高市自民党総裁誕生!! 総裁選を振り返って思うこと

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いや~、総裁選ですが本当にドキドキハラハラでした。でも議員票は僅差、地方票は大差で「高市総裁」が誕生。

高市勝利がわかった瞬間、涙が出てきました。涙を流すなんて本当に久しぶりのこと。

ヨメさんに「高市総裁、決まったぞ~」と伝えたらヨメさんも大喜び。息子も同じ。(笑)

ただ高市氏の周りは「敵だらけ」で【前途多難】なんてもんじゃないと思う。あの一強と言われた安倍さんでさえも好きなようには出来なかったわけで、高市氏がどこまでできるのかは疑問。

ただ近年の日本の動きは「民意VS政治家の都合」で、自民党三連敗も「自民党、いい加減にしろ」という民意の結果だと思っているし、高市氏を守り、日本が好転するかどうかは「有権者の行動」に全ては掛かっているのだろうと思う。安倍さんが強かったのも「選挙に勝てる人」だからに他ならない。

小泉氏が勝つ可能性は非常に大きかったですが、もしそうなったらどう私が考えるかですが、実は私は若い頃から保守派で自民党支持で、しかしかつては強かった社会党にしても後の民主党にしても、あるいは共産党でも「人それぞれ考え方はいろいろ」で、各政党はそれぞれ存在意義はあると思っていました。他党は潰れてしまえなんて思ったこともない。

なぜ保守ではなくなった自民党を支持してきたかですが、やっぱり「数は力」であって「外から理想論を吠えてもどうにもならない」、そして自民党議員の中にも「信頼できる議員は多数いた」と思っていて、「解党、離党」が良いと思ったことはなくて、「内部から変化を起こすしか無い」と私は考えていたということ。

ところがですね、もしも今回、小泉氏が総裁となったら、私は生まれて初めて「政党を、それも自民党を敵認定するしかない」と思っていました。つまり「絶対に潰さなければならない政党」という考え方。

また「決選投票」に決まってからの進次郎氏と高市氏の演説ですが、やっぱり進次郎氏はアホで「応援してくれた人たちへのお礼に終始した」と感じた。でも高市氏は「日本を再生するという夢を語った」。この違いはやっぱり大きいと思っていて、「感情論だ」と言えばそれまでですが、「よし、頑張ろう」という【やる気を起こさせる】高市氏にはやっぱり私は惹かれてしまう。

また面白いと思ったのは、決選投票時の演説ですが、進次郎氏は「カンペを読まなかった」けれど、高市氏は「メモを見ながら演説した」という点。

高市総裁となり、これから日本がどうなるかはわからないものの、「小さな望み」を繋ぐことが出来て良かった。首の皮、一枚でどうにか繋がったって感じでしょうか。

しかし高市氏も良く勝てたと思いますわ。

進次郎陣営の「工作」と言っても良いようなことがいろいろあったし、自民党の中枢も「反高市」だし、メディアも同じで足の引っ張り様は半端じゃないと思っていました。

特に酷いと思ったのは「高市支持であろう自民党員を800人以上党員から削除した進次郎氏のお膝元での出来ごと」、そして「自民党員でも20歳未満、党員になって2年未満から投票権を奪う」という明らかに若者に人気がある高市潰しを決めたこと。でもま、本来はそれが決まりで、でも2024年の総裁選ではそれを適用しなかったのに、今回は適用した。

進次郎陣営は党員票も「組織票が多い」わけで、これじゃ危ないと思っていたのですが、どうにか滑り込めてよかった。

私は「財政出動が重要」だと思っていて、財政健全化が無意味とは思わないものの、「勝負どころで金を使わない中途半端なやり方」が日本の成長を妨げたと考えています。それは安倍さんの「アベノミクス三本の矢」も同じで、成長のキッカケがあったのにそれを後押しする財政出動は封印され、それどころか消費税増税をせざるを得なかったのが本当に残念だと思っていました。

とにかく「金を出さない」「増税は重要」と考える財務省のプレッシャー、プロパガンダ、そしてそれに同調する議員、メディアの強さ。これは今後も残るはずで、高市氏はどこまでできるか。でも参政党が躍進したことからも「民意の方向」ははっきりしているわけで、議員も高市総裁の足を引っ張れば「当選できない」状況を国民が作るしか無いと思う。

今頃、財務省は大慌てなんだろうと思う。それは隣国も同様。そして媚中派議員もそうでしょう。

メディアも同じで、これから反高市勢はネチネチと「高市潰し」を始め、それがまた延々と続くのだろうと思うけれど、それを乗り越える力が高市氏にあるか、またその力を十分に与えるだけの民意が醸成されるのかが見もの。

ただし、財政出動、減税にしても、「原資をどうするか」は無視できなくて、国債に頼るだけ、経済成長による増収分を頼るだけというのでは駄目だと思うし、そもそも財政出動をするにしても「誰がどこにどのくらい使うかを決めるのか」が全くわからない。

高市流で言えば、「優秀な方々がいて、それは官僚も同じで、頼りになる人は多い」と言いそうですが、私はそのへんを鵜呑みにできるわけもなく、結構、心配しています。

備忘録として、総裁選の投票時の動画をここに残しておきます。


 

 

 

 

 

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