーカー等が工夫を凝らして試験をしていますが、国際的に評価方法は確立されていません。安全面については、メーカーにおいて一定の動物実験などが行われているようです。ただ、消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を吸いこむことは、推奨できません。空間噴霧は無人の時間帯に行うなど、人が吸入しないような注意が必要です。なお、ウイルスを無毒化することを効能・効果として明示とする場合、医薬品・医薬部外品の承認が必要です。現時点で、「空間噴霧用の消毒薬」として承認が得られた次亜塩素酸水はありません。

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