安倍昭恵さんがトランプに会ったわけですが、これって「会ってくれない石破氏」の作戦かと思っていたのですが、そうではなくて、トランプに招待されたみたいですね。
政治的な話をしたとは思えないけれど、「安倍さんをトランプは讃えた」のは間違いがなくて、それだけでも日本に対する「強いメッセージ」だったように感じます。
衆院選では「安倍派の排除」を露骨にやった石破氏ですが、保守層が離れて散々な結果となったのにも関わらず、どうも来年の参院選でも同じことをする様子。
私を含めて保守層の多くは「コアの保守層を無視するとどうなるか石破氏もわかったはずだ」と思っているはずだけれど、石破氏は今の状態を悪いとは思っていない様子。
「政治資金、裏金」をまだ引きずっていて、「国民はまだ納得していない」ということで、参院選でも「安倍氏の意思を継ぐような議員」には冷や飯を食わすどころか、「排除」を考えているように見える。当然、石破氏にしてみれば「それが日本のため」であるのと同時に、「自分の政敵は減らすべき」だと考えているんでしょう。
そもそも「裏金問題」にしても、私は「安倍派だけを狙った」としか思っていなくて、検察も動いていない、金額も5万、10万というレベルの議員も狙い撃ちにした。では安倍派以外の議員はどうだったのか。ここがズルくて、「不記載は修正します」で終わらせたのは石破氏自身も同じ。
私は「安倍派はスケープゴートにされた」と思っていたのですが、実はそれで問題の収束を狙ったのではなくて、「問題を利用して安倍派排除を狙った」のが真相であるように今は思っています。
それは私が応援している、来年、参院選で復活しようとしている「長尾たかし氏」からの話でわかった。
彼は来年の参議院議員候補として公認されていて、「比例区第九十七支部 支部長」に任命されたのに、なんと「運動資金は出さない」と本部から通告されたらしい。これって国が党に配分している正規の運動資金なのに、出さないと。
長尾氏は他の候補とその件に関して情報交換はしていないらしいのだけれど(その話を聞いた時点)、他の「安倍派」も同じ様な待遇かどうかはわからないと言っていた。
まぁ、石破氏はアメリカに近寄ることも出来ず、しないし、中国には近づこうとしている。閣僚も同じで、中国の方を向いているのがわかる。
要は「トランプとは違う方向」なのは明らかで、当然、そもそもそういう人物で、安倍氏の宿敵であったのはトランプの耳にも入っているわけで、「是非、会おう」という話にならないのも当たり前かもしれない。
石破氏は「正式な大統領になる前には他国のトップとは会わない」のがトランプと会えない理由だと言っていたけれど、トランプは必要とあれば他国のトップとはどんどん会談しているのは周知の事実。
今の時点ではトランプがいちいち日本に注文を出す時期とは思わないけれど、昭恵夫人を招待して「安倍氏の功績を讃えた」のは何故かと考えれば、石破政権に対するメッセージだと考えるのが妥当じゃないんですかね。
今、日本が向いている方向とトランプが向いている方向が「違う」のが気になります。
もちろん日本は日本で、「日本にとって良いこと」を突き詰めるべきだと思うけれど、石破政権は「左派リベラル政権である」のが気になります。私としては「岸田政権よりもっと酷い」と感じます。
今の日本を見ていると「あまりにも問題が多すぎる」「解決能力もない」「解決しようとする意欲もない」と私は感じていて、向いている方向も私が望む方向とは全く違っていて、これは当分、修正されることもないのだろうと思っています。やっぱり私は「理想主義ではない現実的な保守政権であって欲しい」と願っていますし、全く違う今の状態が「変わるときが来る」のを待つしか無い。
そういう意味で、ちょっと日本に関しては気持ち的に「距離を置くしか無い」と思っています。
それよりやっぱり世界全体に大きな影響があるトランプ2.0がどう動いていくのかが気になります。そしてそれに沿って日本も動くしか無いのだろうと思うし。
また世界がどうなろうと自分や家族を守って行くしか無いわけで、今は「ダボ家としてやるべきことをスピード感を持って進める」ことに集中しようと思っています。
2025年はあらゆる意味で、「世界が大きく動く年」になりそう。
今の状況、これからをどう見るか。