やっぱり(亡くなった)【森永卓郎氏】は目の付け所が良かったと思う 人生とは「出会い」なんでしょうね~

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ニュースを見ていたら、亡くなった森永卓郎氏(経済アナリスト、獨協大学経済学部教授)の記事を見つけ、やっぱり彼は見るべきところをちゃんと見ていたと思いました。

でもま、そう思うのは「私と似たような考え方」だから私がそう思うだけのことで、内容が正しいかどうかは別問題。

PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

新NISAが始まって2年目を迎えた。「オルカン」や「S&P500」が人気を集めている。今年1月に原発不明ガンで亡くなった…

大事なことは「これをそのまま信じる」のではなくて、「可能性として頭に入れておく」事が重要だと私は思っていて、ではどうするかは「自分にあった考え方、やり方」をこの上に構築して行くことだと思います。

所詮、他人の真似事でどうにかなるように世の中は出来ていないと思う。

しかし、本当に惜しい人をなくしたと思う。トンデモ発言が多く、財務省を「カルト」と決めつけるような過激な発言も多く、大学教授のクセしてバラエティーに出ることも多く、「この人、頭おかしいんじゃない?」みたいなイメージを持つ人も多かった(私もそう思っていた時期がある)と思うけれど、それは「彼の作戦だった」という専門家も多い。結局、一般国民に広く知られ、大事なポイントを伝えるのは「あのやり方がベスト」だったのだろうと、今になれば私も思いますもの。

息子の「森永康平氏」は、オヤジの拓郎氏とは考え方も主張も違うけれど、私は彼は本当に立派に育って日本にとって大事な人だと思うし、オヤジの分も頑張ってほしいです。

先行きも暗く見える日本ですが、見渡せば「日本大好き人間」は政治家の中にもたくさんいるし、国民はもちろん同じ。

わけのわからん古いしきたりや利権、偏ったテレビ放送や新聞に縛られている「年寄り」は時間が立てばいなく無くなるのは間違いのないことで、自民党の支持率が高いのも60代、70代で、若者の自民党支持率は低いという。それは自民党以外が良いというより「自民党も大きな変革が迫られている」という現実を見つめるべきだと思うし、若者には絶対に諦めてほしくない。

そんな若者の時代になるわけだから、やっぱり「将来は彼らに任せる」のが良いと思うし、若者も慌てずに「今は地盤を作る時」と考え、頑張っていつか素晴らしい日本の未来を作ってほしいです。

頑張れ、日本!!

頑張れ、若者!!

---(追記)---
 

先日、ホリエモンが出ているネット番組で、最近の若者で注目されるそこそこの地位も名声もある人たちが集まり「日本の問題」「経済問題」「トランプ政策」の討論をしていたのだけれど、やっぱり私が違和感を感じたのは、投資に関しては「インデックス投資を長く続ければ良い」という人が大半。もちろん「新NISAは素晴らしいチャンス」だと。それに異論を言う人は皆無。まさに今の「世論を代表している」と思いました。

今このことを書くのは、上に紹介した森永卓郎氏の寄稿との関連から。

私が考える「あるべき姿」は全く違うわけですが、一般的に本業としての仕事も持ち、「投資はあくまで副業」とした場合、理想論を言っても意味がないのは間違いがなくて、「副業としてどこまで出来るか」に【特化して考える】ことをすれば、「ドルコスト平均法」と「分散投資」に行き着くしか無いのは私でも理解できます。

でも、そもそも「そんな簡単な考え方でうまくいくはずがない」というのがその世界で40年、50年と戦ってきた人はわかるわけで、【副業としてどうやるか】という考え方そのものが間違えで、「副業だから適当なところまでしかできない」のなら【その副業を諦めるべき】だと私は思うし、それは投資だろうが他の副業も全く同じ。どの世界でも皆が人生を賭けて頑張っているわけで、「私は副業だから・・」と手を抜いてどうにかなるという考え方のほうがおかしい。

もし「副業で寿司屋でもやろうか」と考えたらどうします?どうなると思います?ラーメン屋でも弁当屋でも良いですが。

皆さん、ネットワークビジネスに手を出したことがあります?私は手を出したどころか、19歳に手を出してどっぷり浸かって、その後、「マルチの虫」だなんていわれるようなって、その経験はその後も大いに役に立っていますが(今はかなりのアンチネットワークビジネス)、あの「誰にでも簡単に儲けられます」という誘い言葉と「株式投資」がどうもダブって見えて仕方がないんですよ。

「私はネットワークビジネスなんかに引っかからない」という人は多いけれど、人は「儲け話には簡単に乗るという習性」は間違いなくあると私は思っていて、それは投資話も同じで、いつまで経っても詐欺が無くならないのも同じ。

でもそれもまた「経験してみないとわからない」のはどんな仕事でも投資でも同じで、「チャレンジすること」を否定してはならないと思っています。

ただ私としては、「生まれて初めてゴルフセットを買ったから、今度の休みにコースに出ようぜ」と言ってるのと同じに思えるわけです。

でもそれもまた経験をしてみなければわからないことで、チャレンジそのものは良いと思う。ゴルフなら、他のゴルファーには迷惑そのもので「おいおいおい、勘弁してくれよ」というのが普通ですが、でも「新参者は利益をもたらすお客様」だとすれば、「是非、いらっしゃ~~~い」となるわけで、「チャレンジが重要」という言葉をそのまま受け取るのはあまりにもお花畑かもしれない。

それでもやっぱり「経験から学ぶしか無い」わけで、もし本当にそれで大丈夫だと思うなら「信じる道を行く」のが何よりも重要で、私みたいなジジーの話を聞く必要もない。

それはジジーの私でもわかっているのですが、「投資の問題は【経験して学ぶにも時間がかかりすぎる】ということ」なのね。

私も二十歳前後の株式投資から始まりましたが、最初の20年間は試行錯誤の連続で、今、思い出せば「バカみたいなことばかりやっていた」のね。でも20年経って、「転機が訪れた」のはラッキーだったとも言える。巷では昔から言われていた「トレンドを重視しろ」「トレンドはフレンド」とか、「流れに乗るしか無い」いう【定石の重み】をやっと理解できたということ。でも「そうするべき」なんてのは耳にタコが出来るぐらい言われ続けたことでしかないのね。でも「それを理解して実行しよう」と変わるまでに20年の月日が必要だったということ。

20年ってそこそこ長い年月ですが、ではその20年間に私がどれほど「株式の売買をしたか」といえば、50回ぐらいしかないかもしれない。だから「期間は長くても【経験値】は非常に低い」のね。

では考え方が変わったからと言って連戦連勝なんてことはありえないわけで、「トレンドフォローの手法を考えて身につける」までにまた10年の月日が必要だったんですよ。でもその10年間は「デイトレを知った10年」ですから、売買回数でいうと「数万回」というオーダーになるはず。

もし、そんなに長い年月が必要なのが最初からわかっていたら、私は相場の世界には入らなかったかもしれない。でも一度足を踏み入れた以上、諦めるのが嫌いで頑張っていたらそれだけの年月がかかったということ。

では誰でもそんな長い年月が必要かと言うとそれは全く違うのね。私が歩いた道のりを数年、いや数ヶ月で到達する人もいるからこの世界って面白い。でもそういう「早い人」はデイトレを含む短期売買を経験した人が多いんじゃなかろうか。なんせ普通の株式やインデックス投資で「売りか買いか」と悩むことなんて下手すりゃ数年に一度でしょう。中には「買ったら何年も放置してどうするべきか考えない人もいる」世界だから。でもデイトレをすると、「今のトレンドは?これからどう動のか?、買うか、売るか、利確はどうする?、損切りは?」と延々、毎日毎日、何回も何十回も悩み続けることを繰り返すのね。そしてその「悩む回数が人を育てる」と私は思うわけです。

デイトレによる経験の多さ、悩みの多さは普通の長期投資の何十倍、何百倍の速さで進むということ。

でもま、デイトレなんかしたくない、時間もない人も多いわけで、じゃ、どうするべきか。

私がいつも「石原順氏」を勧めるのはそれが理由です。投資が下手くそでも何十年もやっていれば、ああいう考え方に「最後は誰でも行き着く」と私は思うから。だから「最初から彼のやり方、考え方からスタートする」とすれば、何年、何十年の「苦労の月日を短縮できる」と私は思うわけで、私も30年前に「彼と同じことを言うアドバイザー」に出会っていたら全く違う人生を送っていたと思いますもの。

でも「その考え方、手法が良い」という確信がなければ、それを取り入れることは起きないのね。私みたいな「自我が強い」ケースはきっと30年前に出会ったとしても「ふ~~~ん」で終わっていただろうと思う。後悔、先に立たず。(笑)

ま、世の中って「出会いが重要」なのは間違いがなくて、勉強でも仕事でも恋愛でも結婚でも、そして「投資」でも同じ。意外に「自分にとってのベストの出会い」に全く気が付かなかった方が多いのが人生なんだろうと思ったり。

とにかく間違いがないことが一つだけあって、「諦めたらそこで終わり」だということ。

もしも自分の投資方法にちょっとでも疑問を感じたら、是非この「石原順氏の動画」を過去の分も含めて見まくってください。2倍速で見ながら、気になるところは見直すなりすれば、たった一日で「まるで違う自分」に出会えるかもしれない。ただ「チャート分析」に関しては「良い近道があるかどうか」は私にはわからなくて、オススメする書籍もサイトもありません。このブログではチャート分析に関しても細かく書いていた時期がありますが、私も時間とともに大きく変わってきたし、過去ログも整理して書いてあるわけでもないので、かつては「過去ログを全部読みました」なんてツワモノもいましたが、今はそれをオススメすることはしません。時間の無駄かもしれない。

YouTube

毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

かつての日本が世界を席巻したように、「日本人投資家からカモるのは難しい。あいつらこの下げでも笑っていやがる」と海外勢に言わしめる日本になる日を夢見ています。

過去には日経平均が80%も値下がりし、元値に戻るまで34年の月日がかかったこと。アメリカ株も同じでITバブルが弾けてやっぱり80%も下がり、元値の戻るまで17年掛かったこと。そして「安全資産と言われる金(ゴールド)」でさえも19年も下がり続けて80%近く下がり、元値に戻るまでに27年程度の月日がかかった過去があること。

こういうことが再び将来起きるかどうかは「神のみぞ知る世界」であって、私は「そういうことがもし再び起きても頭を抱えて泣くことがないような投資方法」、一歩進んで長い下げトレンドが何年も続くことがあれば、「その下げトレンドで利益をだすこと」が出来る投資家が「あるべき投資家の姿」だと思っています。

「買って持ち続けて20年したら利益が出たぜ」なんて投資を私は投資と呼ぶべきではないと思います。

もし「自分もそんな投資をしたくない」と思うのであれば、上に紹介した「石原順氏」の動画を見てみてください。

きっとそう思うのは100人の内、一人か二人だろうと思いますが、投資の世界って数十年の期間を見てみると「利益を出して\(^o^)/」の確率ってそんなものかもしれない。ほとんどの人たちが「こうすれば利益が出ます」というおかしなデータを見せられて信じてしまい、5年~10年程度は良いことが続くことがあるにしても、「必ず定期的に来る大惨事」で消えていく人が大半なのね。そしてまた相場が動き出すと【新たなカモが入ってくる】という順繰りが繰り返されているのがこの世界の歴史。

「儲けることより生き残ることを重視する」と相場の見え方、捉え方がまるで変わるはず。

でも多くの人は「儲けることしか考えない」からなにか起きると大惨事になる。

もし今の下げでビビってる人がいたら、投資向きではないかもしれない。こんな程度のことは普通に起きる世界で、去年の夏の日経平均の大きな下げも同じ。

相場が怖いのはこんな動きじゃないのね。

この動きがも~~~っと長く続くことがあるということ。

でも「どこまで下がるか」なんてわからないのに、「もうこの辺で下げ止まるだろう」と追加のナンピン買いを入れる。そして、それを「繰り返す事が起きる」から怖いのね。そして「最後には我慢ができなくて投げ売る」のがこの世界では良く起きること。でもそういう人たちは「消えていって、多くを語らない」し、そういう人達にメディアも注目しないのね。

理由は簡単。

「みんなが売ることを考えずに、買うこと、持ち続けることを考える状態が一番良い」から。それで株式市場は成り立っている。つまりそれが「良い経済を築く根源となる」ってこと。だから「売るべき時には売る」とか「逃げることも重要」なんてことはまず言わない。いわゆる戦争時の最前線の兵隊と同じで、「前に進め」「必ず命令に従え」としか教えない。「危ないと思ったら、命令を無視しても逃げろ」と最前線の兵士に教えたら戦争そのものが成り立たないかもしれない。

まさか「養豚場の豚たち」に「お前たちを太らせて、後で食うからな」なんて言うバカはいないのと同じ。豚たちには「寝床もあって、雨風防げて、餌は十分にある天国」だと思わせるに決まっているじゃないですか。

和牛にビールを飲ませたり、ブラッシングをするのは「牛のため」かどうか考えてみればわかるのと同じこと。

最後にお願いがあります。

上に出した、森本拓郎氏の記事を今一度、是非、読んでみてください。

だから「投資なんかするな」ってことじゃないんです。

「私達が戦う相手って誰か」を考える必要があるってこと。市場ではまさに「世界中の企業、金持ち、投資家達が莫大な資金を投入して死闘が繰り返されている」中で、自分はどういう立場か考えてみることが重要だということ。

それを理解したうえでの「参戦」「計画立案」をすれば、勝てる機会は増えるし、いつも書いていることですが、我々「雑魚だから出来ること」が多いのね。大手には出来ない売買手法もあるわけで、彼ら大手より「我々雑魚のほうが有利」と言える部分もあるということ。

こういう私も「その隙間、ニッチな世界」で生きる場所を見つけてそのなかで生息しているだけのことで、俗に言う「デイトレーダー」も同じだと思う。雑魚には雑魚の生き方があって、「大きな捕食魚とは戦わない」のが原則。

 

 

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