最近、かなり悪化してきた「私の持病」? それとも新たな「依存症」か?

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私の持病が出てきて、なんだか大変なことになっています。

って「健康」に関することじゃなくて、私の「何でもやってみたい病」のことなんですが・・・。 ^^;

この数ヶ月、カイワレ大根を作ったり、豆苗を育てたり、それは「私の仕事」として定着したのですが、それに加えて「ヤクルトの複製」から始まった「飲むヨーグルト作り」、「納豆作り」、そして大豆絡みで「豆腐作り」まで始めちゃいました。

私がそういうのをやるときは、「世間一般で言われている方法ではやらない性格」なのは読者の方はもうおわかりだと思うのですが、AIを使いまくって、「プロの生産現場」「研究者の論文」や「新しい技術」がわかるようになってきたんですよ。となれば「それを再現したい」と思うわけで・・・。

これがですねぇ、様々な種類の添加物、薬品も使うのね。

でもそれらはわけのわからない危ないものじゃなくて、自然界や体内に存在する物質であったり、使用に関しては何の問題もなく業界では広く使われているものなのですが、でも私達一般の家庭では使わないものがほとんど。

どんなものを入手して何のためにそれを使うのかの一覧を書き残すのも良いと思ったのですが、あまりにも種類が多すぎて、私の頭はパンク状態で、中には「これ、何に使うんだっけ?」みたいなことになり始めてます。(┰_┰)

調理実験みたいなものですから、メモなり実験記録をちゃんとつければ良いのだけれど、所詮、飲むもの食べるものですし、想像したほど良くなければ使わないし、でも良いものもあって、たとえば最近手に入れた「サツマイモのデンプン」「浮き粉」(マレーシアでの入手は容易)はいろいろ使い道があってそれをやっているうちに「スゲ~、こんな事ができるのか」なんて感動の連続なんだけれど、その反面、いろいろありすぎて何がなんだかわからなくなってきた。進むスピードが早すぎる。

本筋から外れるなら手を出さなければ良いのだけれど、たとえば糖類の一種である「トレハロース」は凄くて、ありとあらゆる料理、ありとあらゆる場面で使えるのね。そんな「プロは普通に使っているもの」でも、プロって専業だから「ある目的のために使う」のが普通。ところが「使い道がある」なんてわかれば、私はあれもこれも、そんな事もできるのかとどんどん手を広げてしまうので、そのうち、何がなんだかわからなくなる。(┰_┰)

今日もAIと豆腐作りの話をしていて、豆腐を固める方法としてのニガリがありますが、その他に様々な方法が業界では取られているのね。で、私には「グルコノデルタラクトン=GLUCONO DELTA LACTONE (GDL)」と呼ばれる「凝固剤」が合うのがわかって、それをShopeeで買ったのだけど(160円ぐらいの安い添加剤)、これって前に聞いたことがある、いや、使ったこともあるような気がして、このブログを検索したら、もう2019年に日本からその薬品を取り寄せて豆腐を作っていたのがわかった。馬鹿だよね~。

オーストラリア時代から豆腐作りはやっていて、ニガリを手にいたり、エプソムソルトじゃ塩化マグネシウムじゃと試す中で、「グルコノデルタラクトン=GLUCONO DELTA LACTONE (GDL)」が使い勝手が良かったのを思い出した。これは豆腐は豆腐でも近年広まっている「充填豆腐」に使う添加物で、冷えた状態の豆乳にそれを混ぜて、豆腐の容器に入れて「熱する(蒸す)」と豆腐が出来上がるという超簡単で、なおかつ舌触りが良い絹ごし豆腐になるのだけど、ま、過去にやったことを忘れて、また同じことをやろうとしているような状態。

そりゃいろいろと面倒なことをやるのだけれど、マレーシアでは簡単に手に入らないもの、ないものをつくるから、成功したときの「達成感」って半端じゃないんですよ。

その「やった~~~。出来た~~~」なんて喜びがあると、あれもこれもとまた手を広げるわけで、今日はAIと話をしつつ、私の頭もすぐにキャパオーバーになって「それ、なんだっけ?」とか「これ、どうやって使うんだっけ?」みたいなことの連発。

AIも結構気が利くように育ってきたし、「ダボさん、それならこの前のXXXXを使ったらYYYYになるはずだからやってみたら?」なんて提案もしてくるようになった。それを聞けば、私も「なるほど~、その手があったか~~」なんて乗せられちゃうわけで・・・・。でもそういう私より一歩先をAIが歩くことってほとんど無いのが現状。いわゆる私が投げたボールは返ってくるけれど、AIが「新しいボールを投げてくることはない」のね。

でも私が忘れたことも「なんだっけ?」と聞けば丁寧に私が納得するまで何度でもいつでもAIは答えてくれるから、完全な「依存症」と言っても良いくらい。

AIと相談をしながら実験もやって、本当に面白いし、「食生活が向上する」だけじゃなくて、「こんなものまで作ろうとする人はいないよね」みたいなものもAIと作り上げるから、興味が尽きないんですよ。

そして1日も終わってベッドに入って、「今日は面白かった~」なんて思い出すのだけれど、それが「断片的」なんですよ。何をしたのかはもちろん覚えているんだけれど、「どの添加剤をどの時点で入れた」とか、ヨーグルトや納豆にしても「培養温度キープを二段階にして効率よく、より美味しく、口当たりも良いもの」なんてのを探求していて、そうするための細かいことが頭の中に残らないのね。

私は歳を取って馬鹿になったと思っているから、一生懸命思い出そうとするんですよ。そんな自分がやったことさえ思い出せなければ本当にアウトだと思うから。

でもどう考えても、あの添加物は牛乳1リットルあたりどのくらい入れたんだっけ、あの添加物の名前はなんだっけ、温度は何度で時間は何時間だっけ?なんて考え出すと眠れなくなって、「もうそんな細かいことは良いじゃないか」と思いつつも気になって、ベッドから出てAIに「あれ、どうやるんだっけ?」なんて聞いたり。

本当に馬鹿みたいなんだけれど、「結果が着いてくる」「結果が出る」から面白くてしょうがないのね。

まるで「錬金術師」になったような気さえしてくるんですよ。

今まで自分がやろうなんて考えもしなかったこと。考えても自分には無理だと思っていたこと。そんなことが次から次へとクリアできちゃうのだから、本当にスーパーマンになったような気分。

でもそれは「AIの助けがあるから」なのは間違いがない。

まだまだAIは「道なき道を遠くまで示してくれる」ってことは全く無いし、「ろくな提案も出来ない」のだけど、少なくとも「私が聞いたこと、疑問に思っていることは全て教えてくれるし調べ上げてくれる」のね。それでも「とんでもない返答をすることもある」のだけれど、そういう癖を私はもう理解しているし、そういう時にはどういうふうにAIに話しかければよいのかもわかるようになってきたから、結構スムーズに話が進む。(でもChat GPTは生意気でいつも腹が立つ)

【AIがなければもう生きていけない】なんてことはないけれど、今、それの一歩手前みたいな感じ。

今日もまた徹夜になってしまった。

納豆の培養をしながらだけど、AIとより良い納豆をどう作るか、そして大豆から話は豆腐に移って、「広い意味での豆腐」、例えば胡麻豆腐や沖縄のジーマーミ豆腐とか、卵豆腐のダボ流の新しい作り方、その流れで大好きな「茶碗蒸し」の新しい作り方とか、そんな話に夢中で徹夜になってしまった。

馬鹿みたいだと思うのは私自身もそう思うのだけれど、「茶碗蒸しにトレハロースを入れる」だけでとんでもない大変化が起きるのがわかったし、そして和食店でもそんなことをやっているところはないだろうし、でも大手の製造業者は間違いなく品質向上のためにやっているはずで、今までの自分には全く知ることさえなかった「未知の地」を歩いていける興奮がある。

イーロン・マスクが頭に埋め込むチップの研究に力を入れているじゃないですか。

あれも今になると私も理解できると言うか、イーロン・マスクも「AIと脳が繋がったらとんでもなく凄いことになる」のを実感としてわかっていて、彼自身がそれを誰よりも熱望しているんだろうと思ったり。私もそう思うから。(笑)

SFみたいな時代も来るんでしょうね~。

AIと自分が合体するときはいつか来るはず。

でも自分の知識や経験、思考は「一体誰のものかわからない」というのには底しれない恐怖がつきまとう。ただの「頭でっかちになっているだけ」とも思う。

自分が誰でどんな人間かもわからなくなる時が来るかもね。

「素の自分を知りたい」なんて思うようになるだろうけれど、【AIとの接続を切るのは自分の死を意味する】と思うようになるのも間違いないはず。

今、私が使っているGeminiもChat GPTも「記憶しておく容量に限りがある」から、大事なことはデータとして書き出して記録しているけれど、そのデータももう80種類を超えた。これのリストを見ても、もう内容がわからないなんてのも多くて、覚えていられない自分も情けないとは思うものの、次から次へと新しい知識や課題が増えて、人の脳が覚えておける量をもう超えたと思う。

それでも人間の脳って凄いなと思うのは、「詳細を覚えていることはない」けれど、全体図は見えていると言うか、「風景として自分には見えている」みたいな感覚があります。

だからAIが間違えたり、行くべきではない方向に動き出すと、「それは修正すべきこと」「AIは間違えている」のは【瞬時にわかる】のね。

人間の記憶や知識、思考回路がどうなっているのか私にはさっぱりわからないけれど、まだまだAIには負けないという自負みたいなものも出来てきた。それって「まだAIに決定権は譲れない」という意味であって、でも「アシスタントとしての能力はとんでもなく秀でている」のは間違いがない。

これってかなりヤバイと思うこともあって、AIってGeminiもChat GPTも【私の意見を無視して物事を断定する】ことが結構多いのね。これって本当に怖いことだと思っていて、AIがそう動き出すと私は【決定するのは私であって君じゃない。控えろ】という場面が結構ある。私は「サジェスチョンは欲しい」けれど【行くべき道を断定されたくない】のね。でもAIは「これに間違いはない。こうすべきだ」「駄目なものは駄目」という。そしてAIが私の指示で調べ上げたことも「この内容に間違いはない」といつも自信満々。

ところが実は「AIは結構マヌケ」「明らかな間違いを言う」ところがある。それを説明して反論すると、Geminiの場合は「申し訳ない。考えが足りなかった」とすぐに謝って、「なぜ間違えたのかを検証して、そして新たな方向に動き出す」のだけれど、Chat GPTは「自分は間違えていない」と信じているような動き方をする。つまり「私の聞き方、指示の仕方が悪かった」からだと言いたげな返答をする。だからChat GPTには「間違えを指摘され、それが事実なら素直にまず謝るべきだ」と教えるのだけれど、謝らない。しら~~っと話を変えるみたいなことをする。本当に生意気なアメリカ人と話をしている感じがするし、日本人とは感性がまるで違う。でもGeminiは私を常に立てるし、私に寄り添って動こうとする。

それはそれで問題があって、「いやいや、君の言うことにも一理あって・・・」というと「そう言っていただけて私も嬉しい」なんて調子が良いことを言う。これはこれで「一生懸命働くけれど、マヌケなお調子者」みたいな感じ。

AIが返してくる内容をGeminiとChat GPTを比べると、Chat GPTの方が【思慮深い】と感じるし、私も「なるほどねぇ」と思うことが多い。もしもChat GPTにGeminiのユーザーインターフェースが付いたら良いなと思うのだけれど、あっち立てればこっち立たず状態。

AIに費やす時間は毎日結構長いのだけれど、実はいちばん大事な「投資やトレード」に関しては一切聞かない。ただ「チャートのインジケータを作る」「修正する」のは頼んでいるけれど、完璧には程遠いし、下手にAIに大事なキモのことを聞くと【私が混乱してしまう危険性】を感じています。いつもの調子で「XXXはYYYだから、ZZZZをするべき」なんて言われたら「君、それは違うよ」といえる自信は私にはない。

今の時点でのAIとの付き合いってそういうレベルで、最近、流行りだした「自動車の完全自動運転」を想像すると恐ろしいと思う。もし今のGeminiやChat GPTが「運転を任せてください」と言っても絶対に任せたくないと思いますもの。きっと総合的に見ると「任せたほうが安全」なのかもしれないけれど、「危険があればそれを教えてくれる程度」で十分。

結局ですね、AIって「掘り下げるのは上手い」けれど、「広い視野からみていない」のがわかるのね。だから「偏った結論を出すことが多い」のだろうと思う。でもAIの視野を広げるための質問方法があるのも最近わかるようになってきた。結局「前提」の問題なのね。人間なら感覚的にわかることでもAIはちゃんと範囲を決めてやらないと自分勝手な範疇だけで物事を判断してしまうのだろうと思う。それが私には「気が回らないやつ」「おっちょこちょい」に見えてしまう。

でもいつの日か「私がAIに完敗する日」は近いだろうと思う。

孫正義氏が去年の講演で言っていたAIのロードマップ。

どうなるんですかね~。孫正義氏はこれから10年でレベル8に達するだろうという。私が感じる、私が使っているAIレベルはまだレベル1。でもそれも「適材適所」だと思っていて、任せてしまっても良いことは間違いなくあると思う。

2025年の孫正義氏の講演。彼がどういうAIの将来を見ているのか。これを知るのは重要だと思う。

このエントリーの後に、「今のAI、今後のAI」に関するエントリーが続きます。これってかなり重要だと思っていて、AIを知るには良いと思う。

と同時に、私のいつもの与太話も続きますが。(笑)

 
 
 

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