ChatGPTが12日間に渡って新機能などを発表してきましたが、それのまとめ動画を載せておきます。
私としてはまだまだ、全く、全然使いこなせていませんが、「便利なのは間違いない」と思っていて、使用頻度で言うと「検索」ですかね。その次に、トレードに使うチャートのインジケーター作り。
私のやりたい検索内容って細かい、一般的でないケースが多くて、今までのようなGoogleの検索じゃ「出てこない」「どこにあるかがわからない」事が多いんですよ。
またある企業が提供するサービスを調べるにしても、その企業のサイトにわかりやすく書いてあるかと言うとそうでもなかったり、情報がいくつかのページに別れていると「全体像がわからない」ことも多いのね。
そういう時にChatGPTに聞くと、かなりの確率で探してきてくれます。
またその内容ですが、ChatGPT 4oだと間違った内容を返してくることが多かったのですが、o1だと正確だったり。
たまに頭にくることもあって、間違いを見つけて指摘すると「間違えたことを無視して、【それが正しいです】なんて返すこともある」のね。馬鹿野郎~と思いますが(笑)、o1だとそれがほぼ無くて正確のように思います。
またトレードのインジケータ開発やストラテジー開発にしても、世界中のオタク連中がやっているものをGoogle検索で探すなんてほぼ不可能なのね。前はそういう「フォーラム」があって、その中で探すことが多かったのだけれど、それでも膨大な量の中から自分が欲しいものを探すとなると何時間もかかるわけですよ。
ところがo1ですとどこからか探してきてくれたり、「そもそもこういうことを分析するインジケータはあるのか?」みたいな質問でも推測してくれるのね。またインジケータを複数表示させて、あるいはインジケータにインジケータを掛けるなんてこともやるわけですが、それのプログラム(コード)を書いてくれたり。
これってチャート分析オタクの友人が複数いて助けてくれるのと同じで、半端じゃなく便利。
これだけでも新たなChatGPTの契約(毎月200ドル)も意味があると思ったり。
そのうち、私の目的を理解して、そして「先回り」して「こう言うのに興味はないですか?」なんて聞いてくる時代が来るんでしょう。
また新しく発表された新機能でも、使えそうだと思うものもあって、使い込めばもっと便利になると思います。
ただ私は「個人的な趣味、勉強」で使っているようなものですが、もし仕事で使うとか、グループで使う場合、もしかしたらChatGPTではなくてGoogleのAIの方が「使い道」はあるのかもしれないと思ったり。
私が狙っている近い将来の使い方ですが、大事なトレードのためのチャート分析ですが、チャートソフトとAIの連携は、今の時点では取れないのね。
でもExcelにデータを入れればチャート表示は可能なわけで、「どういう場所でどういうサインをださせるか」とか、「出るサインの精度を上げる」「無視するべきサインを抽出する」、あるいは「組み合わせでどう結果が出るのか」とか、銘柄によって「値動きの個性が違う」わけで、それに合わせた最適化をしたり、曜日や時間帯でのアノマリー、傾向、特色も調べさせて、トレードの時間配分や「今、何をトレードするべきか」の表示もさせようと思っています。
トレードって今はほぼ24時間出来るわけですが、24時間、様々なトレード対象を見続けることは不可能ですし、簡単に言えば「動き出したらトレードしたい」わけで、それなりにインジケータを使って動きを見やすく表示をし、アラートを出すようにはしていますが、それのもっと高度で洗練されたものを作りたいと考えています。
私のトレード対象は「ほぼ24時間、常に動くもの」「日本の先物」「欧州の先物」「アメリカの先物」とあって、それぞれ「ほぼ24時間トレードは可能(トレード可能時間がきまっているものもある)」だとしても「動きが集中する時間帯はそれぞれ違う」わけで、【手抜きができる時間帯】がわかるのとわからないのとでは大きな差が出るのね。
多くのトレーダーは「自分がトレードする時間を決める」のが普通ですが、私としては当然、自分の都合を優先するにしても「動いている時、動いていない時」を判別したいと考えます。
「いつトレードするべきか」と「トレードしない方が良い動き」を知るのが非常に重要ですが、これの見極めには「ATR」を使うケースが多いと思いますが、これって「鈍感すぎる(遅すぎる)」し、「敏感にするとアラートが出すぎる」のでなかなかうまく使えない。
そんな時に、移動平均線の一種である「Kaufman Adaptive Moving Average (KAMA)」を偶然知りました。私の経験の中では10種類以上の移動平均を使ってきたのですがこのMAの存在は知りませんでした。
これって面白い動きをするMAで、それを言葉で説明するのは難しいのですが、値動きが「小幅で上下している時」にはそのMAは全く動かない。ところが値動きにウネリが出てくるとMAも動き出すという変わりもの。(笑)
それも「小幅の時」「幅が大きくなった時」の【感度の調整も可能】で、このMAの傾きを検出するだけで「今はヨコヨコの動き」「値動きが大きくなってきた」のが簡単にわかるのね。
だからそれを「大きな流れを見る【上位足】(たとえば15分足でも1時間足でも)」にそれを掛けておくと、値動きの状態がわかるから、「今はトレードするべき」「今はユーチューブなり、Netflexを見て遊んでいればOK」「出かけるのもOK」というのが【パッと見ただけ】でわかる。(笑)
値動きを常に緊張状態で見続けるのは心身ともにかなり疲れますから、「気を緩めても良い時間」がわかるだけでも良いと思っています。また複数のトレード対象がある場合、「どれに注目するべきか」がすぐにわかる。
そんなインジケータをChatGPTに作らせたのですが、重宝しています。
で、それに出来高もかますとか、時間帯も考慮することによって、「トレードするべき時」「何もしない方が良い時」の見極めがもっと良くなると思っていて、それを作ろうと今、無い頭でいろいろ考えているところです。
どんなインジケータかお見せしますが、このチャートの矢印の帯の部分がそれで、赤や緑の濃いところは「値動きが大きいところ」で、色が薄い、色が白いところは【トレードしても妙味がない場所】を表しています。
当然、これを4時間足、日足にかければ、「今日はトレードはしないでおこう」とか「今日はガッツリ行こう」とかそんなことも【瞬時に判断できる】のね。
ボリンジャーバンドで「発散と収斂」を見るのと似たようなものですが、このインジケータ(名前もつけていない)は結構わかりやすいし、また「収斂」している時は動きが小さいわけですが、それも「閑散としている時」もあれば、それこそ「売り方、買い方が均衡し見合っている時」もあるわけで、それすなわち「これから大きく動き出す可能性大」ですから、「収斂しているから何もしないで良い」というわけではないんですよね。
でも「世界中のトレーダーがボーっとしている時」も収斂しますから、出来高や時間帯、曜日、指標発表の有無も考慮して「より正確なもの」を作れるだろうと思っています。トレード対象によって「動く時間帯」がそれぞれ違いますし。
またトレード手法をいくつか持っているトレーダーなら、動きが小さい時は「波を読みやすい」こともあるわけで(銘柄による)、いつもは「トレンドフォローが大原則」だとしても、「逆張りで小幅を狙うことに専念しよう」なんて切り替えも出来るはず。逆に「大きく動いている時」には【逆張りを封印する】ことも重要ですから、そんな大きな戦略の切り替えのキッカケが「目視で簡単にわかるようにする」のは良いと思います。
これらのことはトレードを長年続けることによって【経験則としてわかる】ことですが、チャート上にそれを表示できれば「未知の銘柄」「慣れていない銘柄」でもすんなりトレードが出来るかもしれない。そして「トレードに適している銘柄」を表にして順番も表示できれば良いなと思っています。私の場合はせいぜい、5つ6つの銘柄でしかありませんが。そして「特定の銘柄、重要な銘柄」に関しては、動き出したらアラートがでるよう(あるいはメールやSNSが送られる)にする。
またこういう「可視化すること」って非常に重要だと私は思っていて、その理由は簡単で、私の場合は「ポジションを持つ」とアドレナリンもドバドバ出て「冷静さを失う」んですよ(笑)。本当に私は小心者で自分をコントロールするのが難しいのですが、【可視化する】ことによって、「絶対にやってはいけないこと」なり「やるべきこと」が【チャートを見れば瞬時にわかる】ようするのが好きです。
こんな感じで、自分のアイデアでインジケータを作ったり、それの組み合わせでストラテジーを作ることもChatGPTで可能なわけで、AIの進化への期待は大きいです。
みなさんにも「頭の中にぼんやりとこんなことが出来たら良いな」と思うストラテジーやインジケータがあるはずで、でもそれを「常に脳内で計算する」のは難しいですから、AIを使ってそれを「可視化する」のは有用だと思います。「思い込みや勘違い」を排除できますし、「頭に負担をかけないような状態を維持する」のは重要だと思います。
特に「裁量でトレードする」トレーダーの場合、「思いつきを排除する」のは重要なはずで、そして【こういう動きの時にはトレードしない】という最低限のルールもあるはずで、それを【目視で簡単に、そして瞬時にわかるようにしておく】のは良いと思います。それは「メンターと一緒にトレードする」、あるいは「常に冷静な自分を保つ」のと同じ効果があるはず。
あるいは、中には「逆張りの手法を止めて順張りに変更したい」と考えるトレーダーもいると思います。
これを矯正するのは私は簡単だと思っていて、例えば単純な移動平均線でも(たとえばSMA6)を表示させて、その傾きで「チャート上のバックグラウンドの色を変える」ようすれば、「今のトレンドは上、下」というのが嫌でも目に入りますから、「それと逆のことはしない」ようにするのは難しくはないと思います。
要は横断歩道の信号機みたいなもので、「緑はロングのみ」「赤はショートのみ」というルールを作り、それを守るようにするのは難しいことではないと思います。「目の前に大きな信号機」があれば、それに逆らうのは心理的に簡単ではないですもんね。(笑)
そのように、新たなルールやストラテジーを考えついたら、それがはっきり見えるチャートを作ればよいだけのことで、いくつかのインジケータを組み合わせたり、複雑なストラテジーでも「それを一つのインジケータとして作る」のはChatGPTに任せれば作れるわけで、それを「自分専用の信号機」のようにチャート上で瞬時に目視できるようにするのが可能だということ。
でもそもそも多くのインジケータの特徴もわからない、ストラテジーも浮かんでこないとするなら、しっかり時間を掛けて「学び、経験する」しか方法はないと思います。
また他人からそれを得たとしても、それはその主が作った「オーダーメイドの服」と同じようなもので、自分には合わないと思ったほうが良いかもしれない。やっぱり「基礎」はしっかり学んで理解して、その上で経験を積んで「自分で作り上げる」しか道はないのかもしれない。
ある板前さんが愛用する「包丁」を譲り受けても、それで同じ料理を作れるようになることはないのと同じだと思います。
でもどんな分野でもそうですが、「良い道具を使うべき」という考え方を私は持っていて、そしてそれは「道具をばかにするべきではない」という意味でもあって、「自分には使いこなせないかもしれない」と思ってもチャレンジするのは重要かもしれませんね。でも面白いのは「どれが良い道具なのかもわからない」のが普通だということ。
それは「自分には個性がある」「狙うものが違う」わけで、それぞれ合う合わない事がどうしても起きるから。
でもそれも「時間が解決すること」だと思うし、【諦めないこと】が何よりも重要なんでしょう。
私もいまだに「発展途上」でしかないし。(笑)
ただ面白いことですが、多くの人は「トレードする対象を決めている」ケースが多いのね。それはNikkei225であったり、USD/JPYであったり。だから「それに合わせてチャートを作ろうとする」のが一般的。
ところがですね、「自分のチャートにあった動きをする銘柄もある」んですよ。これを見つけた時は「宝の山を見つけた」ような気分になりますが、それを無視しないほうが良いと思います。
実は今、FXにも重点を置いている私ですが、なんとJPY/USDよりGBP/JPY(ポンド円)の方が自分のチャートに合うのに昨日、気がついたんですよ。これって私にしてみると「大発見」で、今、しっかり検証をしている最中。
私が昔からドイツの国債であるBund(FGBL)が良いと書いてきましたが、Bundとの出会いも偶然だったんです。
皆さん、ドイツのBundがデイトレに良いなんて話を聞いたこともないでしょ?私も25年前にはそんなことを聞いたこともなかった。
でもBundの値動きを初めて表示した時、本当に驚いたんですよ。そして私の人生も変わった。
今、その時と似たような「感動」があって、ワクワクしながらGBP/JPY(ポンド円)の過去チャートで検証中。
かつては「台湾インデックス」にも同じようなことがあったのを書きましたが、そういう「自分に合う銘柄」が世の中には存在するかもしれないという希望は常に持つべきだと思っています。
広い世界には「チャンスが転がっている」のはトレードの世界も同じだと思います。
またデイトレには良くても「日足を見た長期投資は難しい」と感じる銘柄、またその逆でデイトレが難しいと感じても日足で見ると全く違うように見える銘柄もあるのね。でも私は長期投資は恐ろしくて出来ませんが、「いつの日かそれの長期投資もあるかもしれない」と思いつつ、見ています。でもその「特徴的な値動き」も月日とともに変わるから簡単にはいかない。
やっぱり「自分も進化を続けるしか無い」のは同じことなんですね~。そしてそれを助けてくれるのがAIだと思っています。
また遠くない将来、「私と同じことをするロボット」も出てくると思うし、それがヒューマノイドロボットではなくて、パソコン上で動くロボットだとしても、「私のコピー」を作ることが出来る時代が来ると思っています。
当然、「そのロボットにトレードさせる」事を私は考えていて、そしてそのロボットは私より頭が良いはずで、共同作業で「より良いトレード手法」が作れるだろうし、ロボットは「恐怖感を持たない」「疲れることもない」ことから、24時間、ありとあらゆる銘柄のありとあらゆる時間軸の動きを監視しつつトレードが可能となるはず。
でもそんなことはほぼ全てのトレーダー、AI利用者が考えるはずで、今でも多くのAIがあらゆる相場で動いているらしいし、「あるトレーダーのトレードを模倣するAIもすでにある」と聞いているし、戦いはかなり熾烈になるのは明白。
でも「常にニッチな世界は存在する」と私は思っていて、正面でぶつかり合うような大きな勝負ではない、「小競り合いの中」で利益を見出す方法も常に存在するのは普通のビジネスと同じで、そしてそれは「現在のスキャルパーがやっていることもそれ」だと思うし、中小企業、小さな商店がが生きる道は常にあるだろうと楽観しています。
今、フト、30年ぐらい前にデイトレを始めた頃を思い出します。当時から「小幅狙い」だった私は「まるでゴミ拾いみたいだ」とバカにされたんですよ。でも今じゃ、若いスキャルパー、デイトレーダーがとんでもない桁の利益を出す時代になった。
私は「ゴミ拾い」のままで大成していませんが(ある時期から楽な債券投資を主体とした)、若い人たちがどうやってそれで成功したのかがわかる時代になりましたので、次のステージを目指して今からでも彼らのやり方から学んで彼らの後ろを走っていくつもりで頑張っています。(笑)
でもま、AIの時代に突入し、将来はどうなるかはわからないわけで、やれることはさっさとやってもっと実績を作らねばと結構、焦っています。でも残された時間は長くなく、次の世代の子供たちにエッセンスを残せれば良いかなとも思っています。そして彼らが、あるいはその次の世代が私が夢見た世界を作ってほしいと願っています。
【お金はお金よりも大切なものを守るためにある】