「大根カイワレ」の栽培実験。いろいろなことがわかってきた。

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子どもにでも簡単にできる「大根カイワレ」の栽培ですが、マレーシアでは苦戦しているのは前にも書いた通り。

どうして思うように出来ないのかの「原因」はいろいろ考えられるのですが「それを特定する」のは私には難しい。

とりあえず、今回の大根カイワレはこんな。ちょっと予定より収穫を2,3日伸ばして様子を見てみました。本来はここまで伸ばしませんが。

「大成功」とはなりませんが、このレベルなら「許容範囲」だと思う。でもヒョロヒョロしていて細く、揃っていない。茎の色がイマイチで、本来はもっと「雪のような白さ」が出るはず。

でも今回、なんとなくわかってきたこともあって、すでに新たな2バッチの栽培を進めていますが、今回、一番最初に気がついたことは「水がすくなくなるのが早い」という点。これって「手抜きを基本」とする私としてはうまくなくて、「水換え、給水」をできるだけしないでやりたいのですが、今回の方法だと、やっぱり「給水は不可欠」でした。

つまり「カイワレを育てる培地」を考えないとならないわけで、「大量の水を最初から使う方法」が良さそうに思います。

この2種類の栽培方法の違いがわかりますよね。

これは「水を多く使っている方法」で、これだとうまくやれば「水換え、給水もしない」で播種から収穫まで持っていける。

下のは「水は比較的少ない方法」で、今回もそれでやってみました。この場合はどうしても「水やり」はしないとならないのね。これも「培地を厚くして水を増やす」「二重になっている容器の外側の水が貯まる容器を2倍以上の大きさにする」ことで改善するはずですが、それは次の課題。

「水がすぐに悪くなる」のが解決出来ないとしたら、この方法で「定期的な水のかけ流しスタイル」にすればよいと思う。あるいは水耕栽培の手法の一つ(Ebb and Flow)で、「新しい水を使い、根元の部分の培地ギリギリまで水位を上げて、その後、水溶液を抜く」みたいにするとか。一般的にはポンプとタイマーを使う必要があるし、それを手動でやるのも良いけれど「面倒くさい」なんてもんじゃないですよね。だから「過酸化水素水とか重曹」を使いたくなる。

この温度が高すぎて「水が悪くなるのも早い」のは問題で、マレーシアは高温多湿で「作った料理もすぐに悪くなる」のと同じなのね。だから「水替えをしない」とか「水やり回数を極力減らす」なんて自分の都合でやっても基本的には駄目だと思う。でも「できるだけ手をかけたくない」し、なんらかの「妥協点」はあるはずで、それを探そうと思っています。

また「気温が高いから【徒長しやすい】のは間違いがない」のね。

だから今まで通りのタイムスケジュールではなくて、芽が出て2~3センチのところで「日に当てる」のが良いかもしれない。今までは10センチ程度、最低でも5センチ以上伸びてから日に当てていましたが、「早めに日に当てる」方が「徒長しない」「強く育つ」ような感じがしています。

しかし「気温が高すぎる」のは問題ばかりで、特に「水質が悪くなる」のはどうにもならず。

カイワレ栽培と並行して「大根モヤシ」も作っていましたが、これは「すぐに蒸れた匂いが出てきた」ので全て廃棄処分しましたし、「モヤシ」を作るとしたら根本的にやり方を変えないと駄目だと思う。

でもどんな方法で「カイワレ」を育てるにしても、また「モヤシ」だとしても、「数時間ごとに新しい水を【洗う】ように掛ける」ことでどうにかなるだろうし、まさにそれは「プロ」がやる方法で、そもそも「水替えをしたくない」「水やりを減らしたい」なんて考え方が間違いなのね。でもそれが出来なければ「面倒くさい」なんてもんじゃなくて、カイワレを育てだしても「長続きしない」のはそれが理由だと思う。

今、考え方が違う方法で2バッチ進めていますし、それを2,3度やっていれば、「マレーシア(クアラルンプールの気候)でもベストな方法」がわかるだろうと思っています。

でも「新しい栽培関連の機材」「新しい種」とか「100ワットのLEDライト」とか買いましたので、ヨメさんの機嫌が悪い。(笑)

ただ「カイワレって美味しいね~。食べたい」と息子が言うのでどうにかなっているし、ヨメさんも「息子が食べたいというからカイワレ栽培を再開したのよね?」なんて言っていますから多分、大丈夫でしょう。

というか、「私が飽きる方が早い」という毎度のパターンになる可能性が一番高い。(笑)

でも「ブロッコリーのスプラウト」が健康に非常に良いとか、「豆苗を家で育てられたら良いね(家族は皆、豆苗好き)」なんて過去にも家族で話をしていましたので、その方向で行く予定。

さてさて、どうなりますか。

---(追記)---
 

それと今回は3バッチ育てたのですが、上の写真にないものが「とても辛いカイワレ」だったんですよ。でも上の写真のカイワレはそんなことはない。

同じ種なのに不思議。

その理由が私にわかる時が来るとは思えず、もう原因探求は諦めています。

 
 
 

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