アメリカはロシアに制裁をしているのにそれに反する「中国やインドからの輸入品の関税を上げろ」と日本にまで言ってくる。
ロシアの石油にしても、安いからと喜んでインドや中国が買うってたしかに問題はあると思うし、インドはその石油から様々な石油関連商品を作り輸出している。
でもロシア制裁絡みでそうするなら、「関税を上げて生まれたお金を自分の懐にいれる」っておかしいんじゃないですかね。
でもそれを誰も指摘しない。
そりゃ後々ウクライナに対する復興援助などがあるにしても、それならそれで「準備金とする」とか言えばいいのにそれもない。
これって駐車違反やスピード違反を捕まえて、罰金を自分の懐に入れるのと同じじゃないですかねぇ。
でもアメリカが言うことには反発してはならないのは何十年も前から同じ。
それこそがアメリカの強さであり、ドルの強さも同じだと思う。
ドルが強い=ドルが高いということじゃなくて、相場そのものをコントロールできるということが「ドルの強さ」だと思う。
それだからこそBRICS始め、多くの国がいい加減にしてくれと動き出しているわけだけれど、どうなりますかね。
でも私は思うんですよ。
これって政治と同じで、やっぱり「リーダーが皆を率いる」事が重要だと思っていて、そりゃ全てが皆のためになることばかりじゃないにしても、ではその権限を分割したり、権限そのものを無くしてしまったら「有象無象が好きなことをする世界になる」と思う。
「お前ら俺の言う事を聞け!!」というリーダーは私は必要だと思っていて、問題があれば引きずり下ろすということじゃなくて、「どうにか考えを変えてもらう」「お手柔らかに」ということにしかならないと思う。
選挙制度があるならまだしも「実力世界」のリーダーってそんなもんだと思う。
「独裁政治が良いとは思わない」にしても、根本に「自由、平等」という基礎があれば良いんじゃないかと。そこが中国との違いだと思う。
私はそれを世界は理解していると思っていて、アメリカを「このバカ野郎」と思っても、今はアメリカが崩壊する危機があるわけで、そのバカ野郎でさえもいなくなったらもっとややこしい大変なことになると考えているんじゃないかなぁ。
かつてアメリカのラスベガスは非常に治安も良い街だった。それは「マフィアが管理していたから」で、今のラスベガスは大手のホテルカジノ群が牛耳っていて、それからは治安も悪くなるばかりだと聞く。
私がトランプ推しなのも似たようなものかもしれない。
問題が大アリだとしても、今のアメリカを救えるのはトランプだけかもしれないと思うし。どこまで出来るか未知数ばかりだけれど、民主党の続投じゃなくて本当に良かったと思ってます。
でもかつてのあちこちの王国や栄華を誇った国々、世界を治めた強国も移り変わって今があるし、そういう変化はこれからも起きるのだろうと思う。
日本はヘラヘラして強国の後ろを進む「金魚のうんち」みたいな生き方しか出来ないのだろうけれど、是非ともかつての日本は「国際連盟(今の国際連合ではない)の常任理事国」で、世界で初めて「人種差別撤廃を言い出した」あのやる気を取り戻してもらいないなぁ。
しかし気になるのはインドの動き。インドがあっち側に着いたらうまくないよね~。QUADも白紙撤回とか?