食物繊維を多く摂るようにしたら、「数日」で体調が大きく変化した

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腸内フローラに興味がある私ですが、なぜかと言えば「歳を取ってから調子が悪くなってきたから」です。

歳を取ってはっきりわかる変化として「便通がよろしくない」ってこと。

私は若い頃から「便通に関しては全く問題がなかった」んですよ。下痢だの便秘だのそういうことで悩んだことは一切ありませんでした。ところが65歳を超えた頃ですかね、「便秘気味」になってきたのね。

でも何日も出ないとかそういうことではなくて、私の場合は「硬くなってきた」んですよ。だからスルッとでないのね。

これって「水分が足りないのか」と思うわけで、でも水分を多く摂っても大きな変化がない。

「便秘の薬」はいろいろあって、効くことは効いても「強すぎるかもしれない」と思うこともあって、いろいろ調べると、やっぱり「長期に使うべきではない」という医師も多いのね。内視鏡で調べると、「長くその手の薬を使っている人はすぐにわかる」と。

これは、私は比較的安全だと思っていた、「生薬」で作られている「センナ系」も同じだとのこと。

「これなら大丈夫だろう」と思ったのは「酸化マグネシウムの錠剤」で、これは物理的に「腸内の水分を増やす」作用がある。「浸透圧」を利用した便秘薬で、料理でも塩分が違う素材を一緒に煮ると「塩分が同じになる」のと同じ作用。水分は塩分が濃い方へ移って、平均化しようとするのね。だから酸化マグネシウム濃度の濃い腸内へ、腸壁を通って水分が供給される。そして便は水分を含んで柔らかくなる。

この「酸化マグネシウム」って凄いと思ったことは過去にもあって、2019年に日本で一ヶ月入院していた時に、「食後の薬」として毎食ごとに1錠処方されていたのだけれど、それを飲むだけで1日中寝ていて運動もしていないのに、「毎朝、スルリと出て驚いた」ことがあります。これほどの「快便」って過去にあったか?と思ったほど。

病院で飲んでいたのはこれ。今でもこれを飲んでいます。食後に一錠だけだけど、便秘の人は「就寝前に3~6錠」となっているけれど、かなり効くんじゃないだろうか。でも当然、水分補給はしっかりするのはお約束。

もちろんマレーシアでも便秘薬として「酸化マグネシウム」は売られている。ただ気をつけないとならないのはミネラルとして摂るべきマグネシウムとは違うマグネシウムだというところ(重要)

一般的な薬って「問題を解決するのが第一優先」なわけで、もしそれを飲み続けたらどうなるのかってのは「二の次」だと思うんですよ。痛み止めの「モルヒネ」と同じで、これは効く~と毎日それを打っていても良いのかって話し。

だから「酸化マグネシウムなら問題ない」としても、私としては「根本的な解決にはならない」と思っていて、「腸内フローラに問題がある」のだろうと考えました。

だからそれまでに持っていた知識を総動員して、いろいろ試した結果、便通を良くするには「野菜スープを大量に摂る」ことで解決しました。つまり、「食物繊維を多く摂る」ってことなんだろうと。

良く「野菜も食べなくちゃ」とサラダを食べることが多いですが、あの程度の野菜、ましてや葉物類は多少多めに食べても意味がないと思うし、それを指摘する専門家も少なくない。特に葉物類は「水分ばかり」で食物繊維の摂取量は非常に低い。

だから「葉物類」だとすれば、【おひたし】が良くて、あのおひたしってとんでもない量の野菜が小さくなっていて、元の野菜の量を見たら、「こんなにたくさん食べられるのか?」と思うほどですよね。でも「野菜を摂る」というのはそういうことで、レタスをちょっと多めに食べたところで、食物繊維を摂ったことにはならないんでしょう。また良く「レタス何個分の食物繊維」という表示、説明があるけれど、そもそもレタスみたいな食物繊維が非常に少ない野菜と比べてどうすんだ?と私は思う。

でも面倒くさがり屋の私は「毎日野菜スープ」なんて無理なわけですよ。だからサプリで食物繊維を摂ろうと思ったのね。

でも多くのその手のサプリ、「食物繊維入りドリンク」もいい加減というか、「実際にどの程度の食物繊維が含まれているのか」を調べると、「これっぽっち?」レベルなのね。でも、「無いよりは良い」のは間違いがなくて、薬事法的にも「機能性サプリ」として認可がおりるんでしょう。

ではもっときっちり食物繊維を摂ろうと思った時に、多くの人が考えるのが「ふすま」「小麦ブラン」の類で、パンでも「全粒粉」が良いというのと同じ。オーツも良いんでしょう。

でも私にはなぜかそれを多めに摂っても効き目らしい効き目がないんですよ。とっても不思議。

食物繊維も「水溶性、非水溶性」とあって、「便のかさ増し」だとすれば「非水溶性が重要」となるわけですが、これが効かないんですよ。

でも野菜を多めに食べると効く。なんなんですかね。

ここでフト考えついたのは、非水溶性の食物繊維の「粒子の大きさが関係するんじゃないか」ってことでした。摂りやすさは「微粒子状」の方が上なわけですが、これは「絡まりが弱いのではないか」と思うのね。でも野菜を摂ったときの食物繊維はそこそこの長さ太さもあるじゃないですか。私はそれが重要なのだろうと思った。

でも繊維が長く太い食物繊維なんて売ってないわけで、それこそ「段ボールでも食べる」とかしないとならない。(笑)

ここで、非水溶性の食物繊維を摂るなら「野菜しか無い」という私なりの結論が出ました。キャベツ、玉ねぎ、人参、セロリに、ごぼうも入れて作る。その他、余り物の野菜。ただ、イモ類、豆類はいれない。糖分が多すぎるから。

さて、では「水溶性の食物繊維」、つまり善玉菌の餌となるわけですが、これを見直すことにして、いつも摂っている「オリゴ糖」「イヌリン」の量を増やしたんですよ。と言っても一食に「大さじ一杯程度」ですが。

そして善玉菌そのものも摂るべきだと思い、乳酸菌サプリも摂ることに。

そして「納豆菌は乳酸菌が増えるヘルパーとして働く」というのを知り、納豆も必ず食べることにしました。でも納豆そのものではなくて、「納豆の粉」の方が使える場面が多いので、それを入手しました。飲み物や味噌汁、料理に入れてもオッケイで、これなら簡単に摂れる。

前にも載せたユーチューブの動画ですが、これを見るとなるほどと思うはず。

つまり、「多めの善玉菌の餌」「乳酸菌」「納豆菌」を毎食ごとに摂るようにしたわけです。

すると驚いたことに、2日目には変化が見えました。便通は良くなり、便の色も濃い茶色から薄い茶色に変わり、柔らかくスルっとでる。そして一日に2度ということもある。

つい数日前の自分とはまるで別人の様。

そしてそれと関係があるのかどうかわかりませんが、「よく眠れるようになった」んですよ。最近は2,3時間で目が覚めてしまうことも多く、当然、日中に眠くなることも増えて、一日に二度寝するなんてこともあったのが、突然、快眠できるようになって8-9時間はぶっ続けで寝てしまう。

これが現状。

さてさて、これからどうなりますか。

今後は数種類の乳酸菌を選んで培養、つまりヨーグルト(飲むヨーグルト)を作り、引き続き「餌としての食物繊維(私の場合はオリゴ糖とイヌリン)」も多めに摂り、乳酸菌が増えるヘルパーとして働く「納豆菌」も毎日摂るのを続けてみようと思います。

ただ、「かさ増しのための非水溶性の食物繊維」に関してはあえてしっかり摂ることはせずに、でも「とりあえず多めの野菜は摂る」レベルでやってみようかと。

やっぱり気になるのは「腸内フローラ」で、「善玉菌を増やすこと」を中心に考えてやってみようと思っています。

まずはそれを「習慣化することが重要」かと。

それと並行して、「乳酸菌の種類」を変えてみたり、酪酸菌や酵母も順次、調べて増やしてみようと思います。

私のやり方は全て「自己流」でしかありませんが、やっぱり思うことは、週刊誌レベル、ネットのインフルエンサーレベルのことを真に受けたら駄目だろうってこと。またネットに出てくる医師や栄養士にしても「学んだことをしゃべるだけ」の人も多く、経験に裏付けされた意見をいう専門家を探す必要がある。

そして大事なことは「人には個性があって、万人に共通することは少ない」ってことじゃないかと。だからやっぱり自分で人体実験をして、しかし医学の常識から逸脱すること無く、「自分にあう方法」を探るしか無いと思います。

でも医学はどんどん発達していて、こういう「栄養学的」なことでも、「まず腸内フローラを調べる」ことから始まるのが常識となる日が来ると思います。私達がまず「血液検査をする」のと同じ様に。

そうすると「何が足りない、何が多すぎる」とか、腸内の問題点もわかり、それに合わせた「食事療法」が当たり前になる日は近いと思っています。そして、Aさんには「XXX乳酸菌が良いですね」なんて乳酸菌の種類まで特定される時代も来るはず。

今はまだ「野菜を食べればよいのっ」「運動もしてね」というレベル。「お腹の調子が悪かったら太田胃散を飲めば良い」みたいな感じにさえ思えます。あまりにも大雑把。

私は10年もしない内に、それぞれの腸内フローラを検査して、必要な乳酸菌、ビフィズス菌、その他の菌を特定し、それに合う「餌」の種類と量も決めて、処方する時代は来ると思っています。

健康関係のYouTubeチャンネルって山のようにありますが、最近、このチャンネルは信頼できると思うものがあります。内視鏡医のチャンネルですが、医学的なのは当然のこととして、今までの常識の一歩先を行っている感じがしています。

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それと、私の腸内環境が数日で変わったことですが、それに関して。

「良いことでも長く続けないと駄目だ」と言われますが、腸内フローラに関しては「すぐに環境が変わる」ということは言われていて、例えば「ヴィーガンや菜食主義の人達」の腸内フローラってそれなりの細菌が多いわけですが、実験的にそういう人達に「肉食」に変えてもらったところ、【数日で腸内細菌は入れ替わった】ことが起きたと。

だからいろいろ試しても変化がないということは「効いていない」ことを意味するはずで、「やりかたを考え直す」のは良いかもしれない。

また腸内フローラが良い状態でも、食べるものが悪ければ、すぐに悪玉菌も増える様子。

ちょっとこんな動画を見てみるのもよろしいかと。

若いうちは暴飲暴食をしようがなんともありませんが、歳を取ったらそれなりに考えないとうまくないのは間違いがない様子。

 

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