日本ですが、案の定「増税」する雰囲気になってきましたね。
こんな円安で国民も多くの店舗、企業が真っ青になっているこの時に増税ですか?
円安で一番儲けたのは財務省で、外為特会が持つ米ドルは180兆円と言われる。そしてそのうちの40兆円ぐらいは今の円安から得た含み益。でもこれに関して国会で問われた岸田さんは「それは使わない」と明言。
それでいて、コロナ、円安で困っている国民には「増税するからお願いね~~」ですか。
私はこのブログに「日本の財務省(+協力者)が日本をこんなにした」と長い間、書き続けてきました。ただこれは「視点が違うだけ」と言えばその通りで、日本政府のように借金が大きいと【銀行管理になった企業と同じ】なわけで、その手法が絶対に悪いかというとそういうこともない。
でもねぇ、バブル崩壊を招き、その対処にも失敗し、リーマンショック対策も失敗し、日本が坂道を転がり落ちるように衰退させたのは政治家の言うことも聞かなかった財務省。そして今、コロナ、円安で疲弊している日本なのに増税を考えるなんて・・・。財務省の方針は絶対だとそれを貫き、失敗しておしりを拭くのは国民っておかしくないですかね。これじゃ「希望が無くなる」のが当たり前で、そこに活力も出て来ないし、幸せを感じる人はどんどん減っていく。
「まともな人は銀行管理になった企業で働こうとは思わない」のが当たり前じゃないですかね。なんらかの思い入れがある人でなければ去っていくし、新たにそういう会社に希望を持って就職しようなんて若者は現れない。
でも日本そのものが銀行管理になってしまったらどこへ逃げれば良いんですかね。それとも「我慢をすれば生きていけるのだから、チャレンジするのはやめて」いつの日か泥舟とともに沈み行くことを選ぶのか。でもま、「サラリーマン気質が強い日本」ではそれが当たり前なのかもしれない。「何をやっても、どこに行っても同じだよ」と?
あるいは生きていけないとなれば、しわ寄せが行く若者たちは悪い道に行くしか無いと考えても仕方がないと私は思うくらい。
問題はですね、政治家でさえ財務省の考え方に逆らえないってこと。そして財務省の官僚は【日本国民によって選ばれた人たちじゃない】ってこと。
彼らが「こうするしかない」と信じるのは良いにしても、国民に選ばれた政治家が「その方針を変えてくれ」と言うなら変えるのが当たり前じゃないですか。それが民主主義でしょう。
彼らは国民や政治家の言うように動くのではなくて、「国民や政治家をコントロールしようとする」のが私は何よりも気に入らないわけです。財務省はとんでもない力を持っていて、「日本のお金の入と出の両方を牛耳っている」わけだから言うことを聞くしか無いじゃないですか。だから彼らのプロパガンダは常に成功する。要所要所に「アメとムチ」を使ってプロパガンダを成功させる。
中国共産党も酷いと思いますが、私達日本人は「内部にもっと恐ろしい存在がいる」し、それをどうにもできない。そもそも「選挙がない」のですから。
安倍元首相を批判する人は多いけれど、あれほど財務省と面と向かって戦った政治家を私は知らない。でも途中で力尽きた。あまりにも財務省+税務省の息のかかった勢力が大きいかってことだと思っています。
財務省の権力の源泉は、予算だけではない。政治家のコントロールにも、どの官庁より長けている。…
このままでは「日本は一層沈む」のは明らかだと思うんですけどね~。
どうして日本の国民は立ち上がらないのか。どうしてあんな岸田政権を支持するのか。
日本人の従順さって素晴らしいとは思うものの、それが日本を壊しているという認識がないって・・・・。
目覚めろ、日本!!
このユーチューバーですが、決めつけが激しいけれど、彼が主張することは正しいと思う。
せめて「財務省を解体」してお金の入と出をわける。つまりマレーシアにもあるような「歳入庁」を作って権力を分散する。私は森友学園問題で財務省の失敗が明確になった時に、財務省を解体するチャンスだと思ったんですよ。昔の「ノーパンしゃぶしゃぶ問題」がきっかけで大蔵省が解体されたときみたいに。でもやっぱりあのときの問題の大きさと森友問題は大きく違ったんですね。
そして政府の借金が大きすぎるというのなら、いつまでもダラダラと中途半端に歳出削減をするのではなくて、一度「リセットする」のもありだと思うんですよ。それは「政府がお金を発行する」ことで出来る。紙幣(銀行券)は日銀が発行することに決まっていますが、政府は硬貨(貨幣)を発行できる。
つまりたとえば500兆円硬貨を一枚でも、10兆円硬貨を50枚でも発行し、それを日銀に預けて紙幣に交換し、【赤字国債を買い戻す】ことで500兆円のリセットは完了。
そんなことをしたらハイパーインフレが来るとまた言うのですか?
「赤字国債をそこまで発行したらハイパーインフレになる」と何十年も前から言うのと同じじゃないですか。でもハイパーインフレは来なかった。
今、世の中に出回っているお金は「日銀が発行したお金」なのを「政府が発行したお金」に変えるだけのこと。それで政府の借金は消える。
そんなバカな・・・と思うでしょ?でもそれを提唱する学者もいる。
でもそんなことをしたら大変ですよね。私もそう思う。(笑)
でもそういうことさえする意志が政府にあるというだけで、財務省は方針を変えざるを得なくなるじゃないですか。つまりこれの目的は「財務のコントロールは選挙で選ばれた政治家が行う」とはっきりさせることにあるわけです。
な~~~んてことも出来ないでしょうね。それが出来るくらいなら財務省はもう変わっているはず。
今ここに書いたことをそのまま真に受けて欲しいんじゃないですよ。
黒字化するには2つの方法があるじゃないですか。これは個人でも企業でも国でも同じだけれど、「収入を増やす」ということと「支出を抑える」ということ。
財務省の考え方っていわゆる「会計屋さんの考え方」ね。「お金がないのなら支出を減らしましょう」という考え方で、これはある意味、簡単なのね。会社で言えば「給料を下げましょう(増税と同じ)」とか「新規の投資はしない」とか。これは「経理部が口を出せること」。
では「売上、収入を増やそう」という話になるとどの会社でも「経理部にはわからないこと」じゃないですかね。新たな会社としての戦略を立てて、投資もして売上を増やすことを始めないとならないけれど、それは経理部の仕事じゃない。
それなのに「経理部が絶大なる力を持っていて、新規事業は行わない。給料も上げない。給料を下げることはある」と決定したらどうにもならないじゃないですか。
立民のバカタレが「二番じゃ駄目なんですか?」と言ったけれど、あれがまさに経理部の考え方だと私は思う。「売上、利益確保」にしのぎを削った経験がないからそういうことが言えるのだと思う。
でもそんな海のものとも山のものともわからないものに新規投資をして大丈夫か?と誰しもが思う。
その答えは「外国に聞いてみれば良い」と私は思うわけです。各国は日本を尻目に伸びてきたわけですから。
でもいの一番に言われることは、まず日本は【天下りを含んだ利権構造を再構築する必要がある】というかもね。そうじゃないと「必要な金は必要な場所に渡らない」「どんな素晴らしい企画、計画も食い物にされる」と。
これもまた日本の病巣で、変革に挑戦してきた政治家、政権もあったけれど、ことごとく失敗した。私が忘れられないのは「公務員改革」で頑張った「渡辺喜美氏」。彼は頑張ったのに大きな抵抗にあい、結局は梯子を外され、泣きながら自民党を離れていったあのときのことが忘れられません。彼のあの涙は「国民の涙だ」と感じたんですよ。
安倍さんも人事権を握ったけれど、半端じゃない反発の嵐でしたよね。そして財務省の人事だけはタッチできなかったと言われている。
巨大な利権が存在していて、それに手を突っ込めば間違いなく潰される。そしてメディアも国民も、なぜか【潰す側に着く】のね。
日本の病巣はかな~~り深い。
でも日本の国民にはまだまだパワーも才能もあると思うんですよ。それを活かすリーダーがいない。これって「日本の企業も同じ」と言われていますよね。
どうすればよいのかなんて私にはわかりませんが、一般の社会では「一度、大失敗してどん底に落ちて初めてわかることがある」と言われるのは国も同じかなと思ったり。
これは安全保障も同じでしょうね。怖い思いをした経験があるから「そういう事が二度と起きないように備えよう」と思う。
でも日本は「怖い思いをしたのは740年以上前の元寇の役のみ」で、今のウクライナを見ても他人事としか思わない。でも「戦争の悲惨さは経験した」から、それからは逃れようとするのね。戦うのは嫌だから、自分からは絶対に手出しはしない。でも危ない相手が来たら「話し合いで結着を」という。それが無理なら「逃げろ。降参しろ」という。
こういう国は「世界史を見れば、生き延びることはないのが簡単にわかる」はずなんだけれど、今の時代は大丈夫だと信じている様子。もし他国に占領されるようなことがあっても、「占領側の協力者として生きれば良い」と考えているのが見える。沖縄知事がもろそれでしょう。
ウクライナを見て、馬鹿な奴らだと思っているのかもね。
橋下徹氏が「ウクライナは即刻、降伏するべきだ」と言っていたけれど、ロシアが負けそうな今、やっぱりウクライナは降伏するべきだったというのか聞いてみたい。私は橋下徹氏がいつか国会議員になるのも良いと思っていたんですよ。でもあの発言を聞いてから、「自分の女房子供が連れ去られ、殺されても戦うことを拒否する人」は絶対に政治家になって欲しくないと今になると思う。
自分の命を賭けても守りたいものがあの人には無いのがはっきりわかったから。
日本国民の本心ってどこにあるのかが私にはわからないんですよ。茹でガエルに見える。本当にこのままでどうにかなると思っているんだろうか。
多少、景気が良くなることもあるとは思うんですよ。でもその利益は「誰が享受するのか」が問題。
結局は日本の「利権構造」が問題で、景気が良くなろうが、借金が減ろうが、借金をリセットしようが、それの恩恵があるのは一般国民じゃないってことだと思っています。だからといって、理想ばかり口にする左派に政権を預ければ、日本そのものが壊れる。今のアメリカを見ていてもそう思いませんかね。
理想を掲げるのは素晴らしいと思うんですよ。でもそれを実行するには「現実的なことを考える」べきで、それなくして「理想に突っ走る」とめちゃくちゃになりませんかね。私は左派が政権を取ったアメリカをみると【異常だ】と思うし、それは何よりも共産主義思想を全面に出す習近平も同じ。プーチンも同じでしょう。
日本には理想らしい理想、野望らしい野望もない。これは第二次世界大戦で負けてから、主張をしない国になったからだけれど、「流されるまま」で良いんですかね。世界のATMマシンとして生きるのも良いけれど、経済発展させる積極さもない。
まさに銀行管理になってしまったかつての有名企業みたいな・・・。