「爆買いするのはやめて欲しい」とヨメさんに言われた (┰_┰)

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日本のアマゾンから買うものを見ていたときのこと、ヨメさんが私の横に来てそれを見たら「爆買いするのはやめて欲しい」と言い出した。

「もうしまう場所がないのよ。ちゃんと自分で整理もしてくれないし~」

とのこと。

私は爆買いしているつもりは全く無くて、「補充しないとならないものがある」し、「良さそうなものは試さないとわからない」し、ほとんどが調味料の類で大きさも小さいし、価格も高価なものなんか無い。

欲しい食材がなかなか手に入らないマレーシアだから「調味料に凝る」しかないと私は思っていて、それだけで「料理は大きく化ける」のはヨメさんもわかっていること。

また「スパイス系」は時間が経つと香りも飛ぶし適当なところで買い替えないと駄目じゃないですか。だから小瓶に入って売っているはず。

でも確かに「個数」で言えば4,5個なんてすぐに行くわけで、爆買いしているように見えるんでしょう。

それでいてヨメさんはこうも言った。

「あの【アサリの汁】がもう無いから買ってね」ですと。

これのこと。

これもどこかのオススメを見て買ったものですが、「激ウマ」でかなり重宝しているのね。似たようなものは何種類も試したけれど、残ったのはこれのみ、みたいな。

でもそれが万人に受けるかは関係なくて、「我が家のツボ」にハマっただけのこと。

その他、日本から定期的に買うものってかなり色々あって、それこそゴールドコースト時代でも必需品だった「羅臼昆布や海苔」を始め「ろくすけの塩、原了郭の黒七味、茅乃舎だし、粒山椒、生山椒、花椒(ホアジャオ)、旭ポンズ、ピエトロドレッシング、その他諸々」があって、それらは私達の30年以上の海外生活の中で一つ一つ見つけて、今は必需品になったものばかり。

そういう意味では「日本の普通の家庭」と全く同じ。

でもそういう物を見つけるまでにはいろいろと遠回りもするし、かなりの種類を試すじゃないですか。マレーシアに来てから特に多いのが「中華系の調味料」で、それはそれはいろいろな種類があるけれど(スーパーでの種類は少ないから通販で探して買う)、「これだ!」というのを見つけるのが本当に難しいのね。今でも「豆板醤」では迷い続けていて、美味しい「ピーシェン豆板醤」なる伝統的なものも見つけたけれど「食塩が強すぎ」で使うのが難しいのね。でも日本では「減塩の豆板醤」を使うプロがそこそこいて、それを勧めていたり、「豆豉(トウチ)」なんて豆豉醤も含めていろいろ試したけれどこれぞというのが見つからないでどうにか我慢というか妥協している状態。

でも「何が我が家に合うか」は【日本から情報を得る】のが一番で、そもそも「日本人の舌に合う」し、日本人の探究心って半端じゃないから世界中から探して出して使っているのはプロだけじゃない。

でも我が家には問題があって、「食べ物(調味料を含む)を捨てるのができない」のね。

これはそういう年齢と言うか「食べ物を捨てるのは半端じゃない罪悪」だと私もヨメさんも思っていて、「不味いもの、使いたくないもの」でもなかなか捨てられないんですよ。それは日本から取り寄せたもの、マレーシアで買った様々な調味料も同じ。

だから変なものを買ってしまうと「私が責任を持って食べる」なんてことが多い。ヨメさんも息子も「美味しくな~~い」「いらな~~~い」と言うだけ。(┰_┰)

つまり、そういう「もう使わないであろう」ものが我が家にはごっそりあって、それらが占める場所もかなりもの。

ところが月日が立つと「賞味期限、使用期限」も来るわけで、それをとっくに過ぎた様々なものを息子が見つけては「文句を言いながら捨てる」のね。でもそれは彼の仕事で、私、ヨメさんにはなかなか捨てきれない。

冷蔵庫を開けてもドア側には「もう使わないであろうドレッシング等」がごっそりあって、ドレッシング選びはヨメさんの趣味(?)でもあるのけれど、そんなものが溜まりに溜まっている。

そんな我家だから「私がなにか買おうとする」とヨメさんも息子も大騒ぎする。(笑)

実は、私としては「ストックする場所は考えない」ようにしているんですよ。^^;

これはオーストラリア時代から同じで、「ストックする場所を考えると必要なものも買えない」から。そもそも「大きなものではない」からストックするのはヨメさんに考えて欲しいなんて都合の良いことを考えているわけで、でもヨメさんもそうしていたのに「もう限界」ということなんでしょう。

そんな事はわかっているのだけれど・・・。

「この調味料で、この食材で我が家の食事は大きく化けるかもしれない」と思ったら我慢ができない。(笑)

でもそんなことを何十年も続けて今の我が家の食事もあるし、「絶対に常備したいもの」も決まってきたわけで、「まずはトライしてみる」ことなくては何も始まらないじゃないですか。

特に難しいのが「食材」で、同じ店から同じものを買っても当たり外れが普通にあるから本当に困る。だから我が家の冷蔵庫2台、冷凍庫2台もパンパンな状態。(┰_┰)

「もう使わないものは勇気を出して捨てる」ことをすれば解決するのだけれど、実はそれも簡単じゃなくて、「過去に捨てたのを忘れて、また同じものを買う」なんて馬鹿なこともしてしまうボケ頭の私。(┰_┰)

でも買う店も買う商品も同じでも「一度で判断すると大間違えする」から困るのね。実は「たまたまハズレを引いただけだった」なんてこともあるから。これはレストランも同じで、まるで「ガチャの世界」だと思うことも多い。

買ったものを全てリストアップして、それの評価も添えてファイルにしておけば良いのだけれど、そんなことまでしようとは思えず。

そんなことを考えつつ、またヨメさんや息子に怒られるのを覚悟でアマゾンでごっそり買いました。(^_^)v

今回もイヌリン、オリゴ糖、スペイン産のイカ墨、パプリカパウダーなど(ちゃんとした)スパイス類を含めて15種類以上買った。私も今回は量が多いなとは思いながらもどれも必需品。

私は「出汁」に強い思い入れがあって、「出汁が変わるとすべてが変わる」と思っているし、だから羅臼昆布や様々な出汁の素、ヨメさんが買って欲しいという「あさり汁」もそうだし、そういう必需品は「日本から取り寄せてね」とヨメさんはいうけれど、それらの良さ、我が家に合う合わないは「試行錯誤の結果」なのを理解してくれない。

そして今の時代、どんどん良いものが出てくるのね。やっぱり日本は凄いと思う。

でもさぁ、昔からデパートなどの催事で「展示即売」なんてやっているとすぐその気になって買ってしまう私なのも問題があるのはわかる。(笑)

しかしそれがあるから今のそこそこ満足できる食生活ができていると思うのね。それはマレーシアで買う「肉類、魚介類」などの食料品も同じで、今までどれほどの素材を試してきたことか。

そして困るのが、前にも買いたけれど、「安さが重視される時代」になったんでしょう。今まで問題がなかったものでも「質がかなり落ちてきた」のがわかるのね。それは和食材輸入商から買う和食材も同じで、「価格は大きく上がってはいない」のだけれど、「質がどんどん落ちてきている」んですよ。だからどうにかしないとならなくて、それも「より良いものを探す」というより「最低ラインを割らないようにする」のにジタバタしているような状態。

今までは安いもので大丈夫だったのに、その上のグレードのものを買うしかないなんてことも起きている。それが顕著なのは「マダコ」かなぁ。

海外生活が長いのだから、いい加減に慣れよと自分でも思うのだけれど、長いからこそ「もう我慢ができない」みたいな感覚がある。日本に頻繁に帰ることもない我が家だから、どうしても「昔の普通の食生活」に異常な執着がある。日本では皆がいとも簡単にやっていることが海外ではできない。

ヨメさんや息子に怒鳴られようが「これが我が家にとって必要なこと」と割り切って頑張りますかね。

とはいいつつ、「アマゾンのショッピングカート」には「買う決断ができないものがすでに30以上も溜まっている」状態。^^;

その他、欲しい調理器具なんて山のようにある。(笑)

やっぱり病気か・・・・・

 
 
 

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