久しぶりの「麻婆豆腐」が恐ろしいことに・・・

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この数日間、ヨメさんに「麻婆豆腐を作って~」と言われていました。豚肉のミンチも豆腐もあるし。

ということで久しぶりに作りました。それも「いつもよりも大量に」。

我が家は皆が麻婆豆腐大好きで、私が作る麻婆豆腐がどのお店よりも一番美味しいと言ってくれます。自分では結構、本格的だと思っていて、日本の麻婆豆腐とはちょっと違って刺激も強烈。小さな子供には絶対に食べさせられないような麻婆豆腐。

でもいつも大量に作っても、「いつのまにかなくなっている」のね。夜中に食べたり、朝食で食べたり、食べようと思った時にはもうすでに遅し、なんてことが頻繁にあります。

だから今回はミンチは700グラム、豆腐は6パック使いました。豆腐の量に比べてミンチの量が多いのは、私はそういうのが好きだから。でもヨメさんは「豆腐の量が多いほうが嬉しい」という。(笑)

作り始めて気がついたのですが、あるはずの調味料の諸々がないということ。(┰_┰)

甜麺醤もない、豆鼓も豆鼓醤もない。でもこれまた絶対に必要な豆板醤は取り寄せてみた美味しいピーシェン豆板醤という本物志向のがあって、美味しい韓国唐辛子もあったので、作ることに。

でも甜麺醤もない豆鼓もないのはやっぱり致命的かもしれなくて、甘めの海鮮醤や柱侯醤を使ったり。豆鼓は前に買ってイマイチだったのが残っていてそれを使ったり。ところが出来上がりの頃に「肝心要の花椒もない」のに気がついた。これがないと麻婆豆腐の「麻」にならないわけで、でも花椒オイルはあったので、それと日本の山椒でごまかすことに。

我が家は皆「激辛」が好きなのですが、美味しい「韓国唐辛子(さほど辛くない)」を今回ごっそり入れてしまい、とんでもない辛さに。(┰_┰)

ヨメさんも息子も「そんなに辛くないよ」なんていうのだけれど、あいつらどこか狂っているのかもしれない。

それと「水溶き片栗粉」を入れてから混ぜる時に、豆腐が柔らかすぎたのか、豆腐の形が全て崩れてしまった。これじゃ麻婆豆腐にならないわけで、やっぱり豆腐は豆腐の形がしっかり残っていないと美味しくない。

「失敗しちゃったよ~」と言ったのですが、ヨメさんは「美味しいわよ、大丈夫」だと。逆にいつも私に気を使ってくれる長男は「無言」だったのが真実を表していると思ったり。

でも長男が「豆鼓を入れたいのだけれど、ある?」と聞いてきたのは驚きで、麻婆豆腐みたいに様々な味が混ざり込んでいる料理なのに「いつも入れる豆鼓が入っていなかった」のをきっちり見破った長男は凄いと思ったり。でも「豆鼓は一番最初に入れて炒めるべき材料」で、出来た後に「上から振りかける」みたいな使い方はできないのを長男は知らない。(笑)

あああ、後から足すなら「納豆」も実は意外に使えるのね。もしかしたら日本人には豆鼓より納豆のほうが合うかもしれないと思うくらい。

ま、そんなこんなで残念な麻婆豆腐になってしまいました。

でも夜食にちょっと食べようと思ったら、すでに冷蔵庫にしまってあって、それをチンして食べたのですが、ごま油を足しただけでかなり美味しくなった。短時間でも置いておくとまろやかになるんですねぇ。辛さも衝撃的ではなくてそこそこ美味しく食べられた。

さぁて、次回はいつになるかわからないけれど、甜麺醤、豆鼓醤、韓国唐辛子、普通の豆板醤を買っておかなくちゃだわ。

でも正直なところ、当分、食べたくない。(笑)

でも本当に何年も食べていない「麻婆茄子」は食べたいなぁ。

それと「豚のミンチ」で【炸醤(ザージャン)】は大量に作って冷凍しておこうと思ったり。これがあるだけで簡単にジャジャ麺も作れるし、小腹がすいた時に「レタス包み」なんてのも良いし、即席ラーメンのトッピングにも使えるから。

 
 
 

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