総裁選の討論会も始まりましたね~。
この日テレの動画は「CMの間の雑談」も収録されてそれも良いと思った。
やっぱり皆さん、それなりの人達ですしこの討論からはっきりした違い、あるいは駄目だしをするのは難しい。そして私にはやっぱり「先入観」があるし、そういう色眼鏡で彼らを見てしまうのは自分でも気がつくし、あえて自分を消して聞いてみると「それぞれの良さがある」と思った。
ただ気になるのは「理想論を並べられても意味がない」という点で、国民からしてみれば「どういう未来を作ろうとしているのかが重要」にしても【夢】を語られてもこまるし、現実的にできるのか、その道筋はちゃんと考えているのか、それはどういう方法なのかを中心に聞いていました。
するとやっぱり「差がある」のはわかるし、「深さの違い」を知ることは出来たと思う。
また財政出動、減税にしても「原資をどうするか」に関しては誰も口に出さないのに違和感を感じました。
でもやっぱり「時間が短い」ですね~。この短時間でいかに自分を売り込むかは各候補は念入りに考えてきているはずで、そこから「もっと深いところ」を見るのは不可能だと感じました。
印象的だったのはやっぱり進次郎氏の話で、彼は「自民党だけでは決められないから・・」と言ったこと。
そんなのは当たり前で、党内でも話はバラバラなわけで、「でも自分はこうしたい」という強い意志を見たかったのにそれはなく、「ふわ~~んとした将来のイメージ」だけを喋っていたように感じた。
この辺は「石破政治を継承する」ということだし、「議論をせねばならない」という石破さんが頭に浮かんできました。
そういう点で「もっと突っ込んで聞いてみたい」と思ったのは高市氏と小林氏。小林氏には私は「勝ち目はない」と思っているからあまりまともに彼の話を聞いたことがないのだけれど、今回の討論だけでも「彼の人気の原点」が見えるような気がしました。
また林氏も茂木氏も「実務の経験が長い」のがわかる討論だったと思う。
結局、総理に必要な才能が「調整役」だとすれば、二人の右に出る人はいないのだろう思う。
でも私としては「それは安定時に必要な人」かもしれないと思うし、今の「危機的状況を変えられるのは誰か?」とした場合、やっぱり私が推したい人は一人だけだなぁ。
私は性格的に「常識的なことは考えない、しない」「危ないことでもチャレンジする」のが基本にあるけれど、それを基本に「日本を考える」のが良いとも思っていないのね。あまりにもリスクが高くて、自分や家族だけならその道を行くのも良いにしても、「日本」という国家を動かす場合は私みたいな考えの持ち主だったら「危険極まりない」と思いますもの。
だから減税も積極な投資も良いと思うしやるべきだけれど、「原資はどうするのか」の話がいい加減なのは賛成できず。
でももう日本は「談合」みたいな政治からの脱却も必要なはずで、どうなりますか。
皆さんはどういうふうにこの討論を見て感じたのだろうか。