「カイワレ大根」の栽培を再開することにした

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

「カイワレ大根」って結構使い道がありますよね。

私は「大根おろし」を使う場面でカイワレを使うのが好きで、焼き魚なんて絶対にカイワレの方が良いと思う。またヨメさんは「キャベツの千切り」に混ぜるのが好きで、あれも良いと思う。サラダも良い。

大根おろしは大根おろしで好きなんですが、常時、大根が家にあるわけじゃないし、あってもなんだか「面倒くさい」なんて思うのね。折角「鬼おろし器」も手に入れてそれでおろす大根おろしも美味しいと思うのだけれど、使ったのは数回。(笑)

ま、カイワレ大根もすぐに飽きると思うし、ゴールドコースト時代はかなり入れ込んで作っていましたがやっぱり長続きしないのね。というか常時食べられるようにするには「二組作る」のだけれど、それは収穫するまで8日間だから4日ずらして二組作るって感じ。6日間は真っ暗闇で育てて、その後、明るいところに出せば緑色になる。大量に作るわけじゃないのだけれど、それでも「余って捨てる」なんてことが頻繁にあって、「責任を持って食べなさいよ」なんてヨメさんに何度と無く言われるうちに作らなくなる。(笑)

でもたまにどうしても欲しくなって「日本からの空輸便(1パック250円ぐらい)」を買ってみたり。当然、日本みたいに「スーパーで必ず売ってる」なんてことはマレーシアでは無いくて、自分で育てるか空輸便を注文して買うか。

先日、外食で食べたカイワレ大根がやっぱり良いと思ったし、作るのは簡単で、激安だから再開することにしました。どうも息子もヨメさんに「カイワレって美味しいね~」と言っていたらしいし。

以前は「プロが使うカイワレ大根の種」を日本の専門業者から買っていましたが、それを使ってマレーシアでオーストラリア時代と全く同じ様に栽培しても「出来上がりが全く違う」のね。「暑い気候にも強いカイワレの種」と指定していても駄目。

カイワレ栽培は本当に色々なやり方があって、私も随分研究したし、「水の取り替えもしない手抜きの方法」を考えたり、培地もいろいろ試して一応ベストだと思う「(綿状の)ポリエステルファイバーとパーライト(多孔質の農業用資材)」がまだ家にあるのでそれでやろうかと。でも本来はカイワレなんで悩むほどのこと無く作れて「トイレットペーパー」でも大丈夫なのね。

「お茶パックにトイレットペーパー」を詰めて、それらを「水を2-3センチ張ったプラスチックコンテナ」に入れるなんてのでも問題はない。注意点は「種を水没させない」ぐらいなもん。

本当にカイワレ栽培って「幼稚園生でも出来る」ぐらい簡単なのに、なぜかマレーシアではうまく行かないんですよ。これは他の野菜ものも同じで、栽培したかったもの全てが失敗と言って良いほど。

マレーシアで初めて作ったカイワレ大根がこんな感じなので驚きました。

発芽も揃わないし、発育不良が多い。我が家の気温が高すぎるからだと思う。生育適温は20〜25度前後だし。

絶対に欲しい「大葉」は簡単に育ったものの、全然、美味しくない。でもま、そもそも「大葉を美味しく育てる」のはプロも苦労しているようだから私に簡単にできるわけもない。

これまた絶対に欲しい「三つ葉」もゴールドコーストでは周年栽培が出来ていたのにマレーシアでは「ある程度まで育って、そこで止まる」のね。いろいろ試したけれど、理由はわからない。でもま全般的に言って、「クアラルンプールは暑すぎる」のは間違いがなくて、私が欲しいものはほとんどが「涼しいところでよく育つ」ものばかりだからしょうがないと言えばしょうがない。「芽葱」なんてのも是非ほしかったのだけれど、全く駄目。でも「大葉は簡単に育つ」ことからも「親戚のバジル系」は簡単に育った。でもバジルを常時欲しいとは思わないし。

三つ葉はここまでしか育たない。イタリアンパセリ、コリアンダーも似たような感じなので諦めました。

カイワレ大根がうまく育てられないなんて、私もプライドが傷ついたし(笑)、いろいろやってどうにかこのレベル。ちなみにこれに使った培地は「ポリエステルファイバー」で手芸用に使う「化繊の綿」ね。安い枕の中に入れるようなやつ。本物の「綿」は高いから使わない。(笑)

我が家は「暑すぎる」のは間違いがなくて(カイワレ大根の生育適温は20〜25度前後)、「常時30度以下」ならどうにかなると思うのだけれど、それを維持するのは難しくて、せめて夜半には25度ぐらいになれば随分違うのだろうと思うけれど、どうにもならず。

温度が高すぎるから駄目なのは「水も関係してくる」わけで、「酸素濃度が低くなっている」のが問題かもしれない。だから今回は「オキシドール(Hydrogen Peroxide 3%)」を入手してやってみようと思う。「栽培にオキシドール?」なんて思う人も多いかもしれないけれど、実は「水耕栽培オタク」の中ではオキシドールを使う人ってそこそこいて、「ブースターショット、点滴、ドーピング」みたいなもので【酸素を強制的に加える】なんてこともするのね。

それでうまく行けば良いんだけれどなぁ。

それと「温度が高すぎる」と【徒長してしまう】のね。つまり「ヒョロヒョロと長く育ってしまう」事が起きる。これはマレーシアのスーパーに並ぶ野菜類でも「徒長している」のが結構あるけれど、それはやっぱり暑すぎるからだと思う。だからキャメロンハイランドみたいに「涼しいところ」では野菜はそこそこ育つのでしょう。

カイワレ大根も普通に育てるとこんな風に徒長する。

実は「ヨメさんの部屋」は常時冷房が掛かっていて、多分、平均室温は26度前後じゃないかなぁ。その温度が維持できれば多分、私が欲しい野菜類は全部大丈夫だろうとは思うのだけれど、ヨメさんの部屋で「水耕栽培をやらせてくれ」なんて言ったら殺される。(笑)

でも「カイワレ大根」なら部屋の片隅にちょこんと置くだけで大丈だから聞いてみましょうかね。いやいや、まずは我が家のどこか涼しそうなところを探してやるしかない。

あああ、カイワレなら「発泡スチロールの箱」を使ってみますかね。中に浅く水を張って小さな保冷剤を入れておくだけで良いかも。でも空気の流れが・・・。USB扇風機?うーむ、きりが無いなぁ。(笑)

でももしこのレベルしか作れなかったら・・・・、止める。

種はShopeeで買いました。

あああ、いけね、間違えた。今回は日本では「ルビー」と呼ばれる「茎が赤いカイワレ」にしようと思ったのに、普通の白のカイワレの種を買っちまった。ま、いっか。

それと、「オキシドール(Hydrogen Peroxide 3%)」ね。

培地は今まででベストだと思った、上にも書いた「ポリエステルファイバーか水耕栽培で使うパーライト」でやるつもり。そして「手抜き」は考えずに、しっかりできる限りのことをやってどんなになるか見てみようと思う。でもねぇ「毎日水を替える」のが常識みたいに言われているけれど、そんなだからすぐ止めちゃうのね。

ついでと言ってはなんだけれど「大根モヤシ」も作ろうかな。カイワレ大根じゃなくて「大根モヤシ」も美味しい。味噌汁に入れたら最高だとヨメさんも喜んでいたんだっけ。これも作ろう。

これって「培地に種を蒔く」のじゃなくて、「透明のジャー」に種を入れて湿らせて横向きで暗いところに置いておく。そして「時々、水分補給と、ジャーをクルクル回して位置をずらす(水を入れて洗うようにして、その後、水を抜くのもOK)」だけで出来る。二日目には芽が出るから、三日目には真っ暗闇から明るいところに出せば4日で出来る。この大根モヤシなら「ヒゲ」も気にならないし良いかもしれない。

 

 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。