【ウクライナ侵攻】第二ステージに入った予感

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しかしまぁ、ウクライナ侵攻ですが出口が見えませんね。

プーチンもウクライナも引く様子は全く見られず。

ここへ来て気になるのは、ウクライナに対する「軍事的支援」が大きくなっていること

○ イギリスが装甲車120台、対艦ミサイルシステムを供与
○ 戦車400両程度を供与(ブルガリア350両、ルーマニア30両、ポーランド70両)

アメリカがすでに発表した内容は、
○ 携行式地対空ミサイル「スティンガー」1400発以上、
○ 「ジャベリン」5000発以上を含む対戦車ミサイル1万2000発以上
○ 自爆攻撃機能を持つ無人航空機「スイッチブレード」数百機
○ 小火器7000丁以上
○ 弾薬5000万発以上
○ レーザー誘導式ロケットシステム

今までは「防御に特化する武器の供与」が中心だったのが、【戦車、装甲車、対艦ミサイル】となると「積極的な攻撃が可能となる」じゃないですか。

ウクライナが頑張って抵抗しても膠着状態なところが多いのはまさにそれが理由で、「守れても、押し返すほどの武力がない」と指摘されていましたよね。

ところが「戦車」があると話はずいぶん違ってくるわけで、また対艦ミサイルも同じく。装甲車もそうなんでしょう。

これに「戦闘機供与」が始まるとウクライナとしては心強いわけですが、ポーランドは供与する意志を表明しているけれど、アメリカは逃げ腰。ドイツも同じく。当然だと思います。

ロシアはロシアで「統括司令官を任命」したとのニュース。

彼がどんな作戦を立てるかですが、当然、ロシアが勝つための作戦を練るわけで、戦況は激しさを増すと見て間違いはないと思うんです。新司令官はシリアでかなり悪どいことをやってきたらしい(アメリカの報道)。

そして西側からは続々と新たな武器がウクライナに供与される。今まではなかった戦車まで送られる。

今、戦闘機の話は「ちゅうぶらりん」の様ですが、今、戦車を送るようになったのと同じように、ロシア軍の蛮行が次々と出てきて「ロシアを叩け」という声が大きくなれば、「次は戦闘機」という話になるのが順当。(これが決まったらプーチンは黙っていないはず)

プーチンは引く気が全くないし、新たな司令官を任命し立て直しを計画。

どうみたって、戦闘は益々激しくなると見るしかないんじゃないですかね。

そして「戦車や戦闘機、対艦ミサイルの供与」って、「参戦したのと同レベル」とプーチンが考えてもおかしくないんじゃない?

ここまで緊張が高まっているということは、「第二ステージに入った」としか言いようがないと思うんですよ。

20年以上に渡るNATOとロシアのせめぎ合いがあって、「でも均衡を保っていた糸が切れた」。それがプーチンのウクライナ侵攻で、これだけでもとんでもない出来事だと私は思っているんですが、実は今、その頃の「糸」どころではない【大事に至らないように繋ぎ止めていた「太い鎖」までも切れそうな状況】にあると感じます。

世界には「西側はロシアと戦え」と考える勢力もあるし(ゼレンスキー、アメリカ国内も含めて)、またなんらかの突発的なミスで、「ポーランドにミサイルが打ち込まれた」「ポーランド領空で戦闘機、あるいは情報収集航空機が撃墜された」なんてことが起きたら、まさにそれは「日本の真珠湾攻撃」と同じことになるはず。まさか、アメリカがベトナム戦争に本格介入するキッカケになった「トンキン湾事件」みたいなこと(自作自演)が起きるかも。

世界は「早く停戦しろ」と思う人、勢力ばかりじゃないのは間違いがないわけで・・・・。

イギリスのジョンソン首相がキーフに電撃訪問したのも驚きで、積極的に関与しようとしているのはわかるし、イギリスの国防相が「(ロシアに対し)核兵器の先制使用も選択肢」なんて過去に言っていたのも思い出します。

ウクライナ侵攻が始まってから40日以上経過しましたが、最初に感じた「違和感」が次々に入ってくる情報、そして私が違和感を感じた理由である過去の歴史を再度、振り返ってみることによって、それは単なる違和感ではなくて、ある確信に近づいてきました。それは私が今まで書いてきたことですが、決して間違えてはいないと思うってことです。西側諸国によるロシアを追い込む作戦は間違いなくあったということ。当然、【狂ったプーチンが善良なるウクライナに侵攻したという単純な戦争ではない】ということ。

つまりですね、プーチンが折れない限り、近い将来、ほぼ間違いなく「大戦争に発展する」という思いが強くなったということ。あるいはプーチンがなんらかの方法によって排除されるか。

万が一のことが起きた時、皆様はどう行動するべきかもう想定済みですか?

我が家は影響を最小限にするために危ない資産はキャッシュ化しました。でも「何かが起きるのを想定した先行買い」は無し。心配するようなことが起きた場合、マイナスを減らすことを重視していて、起きなかった場合に、プラスもマイナスも出るようなポジションは取らないということ。

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