ベーコンでもない、パンチェッタでもない、「グアンチャーレ」が美味しい~

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私はなぜか昔から「ベーコン」が好きじゃないんですよ。あの燻製した匂い、味が好きじゃない。なおかつカリカリに焼いたベーコンなんて・・・。

だからベーコンを使うような料理の場合、パンチェッタ、スペックを使うことが多かったし、マレーシアに来てからは「燻製していないベーコン」を売っていたのでそれを使ったり。でもやっぱりパンチェッタのほうが美味しいと思う。

生肉が好きですから、パンチェッタも生で食べちゃいます。そして「もも肉」で作った生ハムであるプロシュット、ハモンイベリコ・ハモンセラーノの類も大好物。

でもねぇ、なんだかこれぞというのに出会えないんですよ。多くは塩っぱいし。ま、それでもハモンセラーノは価格も安いので生ハムとして食べることは結構あります。ハモンイベリコは高くて買えないし。(笑)

ただ前から気になっていたのがあるんですよ。

それは「グアンチャーレ」。これってバラ肉でもない、もも肉でもない、豚の頬から首のところの肉、つまり「豚トロ」の部分で作ったもの。パンチェッタはバラ肉、グアンチャーレは豚トロ。

豚トロって焼肉でも美味しいのはわかっていますが、なんせ脂身が多いので敬遠していたわけです。

こんなですから。グアンチャーレ。

でも最近、イタリア料理・食材店の「bottega(ボッテガ)」からデリバリを取ることが多く、bottegaで売っているグアンチャーレを買ってみたんですよ。

大当たり~~~~~~~~~~~。美味しい~~~~~~~。

(画像をクリックすると販売サイトが表示されます)

いや、美味しいというより「私の好み」にばっちり。それは息子も同じで、「これ、良いね~~~」と大絶賛。

まず、全体的に塩っぱくないし、「脂が甘くて美味しい」のね。

bottegaではこれを超薄切りにしてくれるし、ビールやワインのつまみには最高。バゲットをトーストしてこれを乗せて食べたら気分は「地中海」。やっぱりこの味ってアメリカやオーストラリアとは違う。(笑)

ただ料理に使うには薄すぎるので「塊り」も買いますが、それだと料理には良いけれど、自分で切って食べると噛み切れない。だから二種類買います。

この2ヶ月ぐらい、このグアンチャーレは我が家の必需品になってしまい、なくなるとすぐに注文するようになりました。

でもこの手のシャクータリーって本当に難しいというか、縁というか、bottegaは多くの種類を持っているけれど、これぞというのはなかなか無いのね。

息子は探していた「Nduja(ンドゥイヤ)」があったので喜んでいますが。パンに塗れるような柔らかいサラミね。

ただ定番中の定番であるハモンセラーノ、ハモンイベリコ、それとヨメさんが好きなコッパはなんだか合わないので残念。でもボッテガは扱っている種類が多いので、そのうちいろいろ試してみようと思っています。パルマハム、ダニエーレハムはまだ買ったことはないのですが、そもそもこれらの生ハムはあまり塩辛くないから良いかもしれない。

私が気になっているのもあって、グアンチャーレで「豚の脂が美味しい」のがわかったので「Lard(ラルド)」を食べてみたいんですよ。それこそ「脂身だけ」で作ったもの。脂身(背脂)の塩漬け。(笑)

でもこのLardの使い道がイマイチわかりません。薄切りを食べるのはアリだろうけれど、料理に使えるんだろうか。あああ、ラーメンの背脂みたいに、パスタの上にこれの超薄切りを乗せて食べたら美味しいかもしれない。

その点、グアンチャーレは使い道があるし、どうも日本人が料理でパンチェッタを使う時(カルボナーラとか)、イタリアではグアンチャーレを使うことが多いみたいなことも書いてありました。オリーブ油ではなくて、グアンチャーレの脂が良い味を出すのかもね。で、オリーブ油は食べる時にかけるとか。

どちらにしても「bottega(ボッテガ)」は楽しみです。値段もこなれているし。デリバリは「店で出す料理」と「グローサリー」と両方頼める。

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