マレーシアで日本製品を買っても「円安を享受できない」。FIREとかいろいろ雑談。

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しかし円安がどんどん進みますね。

USD/JPY 週足 2007年から現在の動き

ま、生活をする上で一般的なマレーシア在住の日本人は「米ドル・日本円」での円安は直接関係がなくて、「マレーシアリンギット・日本円」の動きが重要。

MYR/JPY 週足 2009年から現在の動き

しかしこうやって長い期間の動きを見てみると、日本円とリンギットを交換する時期でこれほど大きな差があるというのは恐ろしさまで感じます。24円から35円までの開きがある。

日本からマレーシアに渡ってくる日本人はもともとリンギットを持っているわけもなくて、ある時期にそこそこまとまった額をリンギットに替えるわけですが、1リンギが24円から35円というとんでもなく大きな差がある。円高の時に多くのリンギットを手にした人は「大きな含み益がある」わけですが、2013年から2015年に替えた人たちは「いまだに評価損を抱えたまま」ってことですね。

かつてマレーシアは「定期の利回りが良いから素晴らしい」という人が非常に多かった。

でも私は「そんなことに注目してもろくなことはない」とこのブログに書き続けてきました。そりゃ0%と3%を比べれば3%の方が良いに決まっていますが、そもそも3%という利回りは「0%と変わりがない」と考えるべきで、「金利を受け取って良い思いをしよう」ということ自体が間違っていると私は考えていたわけです。「3%なんていうのは誤差と同じ」みたいな。

そしてマレーシアは物価が安いにしても「デフレ続きの日本」とは違うわけで、【インフレになったら3%程度の利回りは簡単に吹っ飛ぶ】というのが常識じゃないですかね。ましてや「日本人が好んで住む大都市は全国平均のインフレより高い率で物の値段は上がっていく」のが発展する途上国の決まりごとでしょう。たとえ数字としてのインフレ率は低くても、自分を取り巻く環境ではどんどん高いものが増えて行って安いものは駆逐されるが如く減っていく。

逆に日本はデフレだったから、「お金の額面は同じでも価値は上がった」わけで、そういうところを無視して、定期金利が0%だと嘆くのはあまりにも【何も考えていない】のと同じじゃない?

だから「良い思いをしたい」のであれば、【全く違う投資対象を探すべき】であって「小さなメダカを捕まえることに一生懸命になるべきではない」という考え方。

そもそも「金利で生活する」なんてことは【絶対に無理】だと私は考えていて、ましてや【税金】と【生活費】をそこから差し引いたらマイナスになるケースも多く、生活費をそこから捻出する必要がないとしても【インフレに勝てるのか?】が何よりも重要なんですよね。額は変わらなくても価値はどんどん目減りする。でも多くの日本人は「インフレの恐怖を知らない」わけで、またインフレの時代を経験した人でも「サラリーマン」だったら給料もどんどん上がるから恐怖はわからないんじゃないですかね。インフレ時代も知らない若い人は当然、恐怖もわからないし、「デフレの時代しか知らない」とすれば「まとまったお金があればどうにかなる」と考えてしまいがち

昨今の「FIRE」を目指す若者に私はそれを感じるわけで、1億貯めたらFIRE生活だなんて夢見る若者は多いけれど、1億でどうにか遊んで生きていけるほど世の中は甘くないのがわからないのかと思う。こんなことは経験しなくてもちゃんと世界の動き歴史を見て、きっちり計算すれば中学生でもわかるはずだと私は思うのですが、FIRE生活に対する憧れが「思考停止」を加速するんでしょう。

私の「FIREの定義」は「全て自己責任の個人事業主として一生働き稼ぎ続けること」で、「FIREは良いこと」なんて全く考えないんですよ。それどころか「海外に出たらセーフティーネットもない」し、「元の鞘に戻ろうとしても【帰るところはない】という現実」が待っている。

それでも「海外に出れば大丈夫」と思う人も多いわけで、【マレーシアで金利が3%もつく】と考えたのでしょう。でも「永住権がないと何が起きるか」までは考えないのね。長期観光ビザみたいな、あるいは将来の約束もない就労ビザでどうやって将来の生活設計が出来るのか私には理解の外です。

海外生活は「あくまで短期的なもの」で、生活の拠点は将来も日本という前提なら良いんですよ。でも永住権もなくして海外で生きていこうとする人が多い。私はこういう異常さはマレーシアでしか見たことがありません。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで生活する日本人が、「永住権を取るためにどれほど苦労しているか」を知らないのだろうし、その必要性もわからないのだろうと思います。

「マレーシアでは簡単に海外生活を始めることが出来る」のは良いことなんでしょうか。私にしてみると、「そこは地雷が多い危険な国」としか思えない。だからその地雷を避けて生きていける技量がある人なら良いのだけれど、「地雷の存在にも気が付かない、想定さえもしない、想定してもどうにかなると思っている」人ってどうなるんでしょうか。でも日本みたいに豊かで安全で社会保障もちゃんとあるような国で生きていると、「それが世の中では当たり前」の様に考えてしまうのもわかる。また若い人は、将来自分に降りかかるであろう災難を簡単に考えているように見えます。

なおかつ「海外ではインフレが普通」だということにまで頭が回らない人も多く見受けられた。

私達が参考にしないとならないのは、【インフレの時代に年金生活、金利生活をしていた人がどうなったか】ってところじゃないですかね。つまり今の日本で言えば100歳ぐらいの人たちか。日本がインフレの時代、一般的には「収入も上がった」から【インフレ歓迎】と思っていた人は多いはず。2万円の月収があれよあれよという間に3万、4万、5万と上がっていくんですから。でもその当時、年金生活、あるいは金利生活をしていた人たちはどうだったのか。

年金も増え、金利も増えるにしても、「税金」があるしどんどん進むインフレにこてんぱんにやられたのが正解じゃないんですかね。そして「貯蓄はどんどん目減りしていく」。この時代の老人に取って幸せなことは一つしかなかったはず。それは「どうせ長生きはしない」ということ。

また近年、日本で話題になる下流老人は果たして以前から下流であったのか。私はそういう人たちも「自分は普通で下流ではない」と考えていたと思っています。

私が若い頃、月収10万は「高所得者」の部類だったし、100万円は大金でした。金持ちを「100万長者」という言い方をしたのがまさにそれ。当時は年収500万円どころか、自分が1000万円の貯金さえも持てないと考えるのが普通だったのね。

でもインフレって本当に怖くて、家がシロアリ被害に合う、海岸が侵食されて土地が消えていくのと同じ恐怖がある。そして金利は常に変わるし、為替も同様で、自分に都合の悪いことが重なるなんてのは毎度のこと。そしてその流れは簡単には変わらないというのも恐ろしい。

「マレーシアは物価が安い。金利も高い」なんて喜んでいた人たちは今、何を考えているんでしょうか。

うまくいかないのは単なる結果論ではなくて、「本来そういうもので、自分は自分に都合の良い夢を見ていただけ」なのが正解だと思うんです。そしてそれは「過去を見て、そしてちゃんと計算すればわかること」だったんじゃないですか。

でもFIREとか海外生活に憧れを持つ人は、「多分、大丈夫じゃない?」と根拠もないことを考えてしまう。

でもま、1億円を貯めることが出来る若者は「稼ぐスキルが有る」わけで、その場合はFIREでも海外生活でも問題はないと思っています。でも一番危ないのは「親の遺産」とか「不動産を売ってまとまったお金をつかんだ」ような人たち。私のオーストラリア時代ですが、日本にバブルがあった後ですから、バブル期に不動産で大きなお金をつかんだ人が多かった。また「小さな商店主」だったのが立ち退きで何億ものお金をつかんだとか。

チマチマと生活していて、たまたま大きなお金を掴むと何を考えるか。

1980年代、1990年代にオーストリア移民ブームがありましたが、そういう人たちが多かったのね。当然、遊んで暮らそうと思っているわけで、ウォータフロントにプール付きの家を買い、ある時、クルーザーがあると絵になることに気がついて運転したことさえないクルーザーを買って家の前に係留したり。当時は定期預金にさえ10%の利子が付きましたし、オーストラリアの物価は安く、それこそ1億のお金があるだけで、その金利で十分な贅沢ができた時代。

ところが面白いのは、私のその手の知り合いの中で「税金に言及する人はほぼ皆無」だったのね。それどころか現地の銀行に勤務する日本人担当が「定期の金利は無税です」なんてとんでもないことを言っていた。だから納税しない。

これって大きな間違い、勘違いなわけで、当然、納税義務があるわけですが、当時は年収500万円ぐらいで税率は最高税率の50%というとんでもない税率だったんですよ。つまり、遊んで暮らそうと思った人たちは、本来は手取りは半分にしかならなかったのね。

そして誰もが忘れていたのか、考えたくなかったのか、【金利が高いのはなぜか?】ということ。それは【インフレ率が高いから】にほかならない。

税金やインフレや考えなくてはならないことがあるのに、多くの人は「夢の海外生活に溺れた」と言って良いと思います。実は私もそのうちの一人。(笑)

でも税金や過去のインフレ率を見れば、来年、再来年、自分に何が起きるかはすぐに分かるわけで、私は右も左も分からないオーストラリアで起業して頑張るしかなかったわけです。でもこれは意外に簡単で、昔のオーストラリアって「ガンガン働く人は皆無」と言って良いくらいだったんですよ。特にゴールドコーストはかつて「退職者の街」と言われた場所で、一生懸命仕事をしたい人は大都市に出た。ある意味、私には「ゴールドコーストはエアーポケット」みたいに思えて、大都市では通用しないビジネスでもゴールドコーストでこじんまり続けることは可能だったのね。だから私は「電話関係」と「日本からの中古車輸入販売」と2つの仕事をしていました。

多くの日本人の中でも「このまま遊んでいる訳にはいかない」と考える友人もいて、起業する人はそこそこいました。というか、私も含めて多くの日本人の永住権は「起業家用永住ビザ」のカテゴリーで、オーストラリで事業を起こしてオーストラリアに貢献するのが条件だったのね。でも誰でも計画通りにうまくいくなんてことは考えていないし、私もビザを取る時に提出した事業計画とは全く違う仕事をしていました。

オーストラリア政府もそんなことはわかっていて、「約束通りに早く事業を起こせ」とは言わないのね。たまにヒアリングがあるのだけれど「調査中」と答えればオッケイだったし、イミグレも「何か私達に手伝えることはあるか?」と聞いてくるような関係。だから「何もしないで遊んでしまう」日本人はごっそり居たわけです。(現在は移民法も大きく変わって、以前のようなわけにはいかない)

でも「起業しよう」という人も多かったわけだけれど、「実利を追うのではなくて夢を追う」人が多かった。なんの知識も経験もないのに「ワイナリーの経営」を始めたり、日本では単なるプログラマだった人が「IT企業」を立ち上げたり、私の友人家族は20億以上のキャッシュを持つお金持ちだったのだけれど、それは不動産を売って得たお金。それをですね、なんと「宅地開発に投資」したのね。もちろん何の経験も知識もなくです。

当時はそういうカモっていくらでもいたわけで、中にはそれを勧める日本人も多くいたんですよ。私達が信用してしまいがちな弁護士でも詐欺まがいのことをした。当時、そういう日本人を食い物にする有名な日本人、グループもいたのだけれど、わかっていても乗せられちゃうのね。「飛んで火に入る夏の虫」状態。カモがネギと豆腐と鍋とコンロを背負っている状態。

私のその友人家族は20億円を溶かしてしまうのに多くの時間はかかりませんでした。そして貧困生活が始まった。当時、ゴールドコーストで矢沢永吉が不動産投資で60億円以上損したのも似たようなもので、それは日本でも報道されましたよね。でも額の大小はあっても「騙されるのが普通」みたいな時代もあったわけです。

そういう人たちはいつのまにか消えて行ったり、私のある友人は大阪で美容院を何件も経営する夫婦だったのですが、それを整理し永住したゴールドコーストで始めた事業に失敗。次の事業も失敗し、結局、夫婦は離婚。私の友人である旦那は一人寂しく安アパートで孤独死。彼は当時、私の事務所に遊びに来ては涙を流しながら生活が出来ない、日本にも帰れないと愚痴を言っていたの忘れられません。その10年前までは、当然プール付きのウォータフロントに住み、夫婦で別々の大型のベンツに乗りゴールドコーストのど真ん中に店舗を複数持ち、「やり手」として有名だった人。

ま、そんなような話は山のようにあるわけで、私はあの頃の人達と、「今の時代FIREに夢見る人たちと重なる」んですよ。【夢が先行して現実を見ていない】というところでは同じに見える。

でもま、「やりたいことをやる。夢を追う」のは大事なことで、それで失敗してもそれなりの満足感はあるんでしょう。良い思い出を作れるかもしれない。

私は現実主義者ですし、夢では食えませんし、良い思い出があればそれで良いとも思いませんし、昔から「いつも金儲けばかり考えているタイプ」だからどうにかセーフだったのかもしれません。

でも結局は負け組で、オーストラリアの生活を維持するのではなくて生活もお金儲けも楽なマレーシアに流れてきた。私は我が家族は「難民と同じ」だと思っています。これは私の姉も同じで、アメリカに長く住んでいたわけですが「もう駄目だ」とマレーシアに移ったわけです。もちろん「経済的な理由だけじゃない」ですが、私達が十分に裕福だったらマレーシアには来なかったと思っています。(これと同じようなことをゴルフ三昧のMM2Hの老人から聞いたこともあります)

ま、毎度のことで前書きが長いですが、【世の中は常に変化する】し【夢では食えない】のが現実で、昨今の円安や金利の低下、マレーシアのインフレはまさにそれだと思います。でも考えてみれば、為替や金利の変化も、そしてインフレも【それがあるのが当たり前】なのは誰にでもわかるはずで、【その時が来るのを想定して、どう対処するか】を考えて常に先回りしなければならないのはどんな事業でも店舗経営でも同じですよね。

でも夢が先行すると「会社をやめて独立する!」なんて人がいつの時代もごっそりいて、多くは知らないうちに消えていくのと同じことがあいも変わらず起きる。

「夢を捨てろ」と言うんじゃないですよ。夢を実現させるためには、周到な調査と準備、計画と【実行力】が必要で、「生き残るには【針の穴を通すような難しくてややこしいことを常にしないとならない】ことを忘れてはならない」ってことじゃないですかね。それでも「生き残るのに精一杯」でなかなか思うような人生を送れないのが世界共通、古今東西、普遍のことじゃないですかね。

でも夢を捨てずに冷静に考えて行動すれば、道は開けると信じています。

少なくともマレーシアは生活費が安くお金を貯めるのも楽な国なのは間違いがないのですから、しっかりした計画を練ってやっていけば、「海外生活の土台は作れる」国だと思っています。

「人の行く 裏に道あり 花の山」

かつての円高、マレーシアの高金利、マレーシアの生活費の安さなどに重きを置いていた人たちは苦労していると思いますが、私に言わせれば、【今がチャンス】かもしれなくて、今の状態をベースにして「生き残り作戦」を考えれば良いんじゃないですかね。

ここで重要なのは「マレーシアブーム」を作ったのは年寄りだってこと。つまり年金もあってそこそこ資産もあって【飽きたら日本に帰れば全く問題のない人たち】なのね。そのブーム、年寄が言うことを真に受けて、「私も~♫」みたいに考える若者も多いってなんなんですかね~。

「悪いことを常に想定する」のは非常に大事なことだと私は考えていて、きっと私のブログを読んで「マイナス思考が強いやつだ」と思う人も多いと思うんですよ。でも私にしてみると「プラス思考とは良いことばかり考える思考停止に似ている」と思うわけで、【悪いことを想定し、それを乗り越える方策を常に考えるのが真のプラス思考】かもしれませんね。

ま、そんなことは小さな事業でもやってきた人には常識で、良いことばかり考えてうまく行った人は【この世には存在しない】と言っても良いくらいだと思います。でもま、宝くじで何億円も手にする人もいますし、独立してトントン拍子に会社を大きくした友人もいますし(今は、その会社は乗っ取られた)、「危ないことを想定する」のは【危機を乗り越えるため】であって、「リスクがあるから駄目」という【やらない理由にしては駄目】なんですよね。

「リスクとはコントロールするもの」であって「リスクの無いところにベネフィットもない」わけで、「リスクから逃れているばかりでは生き残れない」のが現実だと思っています。

本当に若い人たちには頑張ってもらいたいなぁ。そして落ちぶれた日本を盛り上げて欲しい。別に海外に出ても良いんですよ。海外で成功すれば、そして祖国愛がある限り、いつか日本の力となるのは間違いがないのですから。イスラエルがそうじゃないですか。移民を多く排出したアイルランドもそうで、国家の危機を海外に出た同胞が救ったと聞いています。

しかしまぁ、話がいつも長いよね。そして話が飛ぶ。(笑)

申し訳ない。m(_ _)m

今日、このブログを書こうと思ったのは、「円安だから日本の物品を安く買える」はずなのに、マレーシアで売っている日本からの輸入ものが安くなるということもないってこと。これって私にしてみれば「値上げしたのと同じ」だと思うわけで、円建て取引なら輸入商はごっそり儲かっているはずなのね。

そのくせ、円高の時には「輸入コストが上がったので値上げします」とすぐ言うのね。

そして私達が支払うリンギットは「元は日本で稼いだ日本円」だとしたらダブルパンチじゃないですか。

安く輸入できるはずの物品の価格は据え置き。それを買うリンギットの元は安くなった日本円って・・・・。泣きっ面に蜂ってこういう事を言うんじゃない?

私の頭の中の金銭感覚ってごちゃごちゃで、本来、米ドルしか持っていない、収入の源泉は米ドルだとすれば、「この世の春」みたいなもんなんですが、そんな調子に乗るとお金なんかすぐに消えてなくなるわけで、逆に弱くなった日本円で考えれば無駄使いを減らせるから重要だと思っているのは前にも書いた通り。こういうときこそ「貯金を増やすチャンス」だと考えています。

米ドル高ばかり考えていると、間違いなく無駄遣いが増える。(なぜかヨメさんと息子はいつも豪ドルで考える)

MYR/USD 週足 2009年から現在まで

このまま米ドル高が続けば私は嬉しいのだけれど、そんなことは誰にもわからない。

本来はこのドル高を利用して、良い投資先を見つけるべきなんでしょうが、私にはその技量がないし、今から大きなリスクを取れるような元気がある歳でもない。

そもそも今回、この日記を書こうと思ったのは、マレーシア国内で日本の正真正銘の和牛を買おうと思ったことがキッカケ。

それを米ドルで換算すれば「安くなった」と思うわけです。ところがそれは日本産で、安く輸入できるようになったのにリンギットの価格は据え置き。

そのリンギットを日本円で計算すると、2割高になっているわけですよ。今までも値上げが続いているのにですよ。

腹立つ~~~~。

和牛がますます手の届かないものになっていく。そもそも日本での値上がりも凄いようで、なかなかうまく行きませんねぇ。

話は更に飛びます。m(_ _)m

円安なのに価格が上がり続けるのは海産物も同じ。

先日、我が家の常備品とも言って良いような「タコ」を買ったんですよ。初めての業者ね。画像をクリックするとその業者のサイトに飛びます。「Pasar Online」。

冷凍マダコですが、この価格って日本からの輸入品と比べると安くて、美味しかったらホームランですから買ってみたんですよ。

でも食べてみたら、味的には日本からの輸入物の中程度。でも歯ごたえが駄目で、タコ好きが喜んで食べるようなタコじゃない。そしてこれは中国産だった。

やっぱり私の得意な「安物買いの銭失い」でした。(┰_┰)

でもま、ヨメさんはタコの炊き込みご飯とか酢の物にするのが好きで、「ヨメさん専用のタコ」だとすれば良いかもしれない。(笑)

ヨメさんに「冷蔵庫と冷凍庫に半身ずつタコが入っているから、好きに使ってね」と言ったところ、「勝手に使って良いなんて珍しいことを言うわね」ですと。(笑)

刺し身で食べる美味しくて高いタコをいつも大事にチビチビ食べている私にすると、それで炊き込みご飯を作られたら私としてはムッとするわけで、でもこのタコなら問題なし。(笑)

しかしこういう食材でも外食で行くレストランにしても、あるいはどんな物品でもサービスでも「コスパが良いもの」にはなかなか出会えなくて、結局は「どこで妥協するか」が問題になる。

「良いじゃん、高くても。美味しいんだから」って言えるような太っ腹になってみたいもんだ。

そんなことを言っている内に、どんどん物価は上がっていく。(┰_┰)

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