【トレード】なぜNinjaTraderが良いのか 注文の種類

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今回はいつもと違ってちょっと細かい話になりますが、トレードをするプラットフォームがいかに大事かという話。

注文を出す時には指値、成り行きにしろ、【その後、どうするのか】が重要ですよね。利確ターゲット(T/P)もあれば、特に損切り(S/L)の場所を決めるのは重要だと私は考えます。理由は簡単で、「損切りはしたくない」という感情が働くのが普通で、【どうしよう】と考える時間が無駄だと思うから。だから「注文時に損切り注文も出す」わけです。

【利確ターゲットと損切りも出さない】という手もあるわけで、その辺はそれぞれの考え方があるわけで、どれがベストという正解はないと思います。でもま、私の場合は【同時に出す】のを基本とします。

ただし、これは常時値動きを見ている「デイトレ」の場合と、時間軸が長くずーっと値動きを監視できない場合と変えないとならないはずなのね。

トレードは競馬競輪みたいに、買った時に全てが決まるわけじゃなくて、刻々と変わる変化に合わせて自分のポジションも変えられわけで、そのアドバンテージを使わないなんてこともあり得ない。

1分足なりティックチャート、練行足などを見ながらのスキャルは「動きを見ながら決める」のも良いにしても、【ずっと見続けることはない】こともあるわけで、席を外した時、あるいは食事をしたり、ネットサーフィンやネットフリックスを横目で見ている時に【大きく動いてしまう】なんてことが当たり前のように起きる。

ましてや30分足や日足の場合は、【動きを見続けることがそもそも不可能】ですよね。私は5分足でも無理。(笑)

だからどうしても「T/P(利確)とS/L(損切り)の注文を、出撃時に一緒に出さないとならない」わけです。

だからまず「ブラケット注文を出せるプラットフォームでなければならない」となる。そして当然、T/PでもS/Lでも、どちらかの注文がFillしたら、もう一方はCloseしないとうまくない。OCO(One Cancels the Other)ですね。

これが【簡単に】できるプラットフォームでないとうまくない。

ただし、それが出来ればよいのかというとそう単純ではないわけで、【動きによってはT/PもS/Lも変化させたい】時があるじゃないですか。

例えばLongで入ってT/PとS/Lの間で値が動いていて、「もうすぐT/Pがヒットする」様な動きだとしたら、S/Lの値を上げて、「ブレークイーブン」の場所に移動したり、あるいはもっと上げて「プラスは確定」としたりしたいときもある。値が上がっているのに、S/Lの値はそのままなんてのはもったいない。

あるいはLongで入っていて、下がりだしたとしても、陽転が見込めると判断したら、もう少し下にS/Lを下げても良いかもしれない。

実はこういう風に自由に弄りだすと「欲深い本能」が出てきて、私みたいな「優柔不断」の性格だとおかしなことをしてしまうことが多発するのね。(笑)

だからあまり弄らないのも大切だと思うものの、絶対に変えてはならないと決めるのもおかしい。だから「注文の変更が簡単、しかも自動で出来るプラットフォームであること」はやっぱり重要。

それとですね、狙った方に値が動いた時に、「T/Pも値動きに合わせて動かす」のを【自動でやる】のも重要ですよね。当然、S/Lも利益確定できるように上げていかなくてはならない。これが自動でできないと、時間軸が長い場合は「24時間見張ってるのか?」ってことになる。「トレイリングストップ(Traiding Stop)」の機能が必要ってことですね。

特にこの「トレイリングストップ(Traiding Stop)」は重要だと私は思うわけです。そりゃ基本は「小幅取り」だとしても「大きく動く時には大きく取りたい」のは当たり前で、実際に「5Tick抜けて大成功」なんて思っていたら30Tick以上動いたなんてことはいくらでもあるじゃないですか。

「欲は出さないのは大原則」だと思うものの、「トレイリングストップ(Trailing Stop)」が出来ないプラットフォームを使ってはうまくないと思います。特にロット数が複数以上の場合、分割して順々に利確していくこと、同時にS/Lも上げていくことが出来たら良いんじゃない?

ましてや、長い時間軸でトレードをしようとするなら尚更。常時値動きを監視するなんてことはできないわけですから。

また私みたいに「常に楽をしたいと考えるタイプ」じゃないにしろ(笑)、働きながらトレードをするとか、トレードに集中するのは不可能なケースは多い。というかそういう人がほとんどのはずで、【自動で出来るか出来ないか】というのが重要になってくる。ただ自動と言ってもEAで出撃撤退も全自動で決めるという意味ではない。

また上に書いたOCOやTrailing Stop以外でも、「こういう時にはこういう風に注文を変更したい」ってあると思うんですよ。それってデイトレ、それも瞬間芸みたいなトレードをする場合にはあまり無いにしても、時間が長くなれば「監視し続けることは不可能」だから、そういう自由度が重要になる。

だからやっぱりそれが簡単にできるNinjaTraderが良いなと。

これもですね、自分が好きなプラットフォームじゃないとそもそも好きなチャートを表示できないなんてことがありますし、自分が使う証券会社のサーバーとそのプラットフォームが接続できないとどうにもならない。

だから意外に使うプラットフォームって限定されちゃうのね。また、NinjaTraderが接続できないブローカーは使えないということも起きる。

だからここでも「どのプラットフォーム、チャートソフトが良いのか」って簡単には結論が出せないのね。

MT4、MT5が良いと思ったとして、チャートソフトとしては慣れていても、出せる注文種が少ないとやっぱりうまくない。

ただし、好きなチャートソフトを使って、「注文はブローカーの注文プラットフォームを使う」という手もあるし、私もそれをやることは少なくない。当然、「全て手動」です。

でも理想は「チャートソフトから一発で出来る」のが良いと思うわけです。それもある程度の自動化も出来たら良い。

NinjaTraderは上に書いたような注文を出し、途中で値動きに合わせて【自動で】注文を変えるのは簡単にできますし、前にも何度かブログに書きましたが、「他のアドオンソフトを使って複雑なことも可能」なのね。例えば前に書いたShark IndecatorsのBlack Birdを併用すると、チャートのインジケータとの連動も可能だし、Lotの変更も可能。

このブログの読者にそこまで自動化を求める読者がいるかどうかはわかりませんが、そもそもトレイリングストップにしても「値」ではなくて、「インジケータの値やライン」をロスカットの場所と考えるケースも多いはずで、だったらそのインジケータやラインの刻々と変化するのに合わせてS/Lの値も変えたいですよね。

また瞬間芸のデイトレだとしても、いつ自分の好きなパターンが出るかわからないわけで、それの監視をBlackBirdにさせて出撃することも可能だし、そこまで信用できなければ「アラートが出るようにすれば良い」ですよね。24時間、いつアラートが出るかわかりませんが、アラートが出たらチャートを見て、どうするか決めれば良い。どうしても自分が対応できない時間帯(絶対にしっかり寝ていたい時間帯とか 笑)は「音が出ないようにする」とかいくらでも方法はある。

あるいは、自分がトレードできる時間帯に出たときだけアラートを鳴らすようにしていれば、他の用事をするのもオッケイ、映画鑑賞でもオッケイとなる。

また出撃しても良さそうなところをアラートで教えてくれるって便利で、それって私みたいに「トレード対象を決めていない」(ドイツのBund一筋だったときもある)場合には、複数の銘柄を監視させることも可能なわけです。あるいは同じ銘柄だとしても「時間軸が違うチャートを監視する」ことも可能。

出撃するにしても「今すぐに慌てて出撃しないとならない」こともあるでしょうが、5分足とか、あるいは私が長い目で値動きを見る時には「日足ではなくて4時間足で見る」のは昔からの習慣で、4時間足で出たサインなら「慌てて出撃する必要もない」わけです。

出撃に関しては、銘柄によって値動きの癖も違うし、動くTick数も違いますから、銘柄別、時間軸別、その他のケースを想定してOCOなりトレーリングストップなり、上に書いたようなもっと複雑なルールを決めておいて、「その中から選んで出撃する」事が可能になる。

そして「その後は放置」なんてことも出来る。

デイトレをする人の多くは、FXならUSD/JPYだけだとか、先物でもS&P500 E-miniだけだ、日経225だ、ドイツのBUNDだと決めている人が多いと思いますが、分析方法や売買手法の違いはあるものの、他の銘柄、他の時間軸でも【チャンスが有れば出撃したい】のは皆さん同じだと思うんです。

だとしたら、それが可能なチャートソフト、プラットフォーム、ブローカーを選ばなければならなくなる。でもなんでもかんでも思うように出来る組み合わせって存在しないと言っても良くて、でも「これだけ」と決めてしまうのはもったいないと思います。

NinjaTraderで出来る注文の基本はこんな。基本的な注文の数々は当然のこと、S/Lも単に損切りするだけではなくて、「ドテン(逆方向への新規注文)」も自動で出来るすぐれものです。

Shark IndecatorsのBlackBirdで何が出来るのかのウェビナー&デモ。

Shark Indecatorsに関しては随分前に紹介しましたが、Black Birdの他にBloodHoundというアドオンを出していて、これは自分が使うインジケータを組み合わせて、どういう時に【売買サインを出すか】を決められるもの。これを私は使っていますが、これのサインを使ってBlackBirdを動かすことも可能なわけです。つまり「自分のEA」を作ることも可能だと思います。私はそこまでやっていませんし、考えてもいませんが、これからは今までの瞬間芸とは違う手法で、それも長い時間軸でトレードをすることを考えますと、このBlackBirdとBloodHoundは重要になると考えますし、これなくしてはどうにもならないと思っています。

特に「BloodHound」は必須と言っても良くて、多くのインジケータの組み合わせで「売買サインを出す」ことが可能で、バックテストをするにしても、いい加減な思い込みや自分の自由過ぎる「裁量」を制限する意味でも、BloodHoundは良いと思うし、自分の分析方法の「客観的な結果」を見ることによって、欠点もわかるのね。ここは重要だと思います。

また「撤退サイン」だけはしっかり決めて、そのサインが出たらアラートを鳴らすのはデイトレでつきっきりになっていても重要だと思います。そういう大事な時に限って「ちょっと目を離していたんだよね~」なんて起きるのが世の常。でもアラートが鳴れば「知らない内に居眠りをしていた」なんてのも大丈夫。(笑)

興味がある方はBlackBirdではなくて、BloodHoundをまず手に入れたほうが良いと思います。私はBloodHoundしか持っていません。BlackBirdはまだ必要ない。(笑)

私は全自動化なんて全く考えていませんが、「手助けぐらいはしてもらいたい」と思っています。(笑)

このブログにチャートを出す時には、私はTradingViewというチャートを使っています。その理由はこのチャートは基本的には無料で誰でも簡単に使えるから。初心者が使うにはベストと言って良いと思います。

TradingView

Where the world charts, chats and trades markets. We're a su…

ただあれもやりたいこれもやりたいとなると「出来ないことばかり」なわけで、私としてはやっぱりNinjaTraderが良いなと思っています。でもそのチャートをブログに出すことはしません。あまりにもゴチャゴチャですし、いくつものチャートを表示して全体を見るわけですから、その中の一つを取り出して紹介しても意味がないし、なんだこれ?と思うのが普通のはず。

だから大雑把なことが見やすい、誰でもが使えるTradingViewを出すわけです。

これで出来れば良いなぁと思っていましたが、やっぱり突き詰めるとこれで実戦を戦うにはこころもとない。と言いつつ、ちょこちょこっといじってとりあえず見るには「これが一番」だとも思ったり。(笑)

たとえばUSD/JPYの日足。

こういうインケータのセットをいくつか作って、その時その時、見たいものによって切り替えが可能ですし、Tradingviewも使い倒せば面白いチャートソフトだと思うし、ブローカーと接続すればチャート上から注文も出せる。

ブログに出す時にはどういうチャートが良いのか良くわかりませんので、その時その時、なんとなくこれが良いかな?というのを選んで表示内容を変えています。

そういう自由度がTradingViewにもあるのだけれど、段々と見たいものも変わってきて、あれもやりたいこれもやりたいという程の「自由度はない」のね。

でも自分が見るものは決まっている。使うインジも決まっていてややこしいインジは見ない。これで十分だというトレーダーも多いはずで、そしてゴチャゴチャしている方が良いなんてことはありえない訳で、複雑になればなるほど「勝てない」なんてことも起きますからトレードってややこしいんですよね。

「まずはTradingView」というのは大正解かと。

また私がそうであるように、「サブ」で使うのにも良いと思っています。このブログで紹介する事が多いNobu塾のNobuさん、レバナス一本リーマンさん、PAN米国株チャンネルさんもTradingViewを使ってますね。

またドイツのEUREXはドイツ(フランクフルト)にある電子取引市場ですが、それの公式サイトで使われているチャートもTradingViewですし、信頼をおいても大丈夫だと思います。

無料版のBASICでもそこそこ出来ますが、やっぱりちゃんと使うには有料にしたほうがよろしいかと。インジケータも基本のものだけなら無料版でも問題ありませんが、いくつか使う場合は上のグレードじゃないと制限が多いのね。私はPremiumを契約していますが、Plusでもかなりのことが出来ます。でもとりあえずは無料のBASICから使って、問題があればアップグレードするのがよろしいかと。

画像をクリックすると料金のページが表示されます。そこでどういう違いがあるのか細かいことがわかります。

 

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