【宮武讃岐うどん】がマレーシアに進出してきて店舗数も増えているようですが、我が家の近くにも店舗があって、デリバリを頼むことも増えています。Grab foodで注文するのですが、距離も遠くないので「手をかけずにそのままでもギリギリ美味しく食べられる」感じがしています。
【宮武讃岐うどん@モントキアラ】の「讃岐うどん」も私のツボに嵌っていて、コシがあるというより「硬い」イメージ。でもそれが私にはなんとも言えず嬉しいところ。ところが九州出身のヨメさんに言わせると「固くて食べられない」という。
へ~~と思うのですが、聞いてみるとヨメさんが好きな「博多うどん」って「柔らかい」のだそう。でも昔ながらの「東京の柔らかいうどん」とは違うそうで、その辺は私にはわからず。
そしてですね、私が食べるたびに感動するのが「鶏の唐揚げ」なんですよ。どういう鶏の唐揚げが好きかは本当に人それぞれで違うと思いますが、私は宮武讃岐うどんの唐揚げには感動するほどの美味しさを感じます。
でもそれをヨメさんにいうと、「ふ~~~~ん」というバカにした返事。(笑)
腿肉だけでちょっと大きめで、そして柔らかくジューシーでなんとも言えなく美味しいと思う。天ぷらも注文することが多いのだけれど、鶏の唐揚げを「天つゆにつけて食べる」のも美味しい。
当然、家でもかなり頻繁に鶏の唐揚げを作りますが(私の役目)、どうやっても【宮武讃岐うどん@モントキアラ】の唐揚げに近いものが出来ないのね。私が目指す鶏の唐揚げってまさに彼らの唐揚げなんですが、まず、「あの柔らかさとジューシーさ」が出ないのね。
唐揚げ自体は「唐揚げ」というより「鶏天」に近いと思うのだけれど、あの柔らかさとジューシーさはどうやっても私には真似できない。
多分、下ごしらえで「ブライン液に浸けている」のだろうと想像しています。
それは我が家もそうすることが多いのだけれど、あの宮武讃岐うどん店の唐揚げみたいにはならない。
あのジューシーさ、柔らかさをどうしたら出せるのか。
我が家では、唐揚げじゃなくて「鶏ハム、蒸し鶏や水晶鶏」を作る時には、ブライン液に浸ける時に「重曹」をちょっとだけ使うことがあるんですよ。重曹を使うと本当にやわらかくなるのだけれど、「重曹の味」がどうしても出てくるから簡単にはいかないし、「濃いめの味付けでごまかさないと駄目」なのね。中華料理で肉料理に重曹を使って肉がフニャフニャに柔らかいのも、味付けが濃いから大丈夫なんだろうと思う。
蒸し鶏も水晶鶏も「重曹」を使うと本当にしっとりするのだけれど、「重曹臭さを消す」のは難しい。
蒸し鶏
水晶鶏
で、唐揚げで重曹を使うと、「やっぱり重曹臭さが目立つ」のね。でも宮武讃岐うどん店の唐揚げに重曹臭さはない。
まさかパイナップルとかキーウィーみたいな「タンパク質を柔らかくするもの」を使っているのか。
なことはないと思うんですよね~。
また「油の温度」も重要なのは最近わかってきて、巷でよく言われる温度、つまり170度ぐらいで揚げて、二度揚げでは温度を高くしてカラッと揚げるというのも「違う」と思うようになってきて、「最初は140~150度ぐらいでゆっくり揚げる」方がしっとりとするのはわかっているのね。
でもそうやっても宮武讃岐うどん店の唐揚げみたいにはならない。(┰_┰)
じぐそ・・・・。
それと、時間が経つと「固くなる」のは当たり前にしても、宮武讃岐うどん店の唐揚げはベチャっとならない。
それはあの店の天ぷらも同じで、サクッとしたままが持続するのね。
普通、天ぷらをデリバリしたらベチャベチャになるのが当たり前だと思うじゃないですか。でも宮武讃岐うどん店の天ぷらはそうならない。カリッとしたまま。
天ぷらも美味しいと思うのだけれど、「海老天」は海老がイマイチで残念な感じがして最近は頼みません。
小麦粉だけじゃなくて、片栗粉や米粉を入れる、マヨネーズや油を衣生地に入れるとベチャベチャにならないのはわかっているのだけれど、宮武讃岐うどん店ではどうしているのか想像もつかない。
プロならひとくち食べて、あるいは見ただけで、「ああ、これはああしてこうして」ってのもわかるのだろうけれど、私には全くわからない。
プロと素人の差ってとんでもないのがよく分かるけれど、それは努力しても無駄な、なんだか刑務所の高い壁みたいな、「どうやっても乗り越えられないもの」があるような気がする今日このごろ。
デリバリでも美味しい「揚げ物」って本当に不思議だと思う。
でも当然、「出来立てのほうが遥かに美味しい」のは間違いがなくて、それは「讃岐うどん」も同じで、デリバリで頼む度に「店に行きたい」と思うようになる。(笑)
でもねぇ、我が家に近い【宮武讃岐うどん@モントキアラ】って駐車に問題があるのね。家から数分だけれど、歩いていくには遠いし、Grabを頼んだら嫌がられそうで、困っています。