突然の「ドル安(円高)」 びっくりした~~

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日本時間の7月11日午後9時半に急激に動きましたね。

私はその時間帯は見ていなくて、1時間以上経ってから気がついたのですが、駄目ですねぇ。

USD/JPY 4時間足。

この動きのキッカケは、アメリカのCPI発表によると言われている。その大事な時間に市場の動きに張り付かないで、他のことをやっているんですからどうしようもないアホ。

大方の見方が外れて、CPIは思ったほど伸びず、「消費者物価指数」はプラスの読みだったのがマイナス。これで市場は慌てたわけですが、まず「国債が買われた」のね。それは「金利安になる」と読めるわけで、そして為替も同時に動いた。ドルは売られて円は買われ、急激な円高の形になった。

こういう大事な時を見ていないのはトレーダーとして失格ですが、ま、そんなもんでしょうねぇ。見ていると「何も起きない」、見ていないと「何か起きる」のは毎度のことで、私としては「日頃のやるべきこと」が出来て入れば良いや、みたいな気軽さと言うか無責任さがあるのですが、基本的には「イベントには乗らない方針」だから、ま、しょうがないかと。

とは言いつつ、やっぱり重要な指標発表時は「臨戦態勢に入る」ことは、この業界にいる限りは常識でしょう。参戦するしないは別にして、「市場の空気を読む」というか「その中に入って動きを感じる」のは非常に大事だと思います。

こういう重要指標の発表時には、いつもブログで紹介している「レバナス一本リーマンさん」がユーチューブ動画で「発表時間前からリアルタイムの解説」をしていますから、それを注視しないにしてもせめて「耳には入るようにしておく」のはお約束と言えばお約束なんでしょう。反省しています。

今回もリーマンさんはリアルタイム(30分前から)で解説をしていた。

ただ、円の急騰は「大きすぎるんじゃね?」なんて私は思うわけで、この円高の動きに乗って「円買いの介入」があったかもしれないと思っています。ドル円は161円台から162円台に入りそうでしたし、対英国ポンドでは円安を更新していたし、「このまま放置はできない」と財務省(日銀)が考えているところで、アメリカのCPIの発表というチャンスと重なったのかもしれない。

ま、そんなことの真偽はわからないし、でもま、動いた値幅も考えながら「頭の体操をする」のも良いのではないかと。

さてこれからどうなるんでしょうか。

私としては「介入の可能性」もあるし、大きく動きすぎたと感じますから、「円安に戻す動きも大きいかもしれない」なんて思いますが、それは予想でも何でも無くて、ただの「思いつき」以上の何物でもない。

やるべきことは、円安に動こうが、円高が進行しようが「動きに乗るだけ」という基本は変わらない。

だからプロや専門家、インフルエンサーの読みも一応チェックしますが、それはチェックして「多くの考え方を知る」だけのことで、どれが正しいかと自分の予想と比べてみたり、それを基本に予想を固め、「その予想に従って行動する」ことは絶対にしません。でも「想定」だけはいくつかして、その動きが見えた時にどうするかの対処は考えておきます。そしてそれが「動きに乗るだけ」という意味でもあります。何もわからなければ、「何もしない」のはお約束。

また、今はまだ「大きく動いた余波」、つまり地震の余波と同じで「通常の動きとは違う」と考えますし、ボラティリティが高く「危険」だと私は考えます。利益も大きいかもしれないけれど、損失も大きくなる動き。だったらロットを小さくして参戦するという考え方もありますが、「そこまで固執する必要はない」というのが私のスタンスで、「チャンスを逃すのか?」と考えるトレーダーも多いかもしれませんが、私にとっては「いつもの、普通に動いている状態」の時に、「小さくても利益を積み重ねる方が遥かに重要」だと考えますので、「突撃だ~~」みたいなトレードは絶対にしないし、そうしたいときもありますが、「お前の出番ではない」と自分に言い聞かせるようにしています。

ま、トレーダーの数だけ考え方があるわけで、どれが正しいということはないと思いますが、私はこのスタンスを変えるつもりもないし、やっとこういう風に思えるようになったことが嬉しいくらいです。

商売をしていても「商いは飽きない」ことが重要と言われるように、トレードも私は同じだと思っていて、「大勝負をすること無く」、「毎日のやるべきことを淡々とこなす」ことが重要だと考えます。

でもあのバイデンとトランプの討論会から、アメリカの情勢も大きく動くようになりましたし、民主党応援団の中からも「バイデンおろし」の声は出ている。でもおジーちゃんはやる気満々でどうなることやら。

またウクライナ戦争も「新しい局面に入った」感じを受けていて、それは「どこから情報を得るか」によって「ウクライナは必ず負ける」という専門家もいれば「ロシアはもう後ろがない。ウクライナにはチャンスだ」という専門家もいる。これからF16が配備されますし、それを「自分が提供する立場ではないアメリカが発表する」というおかしなことが起きていて、でもそれは「F16を有効的に使ってよろしい」というアメリカの意思表示にも見える。つまり「ロシア国内への攻撃もアメリカは目をつぶる可能性も高い」ように思えます。

ロシアはそれなりに進軍しているように見えますが、あまりにもその代償は大きく、「コスパが非常に悪い状態」だし、死傷者の数も半端ではなくて、最近は「女性の囚人」までもにわか兵士に育て上げて前線に送っている様子。そして「北朝鮮から兵士が送り込まれる可能性」も高く、勝敗という意味ではなくて「戦争の形が」が刻々と変わっているのを感じます。

当然それは「行き着くところへ向かっている」ようにしか見えないわけで、その先には「ロシアvsNATO」も見えて来るし、プーチンの指が核のボタンにだんだんと近づいているような不安も感じます。

日本は日本で「全然おもしろくない選挙結果」が出ていて、自民党の支持率が低くなったのは当たり前だし、そうあるべきだとは思うものの、では「どうあるべきか」がまるで見えてこない。岸田さんの次に誰が総理になるのかに関しても、都知事選と同じ様に、「出てくる名前がめちゃくちゃ」で、国民不在の場所で政治家、政党、そして影の存在になった派閥の思惑で全てが動いているように感じます。

世界も大きく動いていて、保守系が各国で善戦していて、「グローバル化」に陰りが出ているのは、10年以上前からグローバル化に反対し続けていた私としては嬉しいものの、では「良い方に向かっているのかどうか」はまるで見えない。そういう意味でも「世界の2極化」が進むだけにも見えるし、争いごとも増えるんだろうと思ったり。

なことをやっている内に、アメリカの大統領選も始まるんでしょう。私はトランプ推しですが、ではトランプがベストかと言うとそうでもなくて、とりあえず「理想主義者の集まり」であり、「極左に乗っ取られた」ような民主党政治は終わって欲しいと思うだけ。

しかしやっぱり気になるのは日本なわけですが、そういう世界の動きとは全く関係ないところでゴチャゴチャやっているように見えます。移民や外国人の受け入れに関しても「世界で起きている問題は一切無視」に見えますし、2周遅れで世界のドンジリを走っているようにも思えます。そして今の方針が数年のうちには「国内問題」として大きく発展するのは「間違いない」と私は思っています。喜ぶのは「安い人件費で雇える企業群」だけみたいな。

日本がどこへ行くのか。世界はどこへ行くのか。全く予想もつかないし想像さえもできません。

でも何が起きても私は家族を守りたいし、「家族全体」としての「サバイバル能力を上げたい」と考えています。

 

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