石破氏が外遊しても「恥をかく行動ばかり」で本当にこの人、どうなっちゃってるのかと思うけれど、どうしようもないと思ったのが習近平との会談で言った言葉。
「日中共同宣言の原点に立ち返り、共同でそれに対するものに立ち向かう」と。
これって何を意味するかと言うと、「一つの中国を認める」ということの確認と強調であり、当然、台湾独立とか台湾の立場を擁護しないということ。
世界は「台湾を守れ」という大合唱になっているのに、日本はあくまで【中国側に立つ】と約束をしたことになる。
だから中国共産党は石破総理を大歓迎して【高く評価する】という。これで良いんですかね。
でもあの頓珍漢な人だから、「しかしながら、台湾への侵攻は絶対に認めない」なんてことも言うのかもね。
ま、ある意味、頓珍漢でスジが通らないというのも良いことかもしれない。相手は石破氏が何を考えているのかわからないのだから。
でもこの数ヶ月の間に彼が大きく変貌してきたのは世界中が知っているわけだから、「石破には言いたいことを言おう」となるのが道理だと思う。
そして石破氏は「他国の要望は重く受け止めて、議論を重ねなければならない」なんていうのかな。
じゃぁ、どうしたいのか？というと「アジア版NATOの創設」だとか、益々頓珍漢に拍車がかかるのかもね。
安倍元首相が「あいつだけは駄目だ」と周辺の人達に公言していたのはこういうことなんだろうと思ったり。
でも石破氏は昔からそういう人だったわけで、それを知っていて彼を総理に選んだ自民党議員と党員が多数をしめているのが日本。そして「次期総理」の話が出ると、国民がいつも推していたのが石破氏。
石破氏に文句を言うのはスジが違うと思う。
中国経済は落ち目のチンタで、アメリカは独自路線を進むわけで、今だからこそ「日本が自立できる環境が整った」ように私は思うんですよ。そりゃ簡単には行きませんが、今まで日本はがんじがらめに押さえつけられてきたのがほどけてきたのと同じ状態。
アメリカに隷属し、中国にもおべっかを使う日本から変貌する大チャンスなのに・・・・・
私は、来年の参院選は「衆参同時選挙」になると思っていて、当然、その中心には高市氏に出てきて欲しい。
だからもしかすると、今の石破政権とは「高市じゃなければ駄目だ」と世に知らしめるために存在しているのかもしれないような気もするわけです。だから石破氏が駄目なら駄目なほど、「次の総理」を皆が真剣に考えるようになるんじゃないですかね。
ただ来年の夏まで石破氏が保つかどうかは疑問で、３月には「中継ぎ」が出てきそうな感じ。ただこの時に高市氏が出てきては駄目だと私は思っていて、自民党は少数与党で安倍派は粛清された今の状態で高市氏が出るべきではないんじゃないですかね。でも解散総選挙となるのなら話は別だけど。
中継ぎの第一候補は「加藤勝信氏」が適任だと思う。そして夏の衆参同時選挙は高市氏を総大将として日本の将来を決める天下分け目の大決戦となれば良いな、と。
それまではトランプにも習近平にも「日本が言いたいことを言われて右往左往する状態」の方が良いかもしれない。
日出ずる国日本に栄光あれと心底思う。