訳のわからない「中国経済の闇」。私達にどんな影響があるのか。

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しかし中国って本当に訳がわからないと思います。

先日、何十兆円もの債務を持つ不動産大手の「恒大集団」がアメリカで破産申請をしましたが、これって氷山の一角でしかないのは前からわかっているわけで、またこれも前から言われている「シャドーバンキング」の債務は1800兆円とか言われていて地方自治体の債務もきっちり表に出ていない様子。これらの負債の多くは不動産関連。

また中国ではマンションを「建つ前に買う」のが普通で、当然ローンで買えばその支払は始まる。ところが「建設途中で止まったまま」の物件が多く、これじゃ買い主はたまったものじゃなくてローンの支払拒否問題まで起きている。そして各地に巨大な「ゴーストタウン」が出来ていて、不動産市場はかなりやばいことになっている。

ま、そんなことは何年も前から言われていたわけですが、とうとう問題が表面化しつつあるという感じですね。

でも中国政府、共産党自体も【実態がわかっていない】だろうと高橋教授は言う。

この件は大手メディアも報道していますが、彼らは下手なことは言えないわけで、私は当然チェックしていますが、こういう高橋教授や長谷川氏のような専門家の解説や考え方を重視しています。でも専門家も色々で、その辺まで情報を取るようにしているとわけが分からなくなりますね。当然、私みたいなトーシロの考え方なんて聞いても意味がない。(笑)

恒大集団の破産申請にも驚きましたが、この危機はもう「織り込み済み」ということで、まともな債権者はとっくのとおに「逃げている」という専門家もいる。つまり、リーマンショックのような大打撃は受けないだろうと。

ただ全体でもの凄い債務が蓄積されていて、それの解決方法も全く示されておらず、というか国家が打つ手は「焼け石に水」と言われている。

世界各国と中国とのつながりは深いわけで、中国の変化は即、世界の変化となってでてくるはず。

マレーシアも同じで、中国からの大型投資が入っているわけで、それらの母体のお尻に火がつけばマレーシア経済にも大きな影響があるんじゃないですかね。

今回のこの件は、「一体何がどうなっているのかがきっちり見えない」というのが一番の問題だと私は思っていて、これはまさに中国の隠蔽体質。そして政府はどうしようと考えているのかも見えない。それはまさに独裁者習近平のプライドに関係しているんでしょう。

世界経済に大激震が走るようなことがおきるんでしょうか。

全く私にはわかりませんが、何か起きてから慌ててもどうにもならず。

これは色々な意味で進展しているウクライナ戦争も同じで、ロシアが核兵器を使う、あるいはプリゴジンがベラルーシに置かれた核兵器を使うなんてまさかのことも考えないとならないと思っています。また核兵器もいろいろあるわけで、私達はすぐに広島長崎を思い起こしますが、小さな街を消し飛ばす程度の小型戦術核兵器も存在するわけで、NATO・アメリカも手を出せない、反撃できないケースだってあるはずなのね。そしてロシアを追求できないケースも考えられる。

まさかと思うけれど、まさかが起きるから世界は怖いわけで、世界の戦争も、大きな経済危機も同じじゃないですかね。想定外のことが起きるから慌てるわけで、当然、仕掛ける方はそれを狙う。

想定外をどう想定するのか。こんな禅問答みたいなことでも、最悪のケースを考えて身の振り方をシミュレーションしておくのは現代人にとって必要なことだと私は考えています。

アメリカの内情も酷いもんで、なんだか世界は「今まで経験したことのない状況」になっているような気がしています。

これは日本も同じで、やっぱりこれからの世界は「自分の足で立つ」「自分でリスクも取る」ことも考えないと生き延びるのは大変だろうと思っています。

格差がどんどん広がり、弱肉強食が加速する世界なのは間違いがないと思うし、それに流されないためにはどうすればよいのか。

答えはあるはず。

-----(追記)-----
 

プリゴジンが乗ったプライベートジェットが墜落したなんてニュースもある様子。

まぁガセネタだらけなのはウクライナ戦争も同じで、情報戦が行われてるのは間違いがなくて、トーシロからの偽情報も多く真実は闇の中だと思っています。

 
 
 

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